2016年 12月 14日

カジノ論議のまえに

参議院でいわゆるカジノ法案が可決されたとのことです。統合型リゾートIRという休暇的な場所にカジノがあるというイメージでリゾートのほうで賛成している議員もかなりいるのかもしれません。
カジノと聞くと、これまではわたくしはパチンコをどこか類似したものとして思い浮かべました。これからは、かつて見たことがある外国の正統カジノ、メルボルンだったかそして香港の隣町マカオのカジノを思い浮かべることになるのでしょうか。しかし、行ったもののどちらでも何もしなかったので、ということでカジノ経験ゼロですので何も言えません。ただ場内の雰囲気はすこし憶えてます。健全そうな高齢者ばかりで面白そうには見えませんでした。高額を賭ける人達はたぶん別室でするのでしょう。
若ければいっぺんくらいやって見たくなったかもしれませんが、ルールも分からないのでたぶんやる気はおこらなかったとおもいます。マカオでは巨大なカジノビルが沢山建っていて、その一つの中を見学したのですが、ほとんど中国人でした。
日本ではどうなるか、それなりにお客が集まって、それなりに賭博中毒者を生み出すにちがいありません。だからといって、まだ一つもできてないカジノを責めても仕方ないでしょう。
それよりもパチンコ店にもっともっと社会は関心を持った方がいいでしょう。
わたくしが沖縄で住むところは村ですから、というかパチンコ店はありません。隣町の石川というかつて独立の市でいまはうるま市の一部に愛好家はいきます。伝聞なのでいくそうですと言っておきます。
小さな町ですが、パチンコ店はなんと三つもあります。中に入ったことはありませんが、駐車場の車の台数をみたら週末は朝から相当数の車がいます。
タクシーの運転手さんの情報しかありませんが、恩納村からもバスとタクシーを乗り継いでいくひとがかなりいるそうです。沖縄の自動車運転率は極めて高いので、人気が高いことが理解出来ます。
石川にはもうひとつギャンブルでは闘牛があります。一度みたいと思っていますが機会がありません。
ギャンブルの部分は隠れた部分ですが、でも相当に大きな金額が全国(?)からのマニアファンによって動くのだそうです。
それで石川のパチンコですが、これもタクシーの運転手さんの情報ですが、相当数の人が大金を失って、「おうちが無くなる」かたもかなりいるとか。真相は報道では出ませんから分かりませんが、競馬も競輪もない土地柄なので賭博にのめり込みやすく、パチンコにものめり込むとそこまでいってしまう人が多いのかもしれません。なおパチンコを賭博といってはいけないことはわたくしも承知してます。でも短時間で相当額のお金を射倖性のたかい機械で失うゲームで中毒になるひとがいることはまちがいないです。法的には健全娯楽の範疇なのでしょうが。

全国パチンコ店で消費される金額は、年間どれくらいなのか、いまネットで調べるとかつては30兆円で、いまは18兆円だそうです。今でもすごい額ですが、かつてからは激減したのだそうです。今やスマホでもゲームで遊べるので、たぶん今後もますます減るでしょう。日本のカジノ推進者はどのあたりを目指しているのか。
そしてパチンコを楽しむ人はたくさんいるに違いありませんが、楽しみと損失や苦しむをきちんと精査する作業が社会の中で行われているのでしょうか。
カジノ論議や法案を通す前に、パチンコ産業の行く末とパチンコの娯楽性と賭博性の両方をぜひ論じて欲しかったです。かつては3千万人の日本人がおりおりにパチンコをしたのだそうです。
沖縄で見ると、パチンコはまだまだ大隆盛です。
そういえば隣県の鹿児島もパチンコ店、とてつもなく巨大なパチンコ店が沢山見られました。地方ほど多いのでしょうか。

中国からの旅行者がパチンコに興味を示したとはまだ聞いていません。
いまの日本をシャープな目で見ている彼らの意見もぜひ聞いて見たいものです。

by yanagidamitsuhiro | 2016-12-14 23:13


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