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2012年 01月 30日
昨日の気温、岩手県盛岡市とか長野県の一部では零下23度とか。信じられないですが、本当なのでしょう。こちらは気温20度を超えていますから、50度にもなる違いですか。この時期日本の気温は一番差が出るのかもしれません。 さて50年後の日本の人口はいまより4千万だか5千万だか減るのだそうです。そして、65才以上が人口の40%を占めるのだそうです。当然だとおもうし、人口がそこまで減る点を除けばほぼそういう状態がこれから50年続くということを教えてもらったのだと思います。人口は長期減少、65才以上の占める割合は長期増加、これが予測なのでしょう。ただ、いまのような不景気とはいえ平和な時代が続くのが前提でしょうが。 わたくしは、ようするに年寄りというか65才以上の人々が考えをあらためれば日本の未来は暗いどころか、明るいと思っています。 日本の若い人たちが考えを根本的に変える前に年寄りが先に根本的に考えを変えないといけない、わたくしはそう思っています。どう変えるのか。すくなくとも70才までは年金は一円ももらえなくてもしかたない、という心構えにかえる。若者に迷惑をかけたくない、というかもう自分のことは自分でやる、お金も国の金を当てにしない年寄りが著しく増えることが望ましい。さもないと、結局は強制的に年金がほとんどゼロの年齢の格上げというか上昇がおきるのでしょう。 それじゃ、どうするか。としよりは必死になって自分の人生は自分で落とし前を付ける人が増えることが望ましい。自分では面倒を見きれない、年金だけが頼りの人はしかたないでしょうが、そうでない人は自前で生きる以外しかたがない。強制的にそうなる前に、自分でその準備をした方がいいと言い換えた方がいいかもしれません。 それじゃ年寄りはどう生き抜くか。まず生活費をお安く生きる。これが第一のプラン。当然です。第二は働く。いまからでも遅くないので、働く場所を探す。さっきテレビ番組で見ていた盆栽の輸出なんて働く場所として非常にいいじゃないかと思います。このあいだ、オランダに行ったときに刀の鍔ですが、江戸時代のもので1箇一億円なんてざらでした。男性とか女性のおしゃれの工芸品、こういう世界なら、若者の邪魔にならないでしょう。陶芸でも磁器でも丁寧で味のある絵は70才過ぎてから描けるといいます。70才越してからしか発揮できない伝統的な味わいは多いので、習い始めるのは遅いが、しかし年齢的な資格は充分です。 伝統産業の輸出は明るい未来があると思います。ただ、その伝統にはあたらしいイノベーションが当然必要なので、年寄りでも頭の固い人はもっと単純作業がいいのかもしれませんが。結局はたらくのは女性になるのかもしれません。でも、どうであれ、年寄りは自前の資金で生きていく覚悟が必要で、いっぽうで子供にお金を残す必要はまったくないので、自分たちで使い切るのなら、女性の平均寿命が90才、男性が84才をいちおう信じて、その年齢まで持つ、資金を蓄えることが必要なのでしょう。政治のほうでも、運良くか悪くか平均寿命よりも長く生きてかつ自己資金ゼロになった老人の世話は国家が見ますと、宣言すれば世の中また一段とあかるくなるでしょう。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-30 21:08
2012年 01月 29日
きょうは朝から一日観光をしました。 天気もよく、気分のとてもよい内容のある観光でした。 家には夜8時過ぎにもどりました。 できるだけ、この時期、見てないところを次々に見ておきたいものです。 きょうは暖かい日で、シャツ一枚で過ごせませました。 内地では日本海側ではまだまだ大雪の時期に申し訳ないことです。 最近たくさん休暇が残っていることをしりました。思い切って消費したいものです。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-29 21:56
2012年 01月 28日
あっというまに時間がたった土曜日でした。 午後から夕方にかけては本部町の桜を見に行きました。一見の価値ありでした。 たぶん今年はあまり良くなかったのでしょう。花がまったく咲いていない木が沢山ありました。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-28 22:55
2012年 01月 27日
高齢になれば癌になる可能性は高まって、90才くらいまでいきれば50%の確率で癌になるといいます。それでかならず死ぬわけではありませんが、高齢になればもっとも身近な死亡原因はやはり癌です。 癌にならないとして、何で死ぬかというと次ぎにくるのが脳疾患でそのつぎが心臓疾患だということです。これらは大きい意味で血管系の病気ですからメタボの病気といってもいいでしょうか。 この次ぎにくるのが肺炎だということは意外に知られていないです。 わたくしも知らなかったのですが、年間約10万人のかたが肺炎で亡くなると言うことです。肺炎は感染症ですから、やはり感染症はいまでも怖い病気なのです。鳥インフルエンザが話題になっていますが、医療は進歩したとはいえ、古典的な感染症を含めて克服されるどころか、あらたな病気すらうまれて来ているとも言えるのです。 あたらしい鳥インフルエンザはひとに感染すると死亡率が50%という記事をみました。ものすごい毒性です。それで米国あたりからテロ予防のために研究論文を発表するなという意見もでているとのことです。しかしいっぽうで発表して治療方法の確立に役立てて欲しいという研究側の意見もあるようです。わたくしなどはどうしても研究者側の意見にちかいのですが、テロという至上課題を出されると抵抗できないのでしょう。 人が死ぬ原因は時代とともに変化するのでしょうが、感染症が上位4位にはいり、それが古典的な肺炎と知ると複雑な気持ちになります。 肺炎で死んでしまうのか、そういう感じです。でも肺炎で死ぬときの体の状態は他にもいろいろ悪化しているのでしょうか。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-27 21:07
2012年 01月 26日
きょうの午後、来客時の雑談ですが、だれがアップルが世界最大企業で純益1兆円になることを10年前に予想しただろうか、と話題になりました。 お客のひとりが、やはりハードじゃなくて、iTuneのようなものを使って音楽を販売し始めたのがおおきいのではないか、というご意見でした。なるほど。 でもわたくしは音楽をiTuneで購入したことがないので、むしろパソコンとつなげて音楽を編集整理するiPodみたいなものを売り始めたことが世界制覇の第一歩だったのかな、などと思ってしまいます。 ずっとMac党だったわたくしとしてはアップルが世界一の企業になったといわれても別に嬉しくもありません。むしろクラウドなるものがわたくしにはさっぱり御利益がないことが不満です。ただ、パソコンをここまで徹底して民生化というのか誰にでも使えるようにしたこのアップルの革新性というのは本当に凄いと思います。そしてなぜソニーがこういう方向で成功できなかったのか、その疑問はずっと持っています。 それで来客との雑談にもどれば、DNAの個人情報はこれからどこまで民生化するか、ということでした。DNAの個人情報がおもしろさでエンターテイメントになれば民生化すると思います。でもまだまだDNA情報は面白さより、真面目さ、深刻さ、難しさに近いかのような印象が強いですね。そのうちはDNA情報のビジネスは小さいものにとどまるのでしょう。 面白い、役に立つ、もしくは愉快、情報で頭の中がスカッとする、こういう風にかわっていけば、DNA個人情報のビジネスは大きくなると思うのです。わたくしはそうなって欲しいとおもいます。 かつてDNA学のすすめという本を書いたのもいつの日にか誰もがDNAに親しむことを期待していました。 それでここから先は雑談で出なかったのですが、DNA情報を楽しむには、まず植物やペットでのDNA情報で社会的な予行演習の期間がいるのではないかとおもいます。 植物やペットや場合によっては家畜での個体の個人情報が面白い、愉快、ためになるという期間があると良いのではないかと思います。そのためには、そういう情報を生みだすことが必要であるにちがいありません。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-26 20:40
2012年 01月 25日
ダルビッシュのファンへの発言、なぜ米国のメジャーに行くのかの説明、感心しました。微温的ないまの日本のプロ野球にだんだん嫌気がさしてきたとのこと。自分が骨身を削って闘おうという相手が、闘う前から「お手柔らかに」とか「本気出さないで」、などといってくるのが、たとえ軽い挨拶のつもりとはいえ、やっていられないとのこと。このままでは自分が駄目になる、と思ったとのこと。その彼の気持ちを理解していた関係者は非常に少なかったのでしょうか。 かれがファンを大切にしているのは自分の本当の気持ちをわかってもらえると思っているのでしょう。だから、日本を去るときに真情を伝える相手に選んだのでしょう。札幌の球場に1万人もいたとのことです。 頂点を目指す若者の本音を聞いた気持ちでした。 願わくば、米国での野球の場が彼にとって、真にやりがいのある場であって欲しいとおもいます。 多くの日本人が、ダルビッシュのファンへの発言をひとつずつ聞いて、この青年を野球以外のことで始めて理解したのではないでしょうか。わたくしもそのひとりでした。 本当は日本がすき、日本でやりたい、でも日本が世界一の野球国でないのなら、米国に行かねばならないのか、そういう状況に自分は追い込まれているのだとの認識、なんとすばらしい自己認識と思いました。 ダルビッシュ青年の顔とか表情とか、挙動とかもののいい方とか、なんだかいろんな事がいっぺんに理解できました。 この取っつきにくくシャイで心優しいでも投手として世界一を目指す青年の未来に栄光あれ、とこころから思いました。 わたくしも遅まきながらダルビッシュ青年のファンになって、米国でのかれの活躍を応援したいと思いました。 岩波書店から新書が一冊送られてきました。かつてわたくしが書いた[細胞から生命が見える]のアンコール版なのだそうです。つまり絶版になっていたのを、もういちど刷ったということでしょう。 どういうつもりで書いたのかもう忘れてしまいましたが、でも生命科学の内容を[縦書き]で説明することにチャレンジしようとしたのでしょうか。 ちらちら読んでみると、あんがい良くかけているじゃない、というのとやはりあの頃の自分だから妥協していないな、いまならもっと妥協して書くけどな、という感想でした。 この場合の妥協とはもちろん読者のことですが。 大学入試とか会社の昇格試験とかそういう試験に使ってもいいかという許可を求める書類はありましたが、もうだいぶ絶版状態でした。だからこの本の存在を忘れていました。わたくしの著書で絶版じゃないのは、もうなにかあるのかなあ、たぶん「生命科学者になるための10か条」くらいじゃないかな。 古びてもないみたいなので、このさいわたくしもある程度購入して、この妥協知らずの時代の縦書き本をちょこっと読んでもらいたい人達に献本しますか、と思いました。でも、ネットというかデジタル版でごく安く読んでもらえたらいまでも需要はあるとおもうんだけれども。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-25 20:58
2012年 01月 24日
博士の学位をとるのにあまり苦労するのは一般論としてあまりいいことではありません。 でもあっくまで一般論です。 いつの間にやらとれたというほど簡単で無くとも、ひどく苦労しないでもなんとか必要な条件をみたすた、つまり学位論文ができて、学位がとれた。そんな感じの人達が多いでしょう。 でもなかには思いの他の苦労をしてしまった、苦労もガッカリするばかりでなんか学問の意欲が失せるくらいの苦労でした、とか指導教授とどんどんうまくいかなくなって、ラボにいられなくなり別のラボにいったりで普通より三年も四年も長くかかったとか。いろいろです。なかにはさらに苦労して、学位には重すぎるテーマでいつまでたってもまとまらず、焦りと困惑、それに怒りともうなにがなんだか分からなくなった日々でしたとか、色々あるものです。 わたくしこのあいだ理研にいるK君が勘定してくれて65人くらいの博士の輩出者がいるのがわかりました。楽々からとんでもない苦労まで、いろいろのケースは知っています。65人は学位がとれたケースでとれなかった人達もすこしながらいます。 でも学位の仕事がノーベル賞受賞の仕事だったというような人物はまだいないような気がします。 マックスペルツ博士の自伝を読むと、かれがみずからに課した博士論文の研究課題がヘモグロビンの結晶解析による三次元構造の決定だったそうです。たしかに、これに答えを得るのには長い時間もかかったし、当時なら解ければノーベル賞級の仕事だったことはたしかです。 そんなテーマをひっさげてやってくる院生がいまわたくしの前に現れたら、わたくしはなんて言うでしょう。 君すごいね、というかそれともちょっと時間がかかるんじゃない、きみ大丈夫というか、博士とってからそれから始めてもいいんじゃない、というかちょっと想像できません。 でも、あんまり苦労しすぎるのもいけないけれど、平均よりも苦労するくらいの方が結局はいいんではないかと思います。 そんなことを今日は感じました。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-24 21:07
2012年 01月 23日
最近肌の保湿というか抗乾燥ということでベタインというものを話題にしました。アミノ酸の誘導体ですね。それできょうはやはり保水性が非常に高いといわれるトレハロースというものを話題にしましょう。トレハロースは糖で、ブドウ糖つまりグルコースが二つつながったものです。蔗糖もつまり砂糖も二つ糖がつながっていますが、トレハロースはかわった結合をしています。細胞がトラブルというか困った状態、逆境にになるとかならずこのトレハロースが沢山作られるので、効能としては何にでも効くといっていいのかもしれません。カビから植物から動物でも昆虫くらいまではトレハロースを自前で作れるのですが、ほ乳類は作れないことになっています。ただトレハロースを分解してブドウ糖にすることはできます。昆虫の血液では血糖として働くそうで分解して栄養源にも変えています。 デンプンからトレハロースをつくるという画期的な製法を生みだした林原のサイトにいくと、いろいろ説明がかいてあります。いま1㎏で300円レベルというのですから、たいへん安い。 トレハロースは乾燥に抵抗する生物体の性質の基を作っています。椎茸とかはトレハロースが多いほどより元に戻りやすいといわれます。 製品としては多様な食品添加物となっているようです。食べ物のみずみずしさをたもつとか食べ物の調理の過程ででるいやな臭いがでないとか。 人間は小腸にトレハロースを分解する酵素があるのですが、比較的ゆっくりなので血糖値があまり上昇しないといわれます。トレハロース自体はあまいことはあまいのです。 わたくしが関心をもったのは、このトレハロースが分裂酵母が逆境になると凄いいきおいで増量するからです。逆境というあいまいな表現をするのも、高温とか、乾燥とか飢餓とか細胞が困るだろうなという条件では必ず非常に増えます。老化の抵抗物質のようにも見えます。合成系はわかってるようですが、案外そうでもないともおもえます。 ヒトの細胞では分裂酵母のばあいのトレハロースに相当するようなものがそもそもあるのか、まだ見つかってないのか分かりません。 トレハロースはこれからいろいろ広く利用されると思いますが、まず生き物の中での働きをしっかり理解することがなによりも大切でしょう。文献をしらべていくと、大切な研究がまだなされてないのに気づきます。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-23 17:08
2012年 01月 22日
いま石にはまってるのです。写真にちょっと出しておきます。これらがある日突然自分のものになった石です。写真ではたんなる石ころに見えるでしょうが、実に個性豊かでして、眺めるだけで楽しんでいたのですが、いまや動かせるものは動かして、あちこちで楽しもうとしています。 最初は迷惑物だったのですがいまや愛玩品となってしまいました。不思議なことです。 ![]() もう一枚写真を出しておきます。残っていたブンタンを全部収穫しました。おおきなものです。ひとつちがうのが混ざっていますが。おおきなサイズをしめすために鷹の爪を1箇置いておきました。余計だったかもしれませんが。大きいうえに美味です。あと最後の里芋おもったより多かったですが写真にはとりませんでした。これで2011年からの収穫はおわりました。 ![]() # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-22 21:28
2012年 01月 21日
自慢するつもりでなく、わたくしは土地持ちです。でも、大都市に住むひとは間違いなく自慢かいやみに聞こえるでしょう。でも、そこで躊躇しないでさらに続けていえば、首都圏のひとが想像すらできないほどの広大な面積の土地持ちです。 でも、わたくしが沖縄に住民票を移すまで平素住んでいた家は猫の額ほどの土地です。この家に投資したお金は相当なものです。しかし、売りにだせばその4分の1かそれ以下の値段でしか売れないでしょう。でも何の不満もありません。住んでるのですから。 セカンドハウスのこの家と土地は、JR西日本の看板通勤電車、新快速が止まる駅から徒歩10分もないのですから、かなり便利な場所に聞こえるでしょう。実際京都駅から電車にのれば30分程度で駅に着いてしまいます。大阪でも60分です。でも、土地の値段は安いのです。わたくしが生きているうちに高くなることはあり得ないでしょう。むしろ下落するかもしれません。利殖としての価値はゼロと思っています。少子化ですし、関西は首都圏みたいに流動性はないし、それにどこにいっても都市の中心以外は、土地は沢山あるのです。 何を言いたいかというと、宅地の広いのをもつのはつまらないですね。建坪率の全部を家に使うのでなければ。でも広い土地をもつのは、非常に精神的にいいものです。この精神的にいいものだというのは、土地をもって始めて分かるのです。たぶん非常にいやみに聞こえるでしょうか。でもこのあいだ購入したこれまでの土地に隣接した千坪ほどの土地など、東京ではどんな小さなマンションも買えない値段なんです。雑種地だし、家は建てられませんが、隣接地ですから、それに税金も微々たるものです。そういうわけで、土地的には地方の時代はとっくに日本では始まっています。首都圏の人達がみたら、実にわずかな資金で広い土地で暮らせて、よい精神状態でいられる、そういう地域が関西ならごろごろしてるのです。ただ、広い土地だと不安でたまらない、という人は日本では多いみたいです。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-21 18:25
2012年 01月 20日
堺屋太一氏が東北大震災の復興に場合によっては裏社会のひとびとの協力が必要だ、といったと言われそれに弁護士活動家が抗議したという記事を見ました。 裏社会、あまり聞かない表現です。やくざという言葉が反社会勢力と同義語になってしまって、ヤクザをポジティブに意味づけることができなくなりました。堺屋氏が裏社会をどのような意味で使ったの、どのような震災時の協力がありえたのか、知りたく思います。 かつては警察官がヤクザの親分の家にいって、家に上がってお茶を飲んで、最近の若い衆はどうしてますかなどとそれとなく探りを入れることが可能だったとのことですが、いまは反社会勢力ということになり、不可能になったとのことです。むかしは、清濁あって、ヤクザだからといって、ひっくるめて全部悪というそういう[差別]は無かったので警察官もかつては刑務所にいたことがある親分でも出所すれば普通人として扱うことができたのでしょうか。しかし、世の中は変わりました。いまは不可能のようです。ヤクザも生きていくすべがなくなり、消えゆく人々なのでしょうか。 裏社会、なんとなく興味をそそられる表現です。生き物は社会のようなものだと思いますが、それに表と裏があるとしたらどう分けるのでしょう。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-20 17:34
2012年 01月 19日
ベタインという商品があります。ネットでは50グラム入りで525円で売られています。 これを買って、手作り化粧品が作れます。薄ければ化粧水や乳液で、濃くするとシャンプーのトリートメントやパーマネント剤とかヘアダイつまり髪の毛の染める液ですね、そんなものに使います。いれるとしっとり感の向上とかべたつきを抑えてつっぱり感を防ぐなどと効能にあります。 何から作るかという、甜菜糖の糖蜜から分離されて精製結晶化されるのです。毛髪、皮膚、粘膜に安全で、酸やアルカリに安定とのことです。排水中では速やかに分解されるので環境に優しいのです。 これはいったい何かというと、アミノ酸の誘導体なのですね。トリメチルグリシンが正式名です。甜菜がビート糖とも言うので、それでベタインと呼ぶと、説明にあります。 グリシンというのは普通のアミノ酸でそれがトリメチル化されたもので、そのことによって保湿性が一挙に高まるのです。生き物は無駄にこういうものを作っているのでなくて、細胞とか生体のつくりが保湿性にとみ、浸透圧変化にも強くなるためにこういう化合物を、環境変化に応じて作っているのです。人の体内にも、かなり沢山あるみたいです。というか、トリメチル化されたアミノ酸はみな似たような保湿性を高めるつまり乾いても保湿性が高いようにするのに役立っているのですね。ですから、そういう性質を利用して化粧品を作るのです。 このベタイン系の化合物、人体や分裂酵母の細胞にもありまして、大きく分ければ長寿系化合物、なんですね。たぶん。ちゃんとやるには、この化合物を作れない細胞を作出してそれで細胞がどうなるかを見るのです。微生物なら簡単ですが、こういう保湿物質を作れない人物を捜すのは並大抵ではありません。 最近、報道では乾燥乾燥とよく出てくるので、思いつきでちょっと書いて見ました。 この化粧水に最近話題のというか論争が激しくなっているレスベラトールをちょっと混ぜて、顔に塗るといいですよとかありますが、それは知りません。 追記 けさはきょうの話題は裏社会でいこうと思っていたのに、すっかり忘れてしまいました。 わたくしもニワトリクラスの記憶男になってしまいました。子供の頃、7才くらいの頃に、ニワトリはちょっとコケッと言うあいだに過去の事はみんな忘れた聞いていたく感心したものです。そんなことが言える大人にです。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-19 14:49
2012年 01月 18日
昨年のノーベル医学生理学賞はロバートエドワーズ博士でした。 試験管ベビーの生みの親でした。 英国からきた近刊のバイオロジストに写真がありました。博士と最初のベビーであるルイーズブラウンさんとのにこやかな写真がありました。もう一枚、博士、ルイーズさんそれにお母さんと、ルイーズさんのお子さんつまり三代の写真がありました。 試験管ベビーを作る技術をIVFと言います。in vitro fertilzationの略です。試験管受精とか試験管発生とか訳せるのでしょう。 最初のベビーは1970年代の後半でした。それがいまやなんと世界中で800万人の人達がIVFのおかげで生まれているのです。国によっては7%の出生がIVFによるというのです。大変な数に思えます。 しかし、カソリックの総本山のバチカンはいまでもこの技術を認めていません。 エドワーズ博士のノーベル賞受賞をまったくふさわしくないと論評しています。 またこの技術を作った博士を個人的に誹謗する人達はかつて多かったのでした。 博士は心から傷ついたと書いてありました。 昨年の博士の受賞の時たまたまその日、夜一緒に晩ご飯をたべたの現役の著名生命科学者でも、ボアリング(退屈)と言っていました。 そうでしょうか。800万人のこども達がいると言うことは、その両親は1600万人です、子供を授かることのできない両親がそれだけいたのです。その人達が恩恵を受けたのです。 博士は、子供は奇跡、一番の喜びと言ってます。親にとってまさにその通りでしょう。 博士は生まれてきた沢山の子ども達とずっと交流していました。 実際、もっともらしい話しですが、ノーベル賞委員会はルイーズさんたちのような子供が正常に次の世代の子供を産んだことをしっかり確認してから博士にノーベル賞を授与する決定をしたと聞きました。 医療への貢献ですから、慎重なうえにも慎重な決定をしたのでしょう。 博士と共同でこのIVFを推進してきたSteptoe博士はとうの昔に亡くなっていました。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-18 20:59
2012年 01月 17日
きょうは何日かぶりに快晴、カラッとした日でした。それに日がのびて、いま6時過ぎでまだ空がかなりあかるく海もまだよく見えます。でもあと10分か15分もすると暗くなるでしょう。 まいにち忙しく、あくせく働いています。頭のほうもけっこう忙しく働かせています。 それで、時間が経つのが早い。 お昼ごはんはもっぱら弁当です。200円、300円、400円とかあって、わたくしはもっぱら200円のです。普通の弁当のハーフサイズでちょうどいいです。100円のそば、というのがありますが、まだ手を出したことはありません。それから、100円とか110円のおにぎりもあります。 それから、週に一回、有名弁当というか500円以上700円くらいするのもあります。最近はわたくしは何も考えずに200円にしています。すぐ食べ終わりますが、でも満足とは言えませんが、これでいいか、という気持ちになります。 ごはんの上におかずが全部乗っているのですし、立派なものです。この200円がたまたま売り切れているとちょっと困ります。300円のを買って、ごはんの半分を食べますが、それでもカロリー的にはすこし多すぎるようです。おかずはどれもあぶらっぽいですからね。 座業のつらさです。それと年をとって、しまって生きるだけのカロリーが微々たるものになってしまって悲しさです。 かさはあっても、カロリーの少ない昼弁がないものか、とおもいます。 タニタでしたか、沖縄でタニタ式昼飯を食べて見たいです。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-17 18:25
2012年 01月 16日
若いときは、おれがわたくしがとおもいがちですが、年をとると自分のやったこともそこそこだけれども、でもたいしたことない、威張るほどのこともない、まともな老人ならそうおもうはずです。まあ、わたくしもその一人です。 ただ、年をとると、学問というのは、自分が思う以上に継承だな、と思わざるをえないのです。 継承というのは先祖がいて、自分がいて、自分の継承者がいる、そういうことです。 どの先祖が一番えらいとか、そういう話題になりがちですが、そうじゃなくて、続いていることに意義があるのですね。それで、結局何が分かってきたのか、それで今後どうなるのか、他の分野との関係は?です。学問には発展をどんどんするのもあればさっぱりしない分野もありますね。どんづまりみたいな分野もあるし、ただただひたすら進歩につぐ進歩をしている分野もある。 どれもこれも特徴がある歴史というか、知的獲得の歴史を作っているのですね。 人間臭い面もありますが、それを全部捨ててしまって、無名性つまり誰が何をやったかわすれて、何が分かったかを時とともに並べていけば、学問は継承なんだということがひしひしと分かってくるのです。 それで今の日本の研究、ちょっと病的な研究者が増えていますね。日本だけではないのかな。 この無名性の学問の系譜のちょうど反対みたいなもの一色に染まっている分野が最近多いですね。詳しく書くと気分が悪くなるので、書きませんが。 しかし、ニュートンとかダーウインとか有名性の学問があるようですが、二百年に一人とかそういうタイムスパンなら一人くらいは名前を憶えてもいいじゃないですか。 日本でも盗人なら石川五右衛門とか相撲取りなら雷電で次が双葉山とか、それくらいの頻度なら名前を憶えますね。あとはまあ続くことに意義があるのですね。結局は。 学問はほっておいても、伸びるところは伸びますが、伸びないところは100年くらい何も進まずに停まっています。でもある時急に進むはずです。進むきっかけは学問がどんなに細々でも継承されているからです。日本語の文献をネットで保存していくのは非常に意義があると思うのです。 そういえば京大の動物でハエを暗黒で飼っていけばどんどん代がかわるにつれ、暗黒でも目の見える子孫というか変異体が生まれるんじゃないかという、テーマをやっていた先生がいましたが、あれ今も誰か継承しているのでしょうか。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-16 21:12
2012年 01月 15日
学問というのは継承なんですよ、といっても若い人は分かったような分からなかったような、表情をたいていします。しかたないですね。日本の学問はまだ歴史が浅い。 明治以来ずいぶん時間が経っているとはいえ、たいした古さではありません。磁石の単位にデバイがありますが、わたくしのお師匠さんの元を三代辿るともうデバイさんになってしまうんですね。わたくしの学生時代の先生は生物物理学の野田春彦先生ですが、先生の先生である水島三一郎先生の先生はデバイ先生こうなります。スイスでの先生は物理学のケレンバーガー先生で、もうひとりのお師匠さんはクルグ先生ですが、かれはれっきとした物理学者ですから、わたくしの先生たちはみな物性系の物理学になっています。学部卒研時の先生は江上不二夫先生だったので、生化学は江上研で学んだものです。遺伝学は自己流に学んだといわざるをえないのかもしれません。でも、スイス時代のエップスタインさんや京大でながらく一緒だった丹羽修身さんがまあ遺伝学のわたくしのお師匠さんです。 こういうかたちで学問の継承を語るのは不可能ですが、でもこれを知っておくとわたくしの学問というか研究の癖は分かるはずです。クルグ先生のお師匠さんはフランシス・クリックとロザリンド・フランクリンですから、わたくしも考えてみるとご先祖さんをたどると、学問の本流のえらいかた達がきら星のようにおるのでした。 でもそんなことを言いたくて、きょうは書き出したのではまったくないのですが、これでもうだいぶ書いてしまいました。 それで、きょう書きたかったのは後日でにまわすことにして、これらの中で誰が一番わたくしに影響を及ぼしたのでしょうか。 影響には色んなものがありますね。こういう人になりたい、ちょっとでも近い人になりたい、そういう影響ですね。 もう一つは、まったく違った方向でして、このえらい人には自分は能力的に絶対なれない、だからこういう方向には自分の将来設計は絶対たてない。そういうかたちですごい影響を与えたかたが一人います。ありがたいことでした。未練無くそういう分野に行きませんでした。 考えてみると、大学の2年の頃でしたか、ある難しい物理の教科書本を10人くらいで輪読した事があります。その10人の中にいたK君の物理というか、物理数学の能力に驚嘆したものでした。 それでわたくしの中にかすかに残っていた、物理と生物学の融合した分野で働きたいという願望が完全に消失した記憶があります。K君に感謝です。 若いときに一流の場所で学びなさい、ということの一つの意義は人生の選択に消去法がしっかり入ってくることです。 こういう人がもういるのなら、自分がその分野にわざわざいくこともなかろう、こういう選択肢は結構大きい要因です。学問の世界で人材がうまい具合に散らばるのもそういうことが原因でしょう。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-15 17:25
2012年 01月 14日
嫉妬と羨望、わたくしはどうもこの区別が分からない、というはなしです。 七つの大罪というのがありますね、あの中に嫉妬がはいっていますね。しかし、その嫉妬の英語はenvyなのですね。envyは日本語では訳は羨望、つまり羨ましいですね。 嫉妬には激しさでは、羨望よりつよいですね。嫉妬には憎む、つまり自分の欲しいものを持っている事からくる憎らしいという感がありますね。羨望、うらやましい、には憎む感がありませんね、ですから、嫉妬はいかん、しかし羨望の感情はいいんじゃないか、とも聞いたことがあります。 嫉妬や羨望が七つの大罪というのがキリスト教かとおもうと、厳しいな、と思わざるを得ません。 他の6つを見ると、傲慢、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲とあります。中世の時代の倫理観とはいえ、傲慢の訳がprideと聞くと、そりゃ困るという人が多いでしょう。 それで、元に戻って、嫉妬と羨望ですが、すばらしいハンサムか美人がいて、同じ年齢の男女が、羨望を感じるか嫉妬を感じるか、まあどっちでも良いと思うのですが、七つの大罪と言われると緊張してしまいます。 若い頃に、すばらしい研究だと褒めそやす皆がほめるのに、わたくしが憮然としていると、柳田君そう嫉妬するなよ、と言われたことがあります。それで憤然としたものです。嫉妬なんてぜんぜんしてない、単にたいした仕事とはおもえないし、外国のえらいさんのところでやった仕事で、本人が得意にしゃべれしゃべるほど、わたくしはしらけたのですが、その表情を嫉妬とえらいボスに言われて、若かったこともあり、やり場のない怒りみたいなものを感じた事があります。 かすかにそんなに賞められるのなら、と羨ましい気持ちはあったかもしれませんが、でもそれも真のうらやましさではなかったでしょう。考えてみると、わたくしは若い頃から、研究面で嫉妬とか羨望とかほとんど感じたことがないような記憶があります。ただ負けず嫌いなので、たいしたことないと思いがちだったことも正直あったでしょう。だいたい、自分のやった仕事は面白くてたまらない、人のやった仕事はあまり面白いと思わないという傾向の人物なのです、わたくしは。でも他人の仕事への批判は大抵正しい(正しかった)のです。ただ、その批判が同じ鋭さでは自分には向かわないのです。でもそれが人間だよ、というのがわたくしの人間観です。 それで、最初に戻れば、嫉妬と羨望、わたくし個人の感情としては、羨望はどんなにもってもなんの問題がない。お金持ち、羨ましい、女性にやたらにもてる、羨ましい、外国語がぺらぺらにしゃべれる、羨ましい、でも嫉妬の感情とは無縁でしょう。 そんなわけですが、辞書を見ると羨望と嫉妬は非常に近い所にあるらしいのです。 それでよく分からん、こう言うことです。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-14 20:43
2012年 01月 13日
わたくしはもう長いこと日本人の新規大学院生を受け入れていません、というか受け入れる資格がなかったのですが、いまひとり外国人の大学院生の指導をしています。 ただ表向きはしていないことになっています。実質的にしているということです。 かなり研究経験のある学生だし、また異なった国での体験もあるのでおとなだし、非常にやりやすいのです。それでも、やはり学生、つまり博士の学位を取得したい若者だし、指導の勘どころはあまりかわらないと言えます。 つまり、理由の無い自信をもちすぎていたら、それは根拠がない、ということを教えてあげる必要があります。逆に理由無く自信がなければ、ちゃんと理由のある自信を持ってもらうべく、わたくしなりに努力します。 結局は自分に対する信頼みたいなものを、きちんと持てるようになると、博士の学位は近くに来ているのです。 その自分に対する自信ですが、やはりあがったり、下がったりを最低三回くらいは繰りかえして欲しいのです。つまり自信を持ったり、失ったり、のサイクルを三回くらいは経験して欲しいのです。 もっと繰りかえしてもなんら問題ありません。自信の失いぱなしはホントに困りますが、でもまあ1年くらいならしかたないこともあります。2年は長いけれども、ぎりぎりまあいいかな、です。でも3年も自信を失いぱなしではちょっとつける薬がなくなります。院生時代はちょっと暗いくらいでちょうど良いので、自信のありなしのサイクルもどちらかと言えば無い方にバランスがいってもしかたないと思っています。 それじゃ、どう自信をつけるかですが、ある日突然に自信がつく人もいるのですが、多くの場合は薄皮がはがれるように不安が消えていくのでいいでしょうね。 自転車に乗ったり泳いだりするのと同じで、研究者としての自信はそういう風にいっぺん身につけばそのレベルなら一生持つのです。 ただ、自信のランクを上げようとするとまた別の努力が必要なのです。 ですから、自信と不安は、まさに努力という持ち上げる力によってぐるぐる回る、スパイラルになっているのです。ずっと上昇スパイラルでいければいいのですが。そうはいきません。 最近は研究費とか論文のアクセプタンスとか、人を使うとか、そういう科学の行為とは違うところでの苦労が増えてきています。このレベルでつぶれてしまう、研究者が多いように見えるのは残念です。特にもう中年とか熟年近くになって破綻してしまうのは残念です。 # by yanagidamitsuhiro | 2012-01-13 18:01
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