生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2017年 12月 09日

神戸での合同年会の印象

シンガポールの印象をブログには書きませんでしたがツイートのほうですこし書いた。前よりもずっと好印象です。特にDuke Universityとのキャンパスはかなりフレッシュな印象を持ちました。学生も教員も大変いい感じです。これは20年30年後が楽しみです。シンガポール政府も気を変えずにずっとサポートしたらアジアの最先端的な国際大学になると思いました。もちろんシンガポール国民は全員英語をしゃべりそれ以外にもう一つの言葉をしゃべるというのが国是のようなので、日本とは事情が著しく異なります。でも違いはおそろしいほどです。

12月6日から神戸であった合同年会(生化学と分子生物両学会)も今日9日となり終わりです。わたくし別なところで怠け参加者と自認しましたがその割には、真面目でした。
会の印象については大きすぎて、全体の会の印象を得るのは不可能。
会場分布の地理をおぼえるのが難しく、その3次元的な複雑さが記憶最終日頃にやっと頭に入る次第。
人数は非常に多いはずなのに意外に少なく感じる。会場分散と、皆が通るもしくは溜まる場所がないからか。
会いたい人を思い浮かべて何人も居たのですが、だれとも会えませんでした。たぶん来ていないのでしょう。合同といってもそれで参加者が単純に足し算で増えるわけでなく、やはり特殊な会だなとの印象。
まあ何年かに一度やればいいのかなという印象。一方で学会を合併せよという声も一部で強いのは承知してます。これは若い世代が決めていくことなのでしょう。

ともあれ今日夕方まえには大津の家に久しぶりに戻ります。

生命科学は一面の繁栄と他面の苦渋の抑制が現況でしょうか。
未曾有の困難期とみるか日本の国運の低下を考えればよくやっているとみるか、判断は難しい。わたくしはどちらも正しいのだとおもいます。好況を謳歌する研究環境と極めて厳しい環境のどちらもあるということです。集中と選択の当然の帰結でしょう。
ただ、アジア諸国は恒常的な上昇を前提としているので、日本が脱落と停滞をある程度はしかたないという方針でやっていることがこれから30年後にどう響いて結果が生じてくるのか、わたくしは悲観的です。
これから20年、30年を担う日本世代のモラルつまりやる気ですね、そのあたりに強い危惧を感じています。すでにモラルの退嬰はかなり現役トップでも顕著となりつつあるように感じます。
そうなってくるのが、選択と集中の大衆的効果の当然の帰結でしょう。さらに30^40年後に人口が三千万も減少するのですから、相乗効果も大変です。
でもごく一部の少数は素晴らしい業績を挙げ続けるとおもいます。



by yanagidamitsuhiro | 2017-12-09 08:35


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