2014年 07月 18日

棒蘭のこと

棒蘭ぼうらんという花が咲いてないときには緑の棒状が何本もみえるだけでサボテンかなとおもってしまいます。
今の借家もう3年もすんでいますが一度も咲いたことがありませんでした。
頭のどっかに花が咲かないけれど命を長らえている植物という程度の認識でした。
ただ知っている方がこれは咲いたらきれいですよ、ぼうらんです、いつか咲くといいですねとはいわれてました。
昨年、気を変えて、鉢に入れてみました。というか挿してみました。
そんな風にすると花は咲きませんよ。
そもそも木に取り付いたりするものですから。
といわれましたがほっておいたらなんと花が咲き出しました。

最初のは数週間前、二つ目が帰国して沖縄に戻ってみたら玄関先においてあるところでしっかり咲いていました。写真を撮ってみました。ネットではあまりたくさんでていません。
花だけ見たら、間違いなく蘭です。
とてもきれいな花です。こんな棒みたいな植物にこんなきれいな花を作る能力があるとは。
昔からいわれる造化の妙なのでしょうか。





# by yanagidamitsuhiro | 2014-07-18 00:18
2014年 07月 13日

ワールドカップ決勝戦

ぜんぜん違う話題ですが、ブラジルは3位決定戦にも負けてしまいました。
これでアルゼンチンの決勝戦での結果如何ですが、もしもドイツに負けてしまうと大変だと言うことは分かります。南米サッカーに対する信仰のような気持ちはどこかに消えてしまうかもしれません。
ワールドカップの舞台でアルゼンチンまで無様な負け方をするとちょっとしばらくは南米サッカーは大きな顔が出来なくなります。
日本のようにミーハーで右にも左にもなびく国柄からいえば、バランスをとって欲しいですが、でもみながメッシの真似をしたらまずいとも思います。
決勝戦見る前から悩ましいのですが、わたくしは帰国後にみられるのかどうかたぶん時差ボケを利用してしっかり見られるものと期待しています。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-07-13 16:52
2014年 07月 13日

LMB(分子生物学研究所)50周年

しばらくブログを書く期間があいてしまいました。
ここのところ忙しかったことが原因とはいえちょっと間が長すぎました。この間別に病気もせず機嫌よく日々を送っていたのですが。
いま英国ケンブリッジのあるカレッジの部屋で書いています。
LMBの50周年行事に来てたいへん良かったとおもいました。この前のジュネーブでの50周年とはまた違った意味で自分を見直すいい機会でした。
これでLMBにくることは二度と無いような気がしますが、それでもこのあたらしい機軸の研究所を作って、これからどうなるのか関心を持っただけでもいいでしょう。ただこれがどうなるのか見届けるのはわたくしの年齢では難しいとおもいます。それでも若い人達は沢山いるので期待しましょう。アジアからはほとんど中国系の名前ばかりで日本人はこの研究所でも学生ポスドク層では薄いようでした。
わたくしの見立てではバイテク関係でさらにいっそうの発展があるとおもいました。
免疫抗体系での実績をさらに一段と拡げるものと見ます。
優れたところは基礎も応用もなく興味ある仕事をどんどん展開していて感心します。
このちょっと変な建物もそういう風にみるとぴったりはまっているようにも見えます。




# by yanagidamitsuhiro | 2014-07-13 16:41
2014年 06月 26日

今回のスイス旅行で感じたこと

色々と成果のあったスイス旅行でした。
物価は正直高いし町の治安も段々悪くなりましたが、田舎にいけばのんびり感清潔感安心感は高くて昔とあまりかわりませんでした。
研究面ではどこもグローバル化に強く影響されて、我が道を行くという強い個性の研究者は駆逐されている感はあります。でも進みそうな分野は進んでいるし、研究が沈滞するような気配はありません。また常識が働いているようで、突拍子もないような重点化とか研究費のアンバランスが起きているとも思えません。
ただ全体的に常識的な研究方向が増えているな、という実感をもちました。
しかしながら個人的には非常に稔りのある旅行でした。
会うべき人たちにあって知りたいことが知ることができて、時間をかけつつ協力は共同研究ができそうになりました。
ですから見かけはかわっても従来型のアプローチで人脈を辿ればいいというある意味安心できる結果となりました。

またスイスの喫煙事情についてちょっと面白い記事を見つけました。
下にコピペしておきます。
道理で歩きながらの喫煙者がジュネーブで非常に多かったでした。
女性が非常に多いのでこれはなぜだろうといぶかしく思っていました。

スイス 2012年9月25日(火)
スイス、国民投票で屋内全面禁煙を否決[社会]

スイスで23日に行われた国民投票(レファレンダム)で、レストランなど屋内の公共の場における喫煙を全面的に禁止する案が否決された。BBC電子版などが伝えた。
スイスではレストランにおける喫煙を禁止しているが、各州に「例外措置」を認める権限を与えている。実際、屋内における禁煙を推進しているのはフランス語を公用語とする地域を中心とする8州に限られており、残り18州は事実上、喫煙を容認している。今回の投票は、国民の健康推進を目指すスイス・ラング・リーグが提出した禁煙措置を厳格化すべきとの発議(イニシアチブ)を受けたもので、中道左派政党なども支持を表明していたが、賛成票が反対票を上回ったのはジュネーブ州のみにとどまり、同案は否決された。
現地紙によると一部の州では7割近くが反対に回ったほか、ジュネーブ州でも賛成52%に対して反対48%と僅差だった。喫煙コーナーの設置など全面禁煙の実施に伴う飲食・ホテル業界の負担拡大への懸念が、受動喫煙を憂慮する声を上回る格好となった。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-26 15:21
2014年 06月 17日

痛風予備軍の主因は

朝日新聞にこのような見出しの大岩記者の記事をよんでなるほどね、と思ったので印象等書いてみます。
痛風は腫れて痛いので有名ですが、尿酸の結晶が血管にできると教科書には書いてあります。
痛風になる予備軍は血液中の尿酸値がたかい、高尿酸血症というのだそうです。防衛医大の松尾医師達の研究によると、高尿酸血症だった約千人のうち29%は遺伝子の変異が主な原因で、肥満(19%)や大量飲酒(15%)よりも影響が大きかったという結果なのだそうです。
遺伝子変異があったのは「ABCG2」という遺伝子で、変異があると尿酸を体の外へ出す量が通常より25~75%減るのだそうです。
わたくしはこの部分が興味深く思えました。

つまり尿酸が体内に溜まりやすくなる遺伝的素質になるのですが。そもそも尿酸のことを我々の体は無駄なものとは扱ってないようなのです。
むしろ、もったいない、ということで何度も何度も尿にでないように再吸収しているらしい。
じつは再吸収は我々のからだがかなり熱心にやることです。
いっときはやった、もったいないです。
なんで尿酸みたいなものがもったいないのか。
論文などによると、尿酸は体内で抗酸化作用があるというのです。
有毒な酸化ストレス物を減少させる作用があると。
見方をかえると、もったいない作用の体質を持ちすぎると、痛風になりやすいとも言えます。
この遺伝的素因の人達はその尿酸を外へ排出する作用が弱くなってしまったと言うことららしいです。この場合は、排出作用が弱まると、痛風になりやすい。
酸化ストレスによって早く老化するか、それとも少しでも老化を遅らせるのだけれども痛風になりやすい。
まあ、人生はこんなものかもしれないという教訓を得ることも可能かもしれません。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-17 13:48
2014年 06月 13日

神戸CDB、どこへ行く?

今朝はワールドカップ初戦、ブラジルークロアチア戦を見ながら、iPadで朝日新聞の紙面版をみました。
ブラジルは3−1でクロアチアに快勝、個々にはかなりの接戦でしたが終わってみれば完勝でした。ネイマールガ2得点ですから開催地のブラジル国民には気持ちが最高に良い一勝でしょう。

いっぽう神戸のCDBですが、極めて厳しい外部委員会の意見がでました。小保方氏にはもっとも厳しい処分をするように、そしてCDB本体には解体しなさい、なるべく今年中に、との勧告。そして内部運営に対して秘密性が高く、きわめてずさんと言う批判が突きつけられました。

CDBの即時解体ともとれますから、腰が抜けるくらいおどろくくらいの反応だとCDBにはまだまだ見込みがあるとおもうのですが。
冷静に受けとめられるのなら、外部改革委員会の批判が当たっているのか、と思ってしまいます。
わたくしも小保方氏の研究への箝口令とか聞きますと、それは非常にまずいとおもいました。
でもいまや最近の研究機関、国の大型経費を受け入れているところはどこも秘密、秘密、ではないですか。基本が秘密になればろくなことはない、常識です。たぶん、小保方論文は常軌を逸した秘密性があったのかもしれません。それに論文発表時の報道との会見でいまからみれば笹井氏の「暴走」ともとれるいくつかの発言があった。これが氏にとっても最大の失策であり、CDBにとっても一事が万事、その後厳しい批判の眼で見られる端緒となったのでした。
これで一般でも研究発表の馬鹿騒ぎがなくなって静かで良くなるとは思います。
ただ今回、内部への厳しい眼がそそがれ外部から、解体をつきつけられた、CDBの今後はどうなるかです。

ともあれ、外部の委員はCDBとはこれまで関係が無かった人達ですから、そういう人達が内部の状況を理解したうえでの批判ですから、わたくしとしては素直にその批判は内部をしれば同様な感想を持つものだろうと想像したいです。
そうでないのなら、CDB関係者は部分的にでも全面的にでもただちに反論をすればいいでしょう。

委員の構成をみると、委員長のかたは工学部の生産系のひとらしい。研究管理職を長年やっておられるベテランのようです。委員の中では、塩見東大教授は名前は知っています。このかたがCDBの研究内容を一番よく理解出来る立場なのでしょうか。理研本体には漠然とした批判は書いてあるようですが、具体的な個々の人々への批判は書かれていないとかなです。CDBには自立性が高く、和光本体は口を出せなかったという感じです。本当でしょうか。
これから先、CDBはどう対応するのか、注視したいです。CDBよ、どこへ行くです。
応援したいですが、どこへ行こうとするのか分からなければ応援のしようもない。

CDBはたしかCenter for Developmental Biologyとか思っていましたが、最近の報道では、理研再生センターというのが多くなってきました。これも世の流れなのか。でも日本がこの世界の潮流でガラパゴス化する可能性は相当あると聞きます。要注意です。




# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-13 08:06
2014年 06月 10日

NHK報道 世界最高齢 男性は埼玉の111歳・百井さん

タイミング良く、以下のようなニュース6月10日 5時00分を見ました。
男女とも日本人が世界最高年齢だそうです。以下にそのままだします。

男性の世界最高齢とされていた111歳のアメリカ在住の男性が8日、亡くなり、長寿について研究しているアメリカの団体によりますと、この男性より1日遅く生まれた、埼玉県さいたま市の百井盛さんが、男性の世界最高齢になります。

ギネス世界記録などによりますと、男性の世界最高齢に認定されていたアレクサンダー・イミックさん、111歳が8日朝、ニューヨークの高齢者施設で亡くなったということです。
長寿について研究している、アメリカの「老年学研究グループ」によりますと、イミックさんが亡くなったことで、男性の世界最高齢はイミックさんより1日遅い、明治36年2月5日に生まれた、さいたま市の111歳、百井盛さんになります。
百井さんは福島県出身の元教員で、埼玉県に移り住んだあとも高校の校長を務めるなどし、その功績が認められて、瑞宝小綬章を受章しています。
去年9月に、さいたま市の清水市長が国内の男性最高齢を祝うため、療養先である都内の病院を訪問した際、百井さんは「大変、名誉なことです。体に格別悪いところもありません」と話していました。
ギネス世界記録は、百井さんが男性の世界最高齢になるかどうか確認作業を進めています。
男女を合わせた世界最高齢は、大阪市の116歳、大川ミサヲさんで、百井さんが男性の世界最高齢に認定されれば、男女それぞれの世界最高齢が日本人となります。

ということでした。
日本国の最高の誇りというふうに政治家や医師がおもうかどうか、そのあたりじっと見てみたいです。
ニュースの素が海外からということからも、日本の報道もこういうことにはほとんど関心がなく、ああそうか、という事なのでしょう。
世界最高齢ですよ。女性も男性も。本当にすごい国にわたくしたちは住んでいるとおもいます。

世界2位から10位くらいまでみんな日本人になるような国づくりをしてはいけないのかな?



# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-10 05:29
2014年 06月 09日

あれっ? 高齢者医療ユニットってなんですか

きょうは京大病院で定期の診断を受けました。なにも変化なしだったのですが、変化があったのが診察をうける診療科で、新しい紙がついてきて、そこには高齢者医療ユニットとあります。老年科は無くなったようです。
受付のひとに京大病院であとユニットという名前のついた診療科って他にありますか?と聞くと、首をかしげてないですねえ、との返事。
なんかこれ変な名前です。
医師サイドの意見の診療科で、患者側からの診療科の名前ではあきらかにない。
老年科も高齢者医療も同じだろうと言われるかもしれませんが、患者側からみたら下に聞いたことのないユニットというのがついてこれが京大病院で唯一と聞くとますます不審の念がもちあがります。
医療ユニット、なんか研究組織みたいですね。医師がチームでも作るんですか?と受けつけにしつこく聞いても、さあ、という返事。
たぶん病院の上の方のひとが患者目線をすっかりわすれて医師の自己満足につけたのでしょう。
老年医療はこれから非常に大事なのに、実質性のない、身の入らないユニットをつくっても患者は嫌がって来なくなるかも。案外それがねらいかも。どうも老年医療は京大はやりたくないらしい。
患者の半分が老年層だから、京大病院そのものが老年病院だとうそぶく偉いさんもいるのかもしれません。
そんなんで、人間の老化なんて絶対わかりませんよ、いわんや老年医療は駄目になるでしょう。

これは後でばちが当たります。
なおわたくしの主治医はなにもかわりません、いつもと同じように始まって終わりました。ですから診療科の内部、部屋の中は老年科の雰囲気でした。この点は安心しました。
どんな風に高齢者医療ユニットになるのか、折々に報告しましょう。


# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-09 20:56
2014年 06月 07日

研究への意慾

このブログでときおりわたくしがぼやいているのは研究が忙しすぎるというか、働きすぎというか、そちらのほうの生活がかなりきついのです。
それでどうも研究そのものを最近書かなくなりました。
ブログのほうは生活のなかで息抜き時間になってしまいました。
この理研スタップ事件などもそういう面があるのです。正直。
だから、いいかげんとか無責任とかじゃないのですが。
研究そのもののほうは義務的な仕事も多くて、なかなか息抜きの時間がとりにくいのです。
というかほとんどとれません。
これはちょっとわたくしの人生では大誤算というべきかもしれません。こういうはずではなかったと感じる事が最近多いです。
とはいえ、研究意慾は自分でおどろくばかりに高いので、まあいいか、しょうがないか、こんな風に感じています。
新知見も次々に得られて応接していくだけでも大変です。

もうこの年なので、研究のことで、自分に嘘をつくことはまったくできません。自分を誤魔化すこともできない、このあたり本当はちょっとつらいのですが、しかたありません。

6月は後半にスイスにいきます。旧友達にあえるので楽しみです。
7月には英国に行きます。
8月末から9月にかけてパリに行きます。
晩秋には台北に行きます。
これだけいろんな話を聞き、そして講演旅行をすれば自分のいまの研究の立ち位置について自分なりの結論がおろせるでしょう。
なんか自分が40代になった頃と似ているとおもっているのですが、これは自分だけの感覚かもしれません。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-06-07 21:56
2014年 05月 31日

どうなる博士取得者

わかい研究者たちはこれからどうなっちゃうのでしょうか?よく話題になるし、またよく聞かれる質問です。
わたくしは生物系というか生命科学系の人間なので物理や化学などの若い研究者の将来は日本でどうなっているのかわかりません。
生命系ではあまりかんばしい将来を考えるのは正直難しいでしょう。
研究者はだれだって好きこのんで苛烈な競争におかれるような環境を好むはずがありません。
だれもが落ち着いてやりたい研究をしたいと願うものです。それが3年、よくても5年で職が無くなり、次がみつかるかどうか分からなかったら不安だし毎日が楽しいはずがありません。
そういう分野にどうしても行きたいと願う若者が減るのは当然でしょう。

いったいなぜどうしてこのようなトレンド(流れ)の研究社会環境になったのでしょうか。誰かが意図して計画したわけでなくせいぜい「健全な競争のもとにおける生命科学の発展」を企図して研究者つまり学位取得者を増やす行政計画が立てられたわけです。
そのこと自体悪いはずがありません。
ただ、分からなかったのは日本社会全体として博士取得者を喜んで職場の中に入れようとする部分がほとんど増えなかったという経過というか結果により職にあぶれてしまった博士取得者が増えてしまったわけです。
どれぐらいあぶれているのか、正確な数は知りません。でも一人となれば弱いですから、声をあげることもなく静かに消えていったのかもしれません。しかしそれほどひどい統計数は実は出て来ないのかもしれません。みかけ就職率は悪くないかもしれません。
しかし満足しているかどうか、聞けば大多数のポスドクはかなり不満な環境にいると感じてるのでしょう。わたくしはそう感じています。
これがそうなら、とてもつらく感じる事実です。
先が明るくない、現状も楽しくない状況が30代半ばでもつづき、それが40代半ばになっても延々続いていたら、どう感じるでしょう。国家としても沢山の予算を使い、博士号取得者という貴重な人材を作ったはずなのに、まったくもったいないし、行政的失敗ともなります。
わたくしはいまや博士号所得者の一斉調査をするべきでし、しなければいけないと思うのです。
行政的に予算をだして、対面インタビューを含めしっかりした大規模な調査をするべきだとおもうのです。もしかしたら、もうしているのかもしれません。ただ学会などでなく、政府機関のようにより社会的要請を強く感じる行政機構にしっかり調査してもらいたいのです。
調査の結果もしっかり公表してほしい。
公表される内容を知ることが、これからの科学教育の行政の基礎となるに違いありません。

医学教育の結果である医師については社会的関心も高く、また医師達がつねに多数の一般国民と日常的に接しているのでとても分かりやすい。
しかし博士取得者は学校、大学、大学院、さらにポスドクと10代後半から30才まで長期にわたって学究的な生活をおくっていますが、時が経つにつれ、社会との接点が低くなっている傾向もあり,あまり社会に知られてない人々とも言えます。
まだ若いうちにぜひ社会にとって有為な職業人になれるような再トレーニングを行うことも含めて考えねばならない状況になっていると思います。
ひと言でいって、本人にとっても社会にとっても無為な生活をいつまでも続けるべきではないのです。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-31 18:26
2014年 05月 19日

わたくしの前歯

このあいだの下関での写真、嬉しそうなのはいいのですが、前歯が随分すけてますね。
一本歯が抜けたのではありません。子どもの頃から空いているのです。
ただ加齢ですこし拡がってるような気がします。
すきっ歯と子どもの頃にからかわれたり馬鹿にされましたが、生活には困りません。
食事もおいしく食べられます。
自分では平素忘れています。
このあいだ歯の治療をしたら、まだ歯が27本あるとのこと。
すごいもんです。信じられません。
さらに乳歯が一本、永久歯の下に隠れているのです。
X線撮らないと分かりませんが。
永久歯に生え替わることはまさかないでしょうね。

それにこのすきっ歯は死ぬまでこのままなのでしょうか。
歯を診てくれた方はどちらかが先に駄目になるかもと。
理由は下の歯とぶつかって段々弱くなってしまうかもと。

火事で焼死体になっても家族はすぐ分かるからいいこともあるとはおもっていましたが、いつかは抜けてしまうのかとおもうと、強い愛着がわきます。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-19 10:51
2014年 05月 18日

捏造者の素顔

わたくしは数人ですが、いわゆる研究不正をした人たちを知っています。同一のラボではなかったのですが、でも折々に会って自分では親しい友人かもしくは学会での長年の仲間、そんな風に思っていました。もっと浅いつきあいの人たちもいました。
そうじて感じのよい人たちで周りのひとびともおおむねそう思っていたにちがいありません。
研究者としてはそれなりに目立っており、もしくはその分野では国内的には著名だったといってもいいでしょう。
なかには感じのあまり良くない人たちもいました。特にある人の場合には論文を読んだ瞬間からいやだな、と思いました。データがきれいすぎて、自然なデータの感じがしない。しかもどこかで聞いたストリー、なんと自分たちの作ってきたストリーによく似ているじゃないか、でもホントかな。そういう感じです。この場合は研究不正と確立してませんから、これ以上は書きにくいのですが。でも多くの研究者が自分の研究に極めて近いと、なんだか変だぞと思いだす論文はおりおりにあるものです。疑念はそこまで止まりの場合もあるし、学会であって話をしようとすると、避けられたりして,釈然としないことはあるものです。でも大半は疑念はそこまでです。不正を発見するのはなかなか大変でした。というか思い過ごしの場合も多々あるでしょう。
あるていど昔のはなしですから、いまのようなデジタル画像の改ざん操作とか既に存在するデータや記述のコピペとかでなく。データはまさに捏造つまり言葉は悪いのですが、でっち上げデータですから、今の時代とはだいぶ異なります。
そういう事で昔の話と聞いて欲しいのですが、そうじて研究不正者は感じがよい、研究社会のよき市民と思えたものです。
ですから、不正者の発見はおおむねラボ内で起きたものです。そういうことを聞いても「まさか」と思うのはつまり本人の「裏」を知りうる機会はラボ内や極めて近傍の人たちでないと無理なケースが多いのです。研究不正は粗暴犯でありませんし、その一点を除けば生活的に破綻してない場合が多いのです。
しかし、ラボ内でかなりそばにいれば、なんだか変だぞと思うような機会があるのです。
わたくしはそういうラボ内で同僚の不正を発見した人から話を聞いたことがあります。
すんでから随分時間が経っていたので、そのひとも冷静客観的に話してくれましたが、そのときは非常な葛藤があったことは間違いありません。
最初は「まさか、まさか、で始まり、この人はこういう人だったのかという驚愕と同時に底知れない恐ろしさというか人間そのものに対する恐怖を感じた」ということでした。本人に不正行為を知っていることを直接伝えても、まったく表情を変えずに言下に否定された時以降は、自分がもしかしたらまちがいだったのではないかと何度も何度も証拠をおもいおこし、反芻をしたと聞きます。
こんな事を書いたのも研究者の素顔が分かるのはラボ内だけです。当たり前のことです。
しかし、捏造者を発見してかれらの素顔に触れる機会があった研究者などはあくまでも少数でしょう。
だれもがラボ内の人々の素顔は知っているつもりです。しかし、その好感の持てる研究者が実は捏造者ではないか、と疑いを持ち出し、かつその証拠をみずからつかむにいたる研究者などかつては大変すくなかったものです。

研究のデジタル化と研究者の生活が非常に不安になり、研究不正は非常に増えたと聞きます。
不正自体が極めて粗雑になってきたこともあるのかもしれません。ある大学では文系学生のほぼ全部がコピペレポートの経験者とか聞いたことあります。
いまや研究の世界で、推定では二桁場合によっては三桁増えたと主張する人たちもいます。
わたくしには分かりません。
ただ現今の研究不正の大半が研究室外でネット上で発見されていることが特徴です。
論文自体からは、不正者の素顔はわからずに、不正の動かせない証拠が発見されるというケースが大半となりました。

それで多くの研究者や関係者は不正者の素顔をおもい浮かべることが難しいのです。経験もありません。
99%の日常生活は普通で1%の残りで研究不正をするようなひとたちは、隠れて飲酒をしたり違法な麻薬やドラッグに接するひとたちとどこか類似しているのかもしれません。場合によって習慣的でなく人生のある時期わずか数回接する程度のひとたちも含まれているのかもしれません。
捏造者の素顔は、人間の多様性そのものであるだろうと、想像します。





# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-18 11:46
2014年 05月 17日

なんとかDNA解析ができないものか

今朝の時事通信の報道で興味をそそられる記事をみました。

 メキシコ・ユカタン半島東部の水がたまった洞窟の底から1万3000~1万2000年前の少女の頭骨などの化石を発見したと、同国や米国などの研究チームが16日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 細胞に含まれる小器官ミトコンドリアのDNAを抽出して解析した結果、現代の北米先住民に多いタイプと判明。2万6000~1万8000年前に北東アジアから当時地続きのベーリング海を北米大陸に渡り、海岸沿いに南下した祖先の一人と考えられるという。
 化石の少女は死亡当時15~16歳で、身長約150センチと推定された。頭骨以外の骨格までほぼそろっているのは珍しいという。
 洞窟は石灰岩質の地下に大きく広がって水がたまっており、熟練したダイバーでないと入れない。近くでは動物の化石も多数見つかり、この洞窟は昔は落とし穴のような形になっていて人間や動物が落ちたと考えられるという。

沖縄本島南東部で見つかった港川人のほぼ完全といわれる人骨は1万8000年前といわれ、同様に石灰岩からなる洞窟から見つかっています。違いはこの記事ではDNA解析までしていることです。それでどのような人物であったかについて推定ができています。
港川人のみならず、最近また見つかったガンがラーの谷の人骨とか石垣島で見つかった骨すべて一万5千年前程度であります。ガンガラーの谷では骨以外に装飾品もみつかっています。
なんとかDNA解析ができないものでしょうか。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-17 08:46
2014年 05月 16日

人生初めての似顔絵を描いてもらう

したの写真、この写真を撮った20分前にはしらない人との握手です。無二の親友みたいですが、わたくしと同年の方です。下関の市場でしばらく一人になったときに似顔をかくおじさんをみたら、なんだか同輩みたいでなつかしく、何年うまれですか?と聞いたらなんとどんぴしゃり同年生まれでした。
それでついつい人生で初めて似顔絵なるものを描いてもらいました。
その後の、握手したときに次男が戻ってきてぱちりと写真一枚。
われながら実に楽しそうで、アップしたくなりました。



# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-16 16:38
2014年 05月 16日

インド総選挙の結果など

インドの総選挙で野党の人民党が勝ったそうです。にわかにはこれからどうなるかわかりませんが長年の与党である国民会議派が完敗したそうなのでそちらに注目するのがいいのかもしれません。
人民党は伝統的なインドの価値を大事にするといいますが一方で左翼系とも連携してきているので、これから注目したいです。

そういえば最近イスラエルの首相が訪日していました。日本の報道も相当に時間をかけてインタビューをしていてわたくしもしばらく見ていました。イスラエルは米国の方針にすっかり失望して友国を探しているようです。日本はそれよりもイスラエルの科学技術、特に技術面でのポテンシャルに関心を持つようになったようです。それ自体は大変よいことだとおもいます。
小さな国ですが、情報の塊のような国です。日本とは本来相性がいいはずの国です。

集団的自衛のはなしですね。あまり触れたくないのは表向きの話はわかるし、それでいいとおもうのですが、でも運用でどうなるのか、そのあたりがわかりにくい。ただ、現在は中国との関係がどんどん悪くなっているので、政府のおもうとおりになりやすい状況のことは確かです。
こんごも益々悪化する可能性が大なのかもしれませんが、いっぽうでこれ以上悪化するのを止めることも大切でしょう。時代に流されずに日本独自の視点での解決策を持った上での、米国との集団的自衛に向かってほしいです。
中国は面子を非常に大切にするので,逆に言えばいま中国の面子はみかけ侵略的に見えること以外になにかあるのかどうか識者に教えてもらいたいです。ないのならしかたないのですが。そこまでパワーハングリーの国なのかとおもうとガッカリするのですが。

そういえば、昨日は大阪の中之島で地球環境についての会合に出席しました。久しぶりにいろいろと知恵と知識が脳みそのどこか平素使わないところに入ったので、どっと疲れて昨夜は実によく寝ました。


# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-16 16:29
2014年 05月 03日

追記 そろそろ

この小保方論文問題を巨視的にみる若手の研究者があまりいないらしいことにわたくしは強くいぶかしく持っています。話題になっている阪大や東大での論文捏造状況とはずいぶん性格が違うのです。

このSTAP現象かSTAP細胞かはいい方次第ですが、論文発表の遙か前から理研は国際特許を取得するべく動いていたのです。だから研究は極秘に行われて、他の研究者の批判や検討の対象にもなりませんでした。論文著者は日米の大物がずらっと並んで、発表時には理研の総力結集の成果というかたちでした。
発表時の記者会見も大変なドラマとして行われたのでした。だからこそ国民レベルでのニュースにもなったのでした。

こんなすごいセレモニーをやったのは、小保方氏のペテン的データにだまされたのが原因でしょうか?理研は被害者なのでしょうか。
もちろん小保方氏の論文がすべてうそっぱちであるという仮定にもとずいての話しではありますが。
理研組織がこの小保方氏グループのの研究に深々と介入していたとみるほうが事実に近いでしょう。

わたくしはこれだけ言えば小保方さんのこの論文事件は、彼女もその一人であった、理研組織が作り上げたtものであるとみなすに、充分だと思うのです。でも、これがまったく通じない日本の若者が研究世界では非常に多くなり現状では多数派ではないかと思えるのです。

それでわたくしも疲れました。そろそろこの事件の議論は辞める時期にきたかな、と思いだしています。
なおあえていえば、わたくしこれでも非常に遠慮して書いています。ほんとはもっと切れ味するどく書きたいのですが、まあやはり遠慮して、2割くらいでやめています。
現状ではこの問題をとりあえず決着できるのは理研ですので、理研の結論を聞きたいです。



# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-03 01:21
2014年 05月 02日

フェアーな競争とフェアーな選択

連休中に大津に戻ってとおもい、いま那覇の空港にいます。畑の手入れもしてと楽しい計画をしています。
冬のあいだ頑張っていたいくつかの論文も煮詰まってきてin pressになってきたのも増えて気分はいいです。
気が晴れないのが編集をしているGtC誌の投稿数の激減の問題です。どこまで深刻になるのかもうすこし時間をかけてみなくては。消費税増税の買い控えというのはこんな感じなのかな。ともあれ論文投稿ヤーイと叫びたい感じ。だからといってレベルを値切ることは出来ませんし。

匿名のひとたちとの対話はやはりわたくしの場合不可能だと分かりました。あくまでもわたくしの場合ですが。
ツイートで名前をだして反論というか意見をいってくる中川さんにはなにか返事をしなくてはとおもっていました。ただ、小保方論文に甘くして放置したり許したりすれば、それはフェアーな競争感を著しく阻害するというような議論でしたでしょうか。ニュアンスはちょっと違うかもしれません。
わたくしはジョブを獲得するのにフェアーな競争というのはあり得ないとおもっていました。
ただ、公正フェアーな選択セレクションをすべきだとは思います。
研究者間の競争というのはどういうものなのでしょう。10人にひとり研究費もしくはジョブが得られるとして、その10人間に公平な競争をさせるというのは無理でしょう。でも選択過程が説明可能ならフェアーであるかどうかは議論出来ます。
ある人事をやるときに、研究分野をみたらその狭さ広さで競争の範囲がおのずと決まるし、年齢とか性別とかが記載されていれば、もうそれだけで選別方向は相当定まってしまいます。
小保方氏がいかなる有利な選択過程をへたかはぜひ検証してほしい。
彼女の論文に不正があるということに理研が決めるのならば、それに対応して事を進めればいいのでしょう。ただ、今となっては、彼女が全ての罪をかぶるのがある人達にとって一番のありがたい決着になるということは気にならないのでしょうかね。あれとこれは、分けて考えろといわれても、それこそが組織温存のときにでるかけ声のロジックですからね。
理研の判断を待つ以外に周りの出来ることはないでしょう。いまのところ。
小保方さんの処分が甘いと、それが公平な競争感を阻害するというロジックわたくしにはわかりません。甘いかきついかは、誰が決めるのでしょう。理研しか決めれないのです。
理研が調査して決める事ですから。判断がでてから皆さんお考えになったらどうでしょう。
わたくしはなんの決定権もない一人の人間の感想とか判断を言っているだけです。
ひとことで言えば、見かけ甘い処分のほうが将来の理研にはベターだろうというわたくしの今の感想は変わりません。しかし大した事ではありません。理研がノーといっても、所詮小保方さんはあちこちから引っ張られてどこかに職を得ていくでしょうし。

# by yanagidamitsuhiro | 2014-05-02 17:04
2014年 04月 20日

百年を十年にしても、さて?さて?という感じです。

昨日は親族に慶事があり横浜に日帰りで行きました。雑誌と週刊誌を買ってみました。理研の小保方さん問題について特集的な記事を並べていたからです。こういう特集ものがあるというのは、よく売れるからなのでしょう。みなさん関心、興味があるからでしょう。当然、出版側もうれるからには毎週記事を作る、そういうことになるのでしょう。
記事の多くは途中で読むのが嫌になったものが多かったでした。特にコメントを寄せる人達のコメントの内容が無益無害どころか有害有毒としかいいようのない歪曲性にみちていると感じざるをえないのが多くてうんざりしました。報道現場からの記事がかなりまともなのに、その最後にでてくる有識者の意見が現場をしらないもしくはそもそも科学研究の現場にたったことがなくてどこかで教授と名のつくポジションに理由もなくついたのか、と言いたくなるようなものなのでガッカリです。

一般のかた達も記事をいくらよんでもさっぱりわからないという印象でしょう。もちろんわたくしも同じです。問題はあまりに多岐にわたってしまい、登場する人々も多彩ですから焦点をあわせないと。しかもひとつひとつ論じないと。面倒だし、くたびれます。
このあいだの笹井さんの長時間の記者会見で,研究者のわりあい多くの人々が強い関心は失ったのではないか、とも思われます。理由は氏の説明がそれなりに達意で、氏がしかも副センター長であり、今後の展開に良心的に振る舞うだろう、だから今後は報道をきけば推移もわかるし、たぶん穏当な極端でない結末を迎えるのだろう、こんな風に研究者の多くは考えるものです。
でも、これはそうあって欲しいという気分ですから、これまで混沌だったのが、すこし見えて分かるようになっただけに過ぎません。しかし、みなさんわたくしもですが多忙な日々を送っているので、極端なことにならなければ外部にいる人間としては忘れたくなるくらい、はっきりしない情報の過剰な噴出でした。
しかし、STAP細胞はそもそもあるのか、そこに三段階があるといわれ、STAP現象、STAP細胞1,2段階とかです。検証がおこなわれていますが、容易に決着がつくとはおもえません。
小保方氏は研究不正をしたのか、これには不正をしたのは自明の理なのでいまさら論議はいらないという完全有罪派から、濃淡の差はあれ現状では有罪とは言えない、否定派があります。それに小保方ファンが非常に増えて、あの記者会見をきけば充分だという意見も世の中には沢山あるようです。とはいえ、なんらかの決着がいろいろなレベルでつくでしょう。
わたくしは、最近傍にいてふかく関わる笹井さんの判断をとりあえず頭に入れました。当事者にちかいのだから危ないのですが、でも彼の説明が一番頭に入りました。
Thesis (学位請求提出論文)中には未発表データはかなり多数含まれますので、それらのうちのどれかが後年になって発表論文に使われることはよくあることです。ただそれが本来の内容とは関係のない誤った使われたと聞けばうんざりします。もういい、聞きたくないという気分です。ただ、正しいデータはご本人により提出されていることも付記すべきでしょう。

理研はどうなるのか、どうすべきか。これが一番むずかしく大きい問題なのでしょう。わたくしはいまや関心を持ちたくありません。内部にいる研究リーダーはいちようにおとなしく、それで、でてきてしゃべるとずっこける人がおおく、もう関心は時間の無駄になるのでいっさい持ちたくない気分です。
STAP細胞にかぎらず、この間ずいぶんわたくしよりは百倍も千倍も知識をもってるであろう専門のひとたちと話をしましたが、首をかしげるほどに話が原始的になったりで、もういいです、この類の話は聞きたくないです。ついでにいえばiPS細胞の研究についても同様な感覚を持つことがありますが、素人のたわごとと受けとめられるでしょう。
このあたりが正直な所です。
百年河清を待つ、の大げさな百年を十年にしても、さて?さて?という感じです。日本の科学はいったいどうなっていくのでしょうね。





# by yanagidamitsuhiro | 2014-04-20 09:22


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