生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2007年 08月 31日

学位取得作戦、これから

昨夜はユニットメンバーの二人の外国人技術員P君M君と委託の大学院生のS君の三人と一緒に晩飯を食べに行きました。S君は大学の学部は米国の中西部の名門大学を出てますから、英語は堪能なので、英語で晩飯を食べるのにはいいメンバーなのです。それに三人とも、博士の学位がありません。これも共通点です。
S君は奈良先端の大学院から来ており、きのうはいよいよ彼の学位取りのスケジュールなども策定などしてみたわけです。その中に、P,M君の協力が必要な部分があるのです。この作戦はあと8か月ですべて完了するというものでした。いままでになんどか作った作戦のなかでは楽勝にちかいものですが、もちろん本人はそうおもわないでしょう。
場所はP君の好きなヤマト風沖縄居酒屋に行きました。はじめてですが、悪趣味にならない範囲で強い印象のある内装でした。座った椅子のしたに水があって、ちょっと不思議な感覚があります。
食べ物はまあ若者向き、全体的な雰囲気も入れて、愛好はしませんが、折々ならいい、という感じでした。
話しはS君が活性化してかなり盛り上がり、珍しく二次会へ発展して、パークアベニュー近辺のバーに行きました。ここもまたP君の愛好する場所で、わたくしがなにかのおりに、P君を話題にしたブログを読んだことがあってどうもそのご本人がバーをやってる方なのでした。ここもなかなかユニークでおもしろかったでした。P君は独身だし趣味もはっきりしているので、滞在2年のあいだにかくも広汎な知り合いネットワークを作ったようでした。それに対して、S君は奥さん、お子さんがいるのですから、そういうわけにもいかなかったでしょう。まだまだ頑張らないといけません。M君はまだ米国から来たばかりですが、お母さんが沖縄出身で日本語は相当にうまいし、もっともっとうまくなるはずです。かれも短期間でキャラクターをよくうちだしています。

2.5日めいっぱい働いて、帰ります。やはり京都での仕事の重圧は相当なものです。週末もやらねばならぬ仕事があります。最近は沖縄にいっても心休まることがありません。妻が、京大を退職してからわたくしは前よりずっと忙しくなったと誰かに言ってるのを傍で聞いたことがありますが、近くで見ていてそう感じるのですから、かなり正しいのでしょう。今週なんかはそんな感じが強くする疲労感です。しかし自ら播いた種ですから、自分で刈り取らねばなりません。

ときたま、こんな感じでやっていて突然ぽっくりとか、半身不随とかそんな病気になったら本当に馬鹿らしいしもちろん周囲にも多大な迷惑がかかるとおもいます。
しかし、いまのところ直ちに生活を変えることはどうにもできません。
あと1,2年でこの生活を相当に緩和できるかどうか、周辺の整理をしたい、と最近は強く願っています。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-31 18:16
2007年 08月 30日

大浴場、朝青龍事件の行く末、狂言回しの医師達への不信

今回初めて泊まったホテルD、総合的にかなりいいほうでした。部屋はひろいし、静か、ただパークアベニューというかなり寂れてしまった界隈ですから、リゾート観光客はまったくいないし、朝起きて食事にいったら、50過ぎのおじさんだけが客でした。料金もすごく安い。例の悪辣東京D、GMホテルよりはるかにいいです。
最上階は大浴場で久しぶりにホテルの大きな風呂に朝入ってのんびりしました。考えてみると、むかしはほんとによくホテルの大浴場にいったものでした。研究会はたいてい深夜まで飲んで、あと風呂にはいったものです。裸のつきあいではないですが、そんな風にして毎年のサイクルがあったものです。研究班、班会議、飲酒、本音の語り合い、大浴場、これが定番でした。しかし、いまはわたくしはどこからも班に入れてもらえません。班員研究者の市民権がなくなったのうです。
わたくしが班に入ると研究費が当たらないと、はっきりいいにわざわざおいでになった方までおりました。そういうわけで、大浴場とは縁が遠くなりました。
そんなことを他に誰もいない大浴場でぼんやりかんがえました。そしてその後で、朝暑い日射しを避けながら、30分程あるきました。

きょうも一日、グループの研究の仕事の話し合いです。今回は懸案のこともいくつかあり、ずいぶん綿密な話し合いをしました。それに9月末から2週間ヨーロッパに行きますので、しばらくはこちらにも来れなくなります。でも、だいたい決着をつけるというか十分な話し合いができたとおもいます。必要になったら、京都にきてもらいましょう。

昨日夜、インド料理を食べたあと、ホテルに戻って、報道番組で飛行機内での朝青龍の姿を画面で見ていました。相撲の最強者とはいえ26才、まだまだ若いです。しかしだからというか、だからこそ、というかわたくしが彼を見る目はわれながらすごくきついです。それと同時にこの「事件」の狂言回しを買って出ている医師達に強い不信を感じます。一方で、親方がいちばん悪い、という他の親方のコメントには賛成ですが。

朝青龍の姿は、ふてくされの仮病なのか、それとも本当の人権問題になるような深刻な精神の病なのか。前者だとすると、さすが悪役横綱の面目躍如で、またまた強い姿を何ヶ月後かに見られるでしょう。しかし、そうなら、道徳的にも彼のふるまいは酷いものだし、医師の診断は噴飯ものになってしまいます。
後者ならどうか。サッカーで心の底からずる休みを楽しんでいた相撲最強者が叱責、処罰されたら、一瞬にして人格が崩壊、精神的にペシャンコになってしまって、腑抜けのような生活を送っている。この後者が医師の見立てで、これに抗弁をすることは相撲理事会では出来ないので、医師がいうところの人権問題にならないように、モンゴルに帰したわけです。そうしたら、モンゴルの軍隊と警察が朝青龍の護衛を買って出て、いまやある種の戦争状態がモンゴルの治安部隊と日本のマスコミのあいだにあるようです。ちょっとおおげさかな。
日本のマスコミはかなり前者の可能性を疑っているし、わたくしも含めて、日本国民の相当多くもそれに近いでしょう。なんの挨拶もなく、モンゴルに帰るのは許せない、こう思う日本人は多いでしょう。しかし、この包茎手術の専門医でもあり朝青龍の友人でもある医師を筆頭に、後者と断定する医師たちが占めている以上、医師達のいうことをたてざるをえません。しかし、この医師達は自分たちが演じている役割が、相撲の歴史での役割がわかっているのでしょうか。

もしも、最強の歴史に残る相撲横綱がそんな簡単にペシャンコになってしまうという「真理」を医師達が保証してしまうということは、相撲愛好家の一人(わたくし昔はかなりの愛好家でした)として許せない、と思うのです。ですから、わたくしは嘘でもいいから、朝青龍は「最強の悪漢横綱」として名を残してほしかったのですが、いまやその可能性もなくなった感があります。ペシャンコ腑抜けになる原因がそんなことなら、いったい最強の横綱の存在意義は?あの綱はなんのために張ってるのか。

この「事件」がどう終わるのか。わたくしは、かなり悲観的です。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-30 18:26
2007年 08月 29日

沖縄の晩夏、密度の違い、テロ特措法と小沢代表

昨日の夜から、沖縄に来てこれから金曜までこちらです。朝から集中してみなさんの研究の報告を聞いています。きょうは電子顕微鏡のデータが色々出てきたので、昔よく使った脳みその一部が再活性化されたような気分でした。

あたりまえですが、まだまだこちらは暑いですから、晩夏の風が吹いてもぬるくて秋の気配はありません。昨夜は那覇に泊まって、今朝は早めにホテルをでましたので、順調に交通渋滞もなくセンターに着きました。反対方向の那覇へ入る車は非常に多かったのですが。
平素とおらない海岸寄りの道をいったからかどうか、二三の米軍キャンプのフェンスに沿って走りました。
間近で見たせいか、外と内のコントラストの大きさがこんなにもあったかと改めて驚きました。ひと言でいうと、密度の大きな違いです。キャンプ内は米国と同じような密度で、外は日本の密度です。過密な那覇近辺ですから、コントラストは極端です。
やはり沖縄には米国があるのだという、感を強く持ちました。

テロ特措法というのが、今度の国会での大きなテーマになるようです。
よくわかりませんが、民主小沢氏はそのままの延長は認めないといってるようです。
米国のいいなりにはならない、という姿勢をとっているのだとわたくしなりに解釈しています。とうぜん陰に陽に米国からは強い圧力が小沢氏個人にも、民主党にもかかるでしょう。この米国からの圧力に、小沢民主党はどこまで耐えるか、これがいちばんの見ものだと思います。
上手に決していいなりになってないところを見せて、なおかつ上手に矛をおさめて無難に国際協力路線に落ち着けば、民主党が次の政権につける機会は高まるでしょう。
もしもぶざまに屈服するか、もしくは理屈がはっきりなしに単につっぱてるだけになれば、国民の支持は得られないでしょう。
安倍首相が、従軍慰安婦でいわなければ良かったことをいってしまって、批判されたらただちにぶざまに屈服してしまったこようなことがなければいいのですが。小沢代表が国外、国内からの波状攻撃にいかに対応するか、わたくしは興味深く見守りたいです。

昼飯ひさしぶりにTにいきました。そしてまたひさしぶりに野菜そばを食べておいしかったでした。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-29 16:11
2007年 08月 28日

改造内閣、朝青龍の病状の説明、テーマの続行

改造内閣、もうほとんど話題がないというか、わずかに舛添氏と増田氏を話題にしていますが、ほとんど興味がわきません。そのまんま東氏ひとりが宮崎県知事になったのにもはるかに及ばない話題性です。いつこの内閣がほころびるか、そのあたりが興味の焦点というのはあまりにもわびしいのですが。

それより朝青龍が結局なにもいわずにモンゴルに戻るらしいです。こちらのほうがずっと関心をもてます。彼は、日本に戻ってこれるのでしょうか。いわゆるどんな顔をして戻るのでしょう。良かれと思ってサッカーをしたら、ひどく叱られたので、それを境に解離性障害なのだそうです。多分そうなのでしょうが、そんな風にこの病はおきるものなのだという、説明を聞きたいものです。相撲でいちばん強い人なのですから、そのあたりはほんとに説明が必要です。さもないと相撲人気は深刻なボディーブローをこうむることになるでしょう。

研究テーマというのは時代の変化によって当然かわってくるというか、進歩にもとづいてテーマが深まることがおおいのです。わたくしのところでやっている進行中の研究テーマ、いちばん長いもので25年くらい続いています。もちろんその間に発展があったので、研究したいつまり直接解きたい問題は変わってきていますが。そういうテーマがいくつかあります。
そのうちのひとつ、染色体はどのように凝縮するのだろう、どのような遺伝子のどのようなタンパク質のはたらきによるのか、こういう興味で始めたものがあります。そのような素朴な疑問の線上に今でものっているテーマが続行しています。問題が解決してないので、テーマとしては続いているといえるでしょう。
その間何人の大学院生が関わってきたか、考えてみると、というか指で数えてみると、10人はすぐでてきましたが、たぶんテーマが専属でない学生がまだ数人くらいいたでしょうか。個別に思い浮かべると、ひとりずつよくやってくれたな、と感心します。この染色体凝縮の課題はかれらのおかげですごく進んだのだと、妙に納得しました。つまりプロジェクトとして、それぞれの大学院生がいいところまで持っていって、次の世代にバトンタッチしていったのがうまくいったのでしょう。もうこれから先どこまで続けられるか、新人院生はもう4年も入っていませんのでテーマ存続が難しくなってきましたが、わたくしとしては、この20年以上も続いているのをなんとかもうすこし続行したいな、本気で思っています。しかしもちろんいつかはわたくしも止めねばならぬことは充分承知しています。
テーマの中には3年前に始めたのもあります。でもずいぶんやったので、愛着がわいてきているものがあります。こういうテーマはこれからどうなるのか、研究者として晩年のわたくしですから、サドンデスで毎年続けられるかどうか、そのための関門があります。
誰かがそのテーマを続ければそれでいいじゃないですか、とかいう意見があります。わたくしとしては、たとえそれが真実でもあまり耳を傾けたくありません。そういう気持が強かったら、つまり自分のやってることが誰か別人がによってもなされるだろう、などど思ってしまうと、研究などとっくに止めてるかもしれません。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-28 17:36
2007年 08月 27日

企業イメージ、新内閣イメージ

灼熱の午後4時頃に学内の構内をあるいていて図書館前の狭い道路を横切ろうとしたら、向こうから宅急便の車が来て、止まるかでも止まらないとこちらが轢かれるので、立ち止まったら向こうの運転手はわたくしをじろっと見て、そのまま行き過ぎました。これが黒猫ヤマトの大学内での運転かとおもって、だれかにいまの黒猫の企業イメージは非常に良くないといわれたのを思いだしました。そうでしょう、この調子では。

百万遍の角、一等地にあるみずほ銀行の大きな建物は残っていますが、いまだに買い取り先がきまりません。SEEDという会社が管理しているようです。宝くじを売っていた、無人の窓口が埃だらけで寂しいかんじです。
第一勧銀以来長年にわたっておもに京大を相手に商売してきたのに、なにか文教的な用途であってほしいとおもうのですが。どうなるのでしょう。いまの状態はみずほ銀行は完全に手をひいてるので、どんな企業でも高く買うところが出ればそれでいいのでしょうか。京大が買おうとしたとかいう噂がありますが、結果はだめだっとか。
この建物がどう利用されるかでみずほ銀行の印象はこのあたりではずいぶん違うでしょう。

安倍内閣、改造のニュースがネットに出ています。ここまでの陣容はほとんど新味がないので、論じる気持にもなりません。首相をはげしく批判していた舛添氏をひとり入れて、厚生労働大臣にするのとかですが、それでどうするのだ、という白けた気持になるだけです。彼は有能ですから、いろいろやるでしょうが、でもミイラ取りがミイラになるとか、虎穴にはいって食べられてしまうとか、そんな感もあります。舛添氏が怒ってやめればその時は安倍内閣の終わりかもしれません。
舛添氏はたしか北九州だかにご家族がおられたとかですから、彼自身の郷里がそのあたりにあるのでしょうか。いまHPをみたら、北九州市の八幡市でした。麻生氏はすぐそばだし、下関の安倍氏と、まあ同郷みたいな人達なのですね。安倍さんはやはり地縁のひとみたいです。あとは、どうもはっきりしない、灰色みたいな人達ばかりで。どうも改造は、頭と胴体を隠すような感じの作戦で来たようです。
挙党一致というぬいぐるみにはいったという印象を安倍さんはあたえようとしていますが、どうもわたくしには水木しげるの妖怪のひとつに沢山の大臣が詰め込まれたような印象をもちました。ぬいぐるみは暑いので、そのうちなかから、ひとりずつ小妖怪がでてきそうです。

きょうの夜は、R君の送別会です。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-27 17:59
2007年 08月 26日

今夏の収穫、地方の自立

今夏は下の畑の土地を借りたので、いろいろ作物を試せました。これまでは敷地にどう作物をいれるか、サルや鳥に食べられないものを色々考えたのですが、今夏は下の畑のおかげであんまりキチキチ考えずにであたりばったりで出来ました。ただ、下の畑はサルが入れないネットの状態になるまでが大変でしたが。それと8月始めの猛暑のときに水やりにこなかったので、二、三のものが壊滅的被害でしたが、あとはなんとかいけました。東京の娘の家にはずいぶん送りましたので、孫たちも普通の子が食べないくらい野菜好きになってるとか。
写真にありますように、トマトソースを作るためのトマト、下の畑でできました。たしかにソースはおいしいです。黄色いトマトもまあまあ出来ています。なぜかゴーヤの成績がよくて、食べても食べてもどんどん出来ます。苦みもほとんどなく、理由はわかりませんが、今年は豊作で、巨大なものも出来て、まだまだ出来ます。
スイカもずいぶん食べました。あと、マクワウリが思いのほか甘くて、これも下の畑でした。ナスも平素のナス以外に下の畑で日本の伝統的ナスを作りました。豊作でした。あと、鹿ヶ谷カボチャも作りました。味は早めのはもう一つでしたが、秋まで待てばいろいろ出来るのだとおもっています。
サルも最初のうちは見かけましたが、最近は見ません。中に入れないからか、山のほうにおいしいものがたくさんあるのでしょうか。
きょうは、格別暑いですが、朝のうちに作業はすませたので、30年以上前の扇風機の風に吹かれながら、仕事にいそしんでいます。

沖縄のタクシーが値上げとか。初乗り450円が500円とか。それでも運転手さんの生活はほとんど楽にならないでしょう。沖縄の個人旅行者はどんどんレンタカーになっています。その理由の一つは、ナビがほとんど無料でレンタカーについてるからです。沖縄の道はあんがい分かりにくいのですが、レンタカーでもナビがあればたいていどこでもいけます。そういうわけで、旅行者はトヨタ、日産、などなど大手のつまり東京資本の会社にレンタカー代を払って、東京資本が支配している大きなホテルに泊まっているわけで、タクシー運転手や薄給ではたらくホテル従業員には東京の好景気のおかげで沖縄に遊びに来る人達の財布から出たお金がいかないのです。つまり、東京のお金がまた東京に回流する仕組みがしっかり出来ているのですね。
だから、東京にいたら地方のたいへんさなどは絶対分からないとおもいます。もしもわかろうとしたら、自分が東京から地方にいったときに、財布を開けて払うお金のどれだけが、その地方にとどまるか、注意深く考えるとすこし分かるかも知れません。

沖縄を筆頭に地方の人達はどうしたらいいのでしょう。東京政府から補助金を取ってこようとするだけでは駄目なことは誰もがわかっています。
今のここまでのはなしでいえば、車工場やレンタカー会社を誘致してもごくいっときのことでしょう。車のナビを設計開発するような計画とそれを実行する人達が地方に住んで、その地方で永住したいと思わせるような、研究開発自体や外国との交流上の利便性、生活環境の良さ、経済的メリットを作り上げていく必要があるのでしょう。東京は虎視眈々と儲けをかっさらうと狙うでしょうから、地方でがっちり最初から最後まで自分たちでものにしないと、いわゆるトンビに油揚げをさらわれる事態になります。そのためにも、その地方でいつまでも住みたい、その地方を愛するという気持がおきるようにしなければ駄目だとおもいます。極端にいえば外国政府と結託してでも、自分たちの地方の経済的利益を自分たちのものにするくらいの外交手腕もなければいけないのでしょうか。そうでなければ、政府の補助金も高額なものはすべて東京に回流してしまうというその仕組みのなかで生き続けさせられるだけでしょう。



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by yanagidamitsuhiro | 2007-08-26 19:15
2007年 08月 25日

30年以上前の扇風機、人工的な妊娠

サンヨーの30年前の扇風機の過熱がもとで火事になり老夫婦が死んだというニュースがありました。そんなことを朝妻と話していたら、比良にある扇風機の一つは、結婚前にわたくしが買ったものだということでした。たしかに、比良の家の屋根裏部屋においてある扇風機はすごく古い感があります。でもなかなかエレガントでもあります。
それできょう、こちらへ来てよくよく見ると、日立のD-692形というもので、記憶があやふやなのですが、1971年に買ったものと思われます。どこで買ったのかがはっきりしませんが、京都のどこかで買ったものとおもわれます。
小さなもので、首振り機能はありますが、背は低いものです。いまでも静かに回ってますから、火事の原因になるとは思えませんが、でも日立の1970年型の扇風機で火災が起きていると、ネットに出ていましたから、この機種かもしれません。
ネットでは、このD-692形の情報が得られませんでした。わたくしとしては、このたぶん37年前の扇風機を今後は大事につかって孫の世代にアンティークとして渡したいとおもいます。嫌がるかも知れませんが。

妻が10月にいくギリシアの会合に一緒に行きたいと言い出したので、スケジュールを考えねばならないようになりました。そうなら、わたくしも観光を一緒にするか、とおもうようになり、きょうはガイドブックを買ってもらって真面目にギリシアの観光を考えだすようになりました。しかしまだ一ヶ月先の事なので、なかなか頭がそういう方向に向かいません。

受精卵を自分ではなく、別の誰かの女性のお腹を借りて産んでいただく、それで双子の息子さんをえた向井さんという女性がいます。ご主人はプロレスラーです。日本の裁判所はこの方達の二人の息子さんを子供とは認定していません。わたくしの感覚ではまったく信じられませんが、しょせん国家というものはその程度のものだとおもっています。
しかし、いっぽうで慶応大学医学部では、不特定の男性(ほとんどは慶応大学医学部大学生)の精子を夫の不妊が原因の女性の卵に授精させて沢山の子供を作り、このこどもたちはこの夫婦達の正規の子供として国家から認められてきました。しかし、後にそのことを知った子供達にとって、父親の同定は許されてないので、そういう意味では国家が父親知らずの子供達を大量に(数万人レベルで)認めてきたのです。しかしいっぽうで向井さんのように両親がだれかしっかりわかってる子供たちは認めないわけです。
わたくしは、向井さんのようなケースを諸手を挙げて賛成するわけではありません。しかし、父親が誰かわからない子供を大量につくった慶応大学医学部の「蛮勇」にくらべれば、向井さん夫婦の行為は極めて合理的で十分に理解できるものです。
このあたりの問題をいま学術会議が論じているようです。
テレビニュースで見たのですが、向井さんが証言し、一方で人工授精で生まれた子供が父親が誰か分からないので、このようなことはやめてほしいと証言したようです。わたくしはそのやめてほしいというつらくも切実な意見を非常に強く感じます。
それに対して、産経によりますと、委員の1人は「戸籍上のつながりよりも、遺伝子上のつながりの方が、思いが強いような印象を受けた」と語った。と記事にあるのをみて、いったい何をいってるのだろうと思いました。自分の親がだれだかわかない、不特定多数の誰かの精子によって自分は生まれて来たとわかったら、どんな気持がするだろうか、戸籍の問題なのではまったくない、どうしてそんなこともわからないのか、そのような最低限の想像力にも欠けるのか、とおどろきました。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-25 20:52
2007年 08月 24日

医者の信用の失墜、米国大統領による、日本の民主主義礼賛

N君の論文も投稿段階まできました。なんとなくだんだん良くなってきた感があるので気持ちよく第一段階終われました。

朝青龍問題、これでいいんですかね。事の進展によって、お医者さんの信用がだんだん落ちてきているのをこれに関わるお医者さんはわかってるのでしょうか。最初に怪我の診断書を出したお医者さんはどこのだれですかね。その怪我の診断書で巡業をさぼって、モンゴルまでいって、サッカーをものすごく楽しそうにやってる画像が出てきたのがそもそもの発端でしょう。その怪我診断で重症としたお医者さんはよもやいま登場している数人のお医者さんの一人ではないのでしょうね。医者の診断なるもの、この怪我の診断をしたひとがいま出てきて、弁明できるのでしょうか。新聞によると、精神状態はますます悪くなっているという、医師の診断なのだそうです。しゃきっとした説明のできる、医者が出てくるのは無理でしょうか。

米国ブッシュ大統領の演説の中で、日本のようにイラクも伝統をたもちながらすばらしい民主主義国家に将来なるかもしれない、だからもっと駐留をイラクで続ける、ということをいいまして、これが色々反響があるようです。わたくしも演説そのものをテレビニュースで1分ほどみましたが、トーンはいまの日本の民主主義礼賛であり、過去の日本は民主主義とはかけはなれていた、という部分はそう目くじらをたてることもない、とおもったものです。なぜなら、米国の多くの知識人はいまの日本にもたいへん否定的で、ニューヨークタイムスなどは日本についてはとりあえず否定的な記事をつくるべく日夜努力しているという印象をもっています。
ともあれ大統領はまったく悪気はなく、いまの日本を賞めているのですから、日本にとってはありがたいこと、と思ってもいいのではないでしょうか。大統領は歴史家でなく、米国庶民のかんがえに近いところでものをいってるのでしょう。次の米国の民主党大統領が中国礼賛、日本無視になってはじめてそのありがたさは理解されるでしょう。
とはいえ、米国人のもっている、米国のおかげでいまの日本の民主主義があるのだと、いわれると反撥する人も多いでしょう。でも日本の戦後のマスコミのほとんど、現在においても左翼系マスコミはすべて、戦後民主主義においてはじめて日本はまともな民主主義をかちえたというでしょう。もちろんそれは米国のおかげといわれても、戦後民主主義信奉者は反論できないでしょう。
戦後民主主義を礼賛し、現在の憲法を礼賛するひとたちは基本的にブッシュ大統領の日本についての前段の見方とそれほどはかわらないでしょう。
いっぽうで、パールハーバーの攻撃と9月11日のテロとはよく似ていると、米国人がいいだしてもしかたない面はあるでしょう。あの真珠湾攻撃のせいで米国の戦意はむちゃくちゃたかまったのですから。
米国大統領の見方に不満があるとすればどういうか、大正デモクラシーをいうのでしょうか、たしかに吉野作造あたりを指導者とする民本主義の高まりは非常にありましたが、天皇制というか君主制と真っ向から対立しようとすれば、当時は社会主義や共産主義にいってしまうわけですから、世界の人にわかりやすく、大正デモクラシー当時の日本の「民主主義」を伝えるのは困難でしょう。わたくしなどは、民主主義のかんがえはかなり導入されても、制度としては天皇君主制のもとほとんど効果はなかったといわざるをえないと思います。
しかし、男子には普通選挙があったので、いわゆる立憲君主制はまちがいなくある程度機能していたのは間違いありません。
女性の参政権は大戦終了以降ですが、スイスなどは女性の参政権が完全に認められたのは1970年だし、フランスも日本とほぼおなじですから、そのあたりでは日本が非常に遅れていたわけではないでしょう。
ともあれ、ついこの間まで、民主主義よりも社会主義や共産主義のほうがいいのだと、主張していた人が沢山いたのですから、このもんだいで、昔の日本が政治制度でなにもそう卑下することもないし、民主主義を唯一無上の制度と思う必要はないでしょう。
日本は、軍国主義と極端な天皇至上性に向かったのが悪かったので、民主主義でなければ駄目、ということは全くないはずです。

ちょっと時間がなくなってここでやめますが、ブッシュ大統領のいってることのなかに、米国人が日本を見る目の相当多くがふくまれていることと、とりあえず現状の日本にたいしては大変ポジティブなわけ(女性が防衛大臣になったことも含めて)ですから、反論するのなら、注意深くする必要がありますし、またいってることを詳しく検証すると、日本がこれからどのように国家の自画像を過去にわたって、世界に提示していくか、参考になることが沢山あるとおもいます。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-24 16:05
2007年 08月 23日

高校野球の決勝戦、不条理な体験、

妻が娘家族と一緒に東京にいきましたので、朝出かけるまでいつもよりやることがたくさんあります。朝食の準備も当然ですが、水やり、猫の食べ物、トイレ、その他です。
今朝も雨でありがたいことです。気持的にのんびりします。ゆっくりと新聞がよめます。それに昨日はおもいきり蚊に二カ所刺されましたので、そういう痒い体験もしないですみます。

世の中には非常に不条理な事がいろいろあるものですが、そういうことを何才くらいで分かるのがよいのか、そのあたりわたくしにはわかりません。先生の理由のはっきりしない、えこひいきみたいなものもあります。大人になると、父兄が贈り物をしていたのだと、わかったりすることがわかって、不条理でもなんでもない理屈がわかったりするのですが。
高校野球の決勝、審判がストライクかボールで問題判定があったようです。あまりの事に捕手が監督の顔をうかがうように見てしまったとか。きょういった理髪でのご主人は、あれはひどかった、審判がなにをおもったか野球を「つくってしまった」とか表現してました。見る人がみればまったくおかしな判定があの逆転劇の時に三球もあれば、たしかにドラマはいくらでも作れるでしょう。
負けた広陵高校の監督は大人ですから、怒れても、高校生はどのように、この不条理さを受け入れるか、難しいでしょう。

研究の世界でも不条理な事はよくおきます。往々にして優れた研究成果をあげたときに、おきやすいものです。論文がいろいろケチをつけられてなかなかとおらないとか、それでもとおればいいのですが、とおらない上に、どこかの雑誌で似たような論文が出てしまうということです。論文のレフェリーがそのような情報をしったことを元に競争相手を陥れるような不正なことをしてもなかなかわかるものではありません。論文内容が「盗まれてしまう」ということはよくあるのです。
しかし、盗まれたとわかれば不条理でもなんでもないのですが、理由がわからずにいつのまにやら、どこか別のグループがやってしまったことになってしまう、ということです。自分たちが最初とおもっていたら、はっと気がついたら、そうではなかった、こういうことです。
こちらは何も知らず、相手は答えの分かった実験を追試するようなものですから、迅速ですし、違った実験も混ぜられるので、独立にやったように見せかけることも容易です。
ですから、盗まれたのかも知れないし、完全に独立にやったのかもしれない、どちらか分からない、相手のほうがはるかに著名な研究室ならば、内情が知られない限り、それで科学の歴史はすすむわけです。
こういう類のことは、残念ながら稀ではなく、頻繁におこっています。ただ、証拠がないのでほとんど表にでてきません。現にやったポスドクや院生もボスのアイデアがどこからきたかわかるもおではありません。わたくしも、かれは怪しいと、思っている研究者をかなりの数知ってますが、決定的証拠をつかむということはそれほどありません。でも研究者としての長い経歴で、なんどか相手側の人物のだれかがあまりにも酷いとおもったのか、こういう酷いことをあの連中はやっていたのだと、教えてくれたことがあります。しかしそういうことは例外的なことです。
わたくしは、加害者よりも被害者でいる方がいいとおもっています。悪意で人をみるよりはできたら善意でひとをみたいとおもいます。

でも最近では記憶力がとみに悪くなったので、怪しいと目した人物の額に「盗」とい字が印としてあるように人物の顔を覚えるようにしています。悪趣味ですが、これは一種の自己防衛です。つきあううえで、みずから用心するためです。たとえば、ある人物と研究上の話しをするのなら最大級の用心が必要とか信頼出来る人に聞けば、記憶する必要があります。研究がちかければつきあうことは必須ですから、口をきかないわけにはいきません。
額に罪と記してある人物達は、盗よりワンランク重い悪事をしている可能性があるのです。あまり趣味がよくないですが、そういうふうに人を記憶するとつきあいが楽になります。あくまでも決定的な証拠がないのですから、仮想の印です。額の印がますます鮮明にピカピカするような人物達もいるし、つきあううちに悪い噂だけだったか、とおもった人達もいます。
かつては外人しか、盗とか罪とか額に印があるように記憶した顔がなかったのですが、最近は日本人もだんだん増えてきます。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-23 18:27
2007年 08月 22日

ウイルス感染が原因の肥満

今朝は、比良のほうの水やりが気になっていたのですが、降水確率20−30%という予報を見て、しかたなく、いつもより早めに家をでて、北上して1時間水やりしてきました。ラボには平素より一時間遅れで到着です。そのうえ、午前中に8000歩も歩いてしまいました。野菜も木も青々して元気でした。いまアメダスを見たら、京都は青空なのに、比良あたりは夕立の激しいのが降ってるようですから、いく必要はなかったのかもしれません。

肥満の原因のひとつがウイルス感染によるのではないかという一見冗談のような記事、興味をひきました。ある種のアデノウイルスの感染で幹細胞が脂肪細胞になりやすくなっている、という話しですが、ほんとなのかどうかは知りませんが、しかしありえる話しです。なんとなく笑い話みたいな気もしたのですが、実はもう10年も前から米国のウイスコンシン大の研究者がいってることらしくて、ある種のアデノウイルスの感染と肥満とのあいだには相関関係があるというデータはかなり信憑性が高いらしいです。トリでも、マウスでも、ヒトでも結果がでているようです。

肥満はもちろん他にも色んな原因があるでしょうが、脂肪細胞を頻度高く作らせてしまう、ウイルスがその一つであるというは予想外ではありますが、肥満になってしまった人達の多くにとって大変ありがたい仮説なのではないでしょうか。世の偏見の眼のもとに生きているのですから。
ウイルス感染が原因なら、食べ過ぎとか不摂生とかそういうのが原因と思われがちな時に、有力な反証ともなりえます。むしろ病気というか感染の被害者だと。
わたくしの友達の一人は、奥さんとまったく同じ食べ物を食べているのに、自分はずっと肥満しているといってました。たしかに見た目に1.5倍くらいの大きさの差があります。彼等を調べれば、奥さんはウイルス不感染で彼はしていたのかもしれません。なおウイルスを肥満になってから退治しても肥満は治らないと、つれない返事を研究者はしているようです。この脂肪細胞をなんとかしないといけないようです。

by yanagidamitsuhiro | 2007-08-22 16:12