生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2007年 10月 31日

ザクロと良いアイデア、鳩山法務大臣はかなりおかしい、

昼に万里小路にある店でラボの二人と昼飯を食べていたら、目の前の保育園Aの庭に赤い果物がぶら下がっているのがみえました。たぶん、ザクロだろうとおもって、店を出てから、そばに行ってみるとやはりザクロで、大きいのが20個くらいぶら下がっていました。比良の庭にあるザクロの木は今年やっと、一つ果実をつけましたがこれらに比べるととても小さいものです。保育園の庭にはあと柿の木とミカンらしい木があって沢山実がなっていました。誰が植えたのか、こどもの情操教育にはもっともいい果実だと思いました。この昼飯は研究の議論をするためにでかけたのですが、最初のところが満員で流れてきたのですが、食事中におやっと思えるようないい考えが出てきて、非常に意義がありました。ちらちら見えていたザクロのおかげかもしれません。なんだろうと頭のどこかで、疑問がわいて、考えと話の流れが断続していたのが良かったのかもしれません。

わたくしは死刑是認ですが、鳩山法務大臣が死刑の実行順序だかをなにか自動的に決めるのがいいのではないか、と発言したときになんだか訳の分からないことを言う人だな、でもなにか意味があるのかな、と思った程度でしたが、今回の友達の友達がバリ島のテロ爆破をしたアルカイダだったとか、外国人記者協会とかの講演でいったとか、まったく解せません。相当に変な人というか、言い方が悪いですが、頭がおかしいんじゃないかと、正直思いました。すぐに訂正したとのことですが、友達の友達って、これも変ないいかたで、世間的にはテロリストを友人に持つ人を友人にしてるのが日本の法務大臣、これは穏当な発言ではありません。麻薬常習者を友人に持つ人が自分の友人とかいえば、法務大臣としてそれでいいのか、といわれるくらいなのに、テロリストが友人の友人なんて、よくそんなこと、たとえ本当でも言えたものだ、と呆れています。
しかも、この発言が飛び出したのが、もうすぐ始まる外国人が日本を訪問するとだれもが指紋と写真を撮られる、という新しい措置についての質問の返事に、そのようなことを正当化するために出てきたということで、ますますおかしいです。

ところでいま日本ではこの外国人の入国検査を厳しくするための、指紋、写真撮りにどこからも強い批判が出ていないようでが、本当にいいのでしょうか。世界でそんなことをしているのは、いまは米国だけです。日本が二番目になるほど日本の治安はせっぱ詰まっているのでしょうか。日本ではまだこれといった国際テロ活動がありません。それなのにこのようなきつい措置を、外国人訪問者全員にすることが必要でしょうか。
わたくしも米国入国時にはあきらめの心境でなにをされても文句を言う気力はありませんが、しかしされればかなり気分は悪いです。
入国検査場で長く待たされてそのうえ指紋や写真を撮られたら、腹をたてる外国人は相当でるとおもいます。それをやるのが、この一見自由人風の鳩山法務大臣かとおもうと、なんだか暗澹とします。BBCのニュースではかなり批判的な記事が出ていました。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-31 16:43
2007年 10月 30日

わたくしの場合、蔓延する見て見ぬふり

依頼されていた日本語の原稿は終わって、今日送りました。推薦状はふたつ書きました。
英語の原稿のほうは、いま熟慮中。しかし叱られませんでした。

わたくしもかなり長いこと非常に小さい組織単位ですが、研究費を使ってものを購入するときの決定者となっています。そういうわけで、この間機器の選定に関係する業者とは直接接触することはほとんど無いようにしています。助教授などが研究室に居たときはかれらに細かい話を聞いてもらうという、スタイルをずっと取ってきました。もちろん公開入札のようなケースも沢山ありました。
研究費が僅少であった頃は気にならなかったのですが、やはり年間2千万円とか3千万円以上になってからはずっとそうしています。これは、やはり使うお金が税金であることによります。サッカーのレッドカードのように、違反は退場の目にあうかもしれないという、用心からきています。税金の使い方はどんなに少額でも、フェアーでなければ説明責任が常に発生するわけですから、細心の注意が必要、と思ってきました。機器購入でも、わたくしがラボ内で業者のひとと、もしも談笑してれば、他の業者がどう思うか、そのあたりまで気をつけてきました。ですから、業者さん達とは長年、まともな会話をした記憶がありません。
そういう生活が考えれば4分の1世紀以上も続いているので、うんざりしていることは事実です。
ただ大学の事務方の責任領分のところはわたくしは一切関与しません。そのレベルでのたとえ何か問題があったとしても、それは大学の経理方の問題なので、わたくしは関係上連帯者として、頭を下げねばならぬ事があるとしても、別にやましい気持はもちません。やはり研究室で個々の研究費目でわたくしが実際の決定権者になってるところは、何が起きても説明可能にしておきたいと思っていました。人間ですし、お金の使い方は多種多彩なので、うっかりなどはあるかもしれませんが、なにがあっても申し開きが出来るようにしてきたつもりです。

そういう人間からみると、昨日の守屋元次官の証言はあまりにあっけらかんと、業者との深々とした関係を証言するので、このひとは官僚としてそもそもやっていけないことを。ひとつでも矜恃として持っていたのだろうか、という素朴な疑問を持ちました。
マスコミの追求は非常に鈍いという印象です。これが防衛省の、はえぬきの官僚の倫理観とすると、膨大な防衛省の購入費には沢山の防衛省役人の賄賂、接待、利益供与がぶら下がっているのだろうとおもいます。トップがそうしているのだから、それが自然というものでしょう。

しかもこの守屋という人は、小池前大臣が次官にしようとした防衛省生え抜きでない人物に、恥を知れ、絶対に許さない、と面前で怒鳴ったそうです。
このふたつのセリフは自分には決して向かわない、精神構造のかたのようです。
純粋な自衛隊員はどのように怒っているのでしょう。その怒りの向かう方向はあるのでしょうか。

こういう人が世にはびこるのは、まちがいなく世も末になってきたことのあかしなのでしょう。

わたくしは、TBSが視聴者を欺して一時間以上にわたって、事実上のコマーシャル放送を続けた昨年だかのボクシングの試合の時に、マスコミからまったく自浄活動がでないのと、この御仁が防衛省でわがもの顔で好き勝手できたことはほとんど同根の原因なのだとおもいます。
つまり、マスコミ界と防衛省界隈では見て見ぬふりが蔓延しているのだとおもいます。つまり大なり小なり、みんな同じようなことをしてるのでしょう。もしくはおこぼれにあずかっているのでしょう。

首相と小沢氏が対談したとか。首相のつもりがわかりません。
小沢氏が反対を貫いても、世論は小沢氏を責める方向に決して向かわないでしょうに。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-30 17:02
2007年 10月 29日

青木功選手の快挙、守屋元防衛省事務次官の喚問、人材の枯渇への警告

わたくしはゴルフはまったくしたことがないのですが、それでも昨日の青木選手の優勝の記事は興味深く読みました。
年が一つ違いで、やはり親近感があるからです。
優勝の言葉、ひとことひとことが滲みるようにいいなあ、と思った次第です。特に、自分はまだまだわかいんだな、とおもったなんてわたくしも本当に言える機会をもちたいと思いました。それに今日だけは自分がいちばん強いなんて、これも優勝者のセリフとして、かつて聞いたことのない爽やかさです。ゴルフに専念させてくれる家族に感謝、わたくしもいつも忘れてしまう気持で、ちゃんといえてるなあ、とこれも感心です。青木功選手、素晴らしいひとです。また記事になってほしいな、とおもいました。

それにひきかえ守屋元次官の証人喚問時のセリフ、感心するセリフが一つもありません。このひとが生え抜きの逸材の官僚ということなら、防衛省の未来は真っ暗でしょう。防衛庁(省)と年間何百億円もの金額で取引する会社の重役とゴルフしたり接待を受けたりして、なんの便宜供与もなかったなど、よくいえるものだと、あきれました。防衛省のトップが深く付き合っている業者があれば、防衛省の部下にたいして、それ自体が大きな便宜供与の圧力になることに気がついていないようです。
研究費を優先的にだすための、科学技術の分野設定などでも結局トップがどう思っているかそれが顕著にでれば、部下はそれに合わせて、トップの気に入るようにしてしまうのが、今の日本の便宜供与の実態でしょう。これが行政レベルでの「犯罪」という認識を一刻も早く周知させねばなりません。トップに立つということがどういうことか分かってない人達が官僚つまり行政組織のトップに立っているケースが多すぎるのだと思います。

わたくしがこのブログでなんどもなんども同じようなことを言ってきたことのひとつは、世の中に、人材の枯渇が激しく起きているということを、伝えておきたかったのです。数十年間20代の若い人たちを相手に教育をしてきた人間がつよく実感することです。
もちろんわたくしの住む世界はひどく狭く、日本全体を見てものを言ってないことも承知の上での発言ですが、戦後の60年間、これでいいのだと思ってやって来た、子供達の教育方針がなにか優れた人材を生みだすという点では、根本的に誤っていたのではないか、ということを世間にたいして、警告してきたつもりです。狼少年とおもわれたくないので、同じ事は繰り返したくありません。しかし、ほんとうに若者のあいだに人材の枯渇を感じます。強く感じだしてから、20年以上はたちます。

わたくしが、人材と感じているのは、今日話題にした青木選手のような人物です。青木選手の後に彼に匹敵する国際的なゴルフ選手がでたでしょうか。
守屋元次官はどの角度から見ても人材とは思えません。しかし、かれが何年間も防衛省のトップにいたという悲惨な事実が残ります。
戦後の人材の変遷をひとことで言ってしまった、お会いしたときに70才くらいだった写真家がいました。
会社の社史作成のためにトップの写真を撮りにいくことを長年してきたが、昔は何人社員がいてもトップがだれかすぐ分かったが、いまはほとんどわからない。トップと思った風貌のひとが中間管理職で、まさかとおもう風貌のひとがトップだったことが、最近はとみに多いと。

わたくしは、個人的には日本での人材の枯渇はまだ女性では激しく起きてないようなので、女性に機会を与えるのが、これからの日本が国際社会でいきのびていく道ではないかとおもいます。でもこれもいちどブログで言ったことのように記憶します。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-29 17:39
2007年 10月 28日

暖かい日曜日、博物学と有機化学

きょうはいちにち陽光が豊かで、風もなくほんとによい日曜日でした。
あまりに良い天気なのでいちにち外にでていました。
いろいろ気になっていたところをやってると、時間があっといいうまにたちました。夕方までにだいぶはかどって、来週くらいには耕耘機を使えるくらいになれそうです。

本当は、推薦状や要請に対する返事、原稿なども書かねばならないのですが、とりあえず、月曜になってから考えます。今日は研究室のある建物が停電で、メールも大学のサーバーをつかうものは受信、発信もできませんし、いい口実です。
ひとつの原稿の締め切りが月末ですが、まだ書いていません。英語の原稿のほうは締め切りがすぎたのですが、まだぜんぜん書いていません。どんな風にお詫びをして、対応をするかときたま考えますが、名案はありません。とりあえず謝ってからです。相手が何をいってくるか。かなり怒るような予感はあります。推薦状は3通ありますが、座って書き出せばそう時間のかかるはずのものではありません。

いちにちじゅうあまり聞いたことのない、鳥のなきごえを聞いてすごしました。とてもいいこえです。高い鈴の音をきいてるようなかんじです。クルミの木のてっぺんで啼いていて遠いので、どのような鳥かよくわかりません。ちいさな鳥でくちばしも小さい。

わたくしが残念におもうのは鳥と樹木にかんする博物的な知識が非常にとぼしいことです。もういっぺん生まれ変わるとしたら、子供の頃に鳥や樹木の名前をおぼえる機会をもちたいものです。
科学の基礎的な知識としてわたくしに乏しいのは、有機化学です。最近メタボロームなる新分野のことをはじめてから強く感じています。これも誰かおしえかたの上手な人から学びたかったものです。しかしわたくし自信がまったく興味をもたなかったのだから、いい先生がいても駄目だったでしょう。
鳥にしても樹木のような分類にしても有機化学にしても沢山の知識をあたまのどこかに入れていく訓練なのですが、面白いと思わなければ丸暗記になるのですぐ忘れてしまいます。
どう憶えるか、結局憶えたいとおもうようになれば憶えられるのでしょう。
わたくしは小学校低学年の時に駅の名前を憶えるのが好きでしたから、そんなことの代わりに博物学や有機化学の初歩的な知識を興味をもって憶え始めていたらよかったのに、とおもいます。
そういえば前に書いたかもしれませんが、有機化学は数学と同じで15,6才までにしっかり基礎を入れておかないと駄目と聞いたことがあります。そういうことなら、博物学もやはりそうかもしれません。実物を見る機会がなければ博物学の知識など身につくはずもないので、自然が豊かでなければなりません。樹木の知識はやはりそれぞれの樹木の用途や特徴などを聞くと頭に入りやすいようです。それともちろん自分で樹木を育てると、知識が非常に具体的になります。わたくしの樹木の興味も自分で植え始めてからです。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-28 19:24
2007年 10月 27日

岡田節人先生に文化勲章、信楽で、研究者の社会的意味の検証と心意気を示す

今朝の朝刊をみましたら、岡田節人先生が文化勲章をうけられるとのたいへんめでたい記事が出ておりました。先生はわたくしとしては、やはり岡田さんと呼ぶのがいちばんぴったりしていて、敬愛の念をもって「岡田さん、おめでとうございます」と大声でもうしあげたいです。たぶん今日はお祝いの挨拶も沢山あるでしょうからすこし時間をおいて、電話をしようと思っています。

文化功労者のなかに岩槻先生のお名前がありました。かつて理学部植物教室におられました。植物分類でたしかシダ類がご専門と聞いてました。学問の話もありましたが、やはり入試で一緒だったのと協議会の部屋でそばにおいでになって、温顔を絶やすことがありませんでした。
岡田さん、岩槻さんとむかしの理学部生物系の明るい開明的な雰囲気を思いだしました。

今朝は妻と信楽まで陶器の有楽展に行ってきました。
京都東インターから入って、草津田上で出ていきました、平素より5分か10分くらい早かったかもしれません。
ご主人がお亡くなりになってから出かけたのは始めてでした。着いたときは、まだ他に人もいなかったので、奥さまからお亡くなりになる頃のお話しをすこし詳しく聞きました。いちどはすっかり良くなったので、中国上海からの2週間の旅をして元気いっぱいの時期もあったと聞きました。ひとつ気に入ったものを買いました。最近はこういう購入で後悔したことはありませんし、これも気に入ったものになるでしょう。それにこれを見るたびにご主人のことを想いだせるでしょう。
そのあと古民芸のMさんのところによってすこし買い物をしてしばらくおしゃべりをしました。ご主人いっときよりずいぶん元気になりました。
おなかが減って、何かを食べようと思ったら、ちょうど道路脇にラーメン屋があったのではいりました。始めてでしたが、なかなか味のいけるのを食べて店を出ようと思ったら、有楽でかった食器の作者のパンフレットあったので、それを取ろうとしたら、店主さんがこのパンフレットも持っていってとかいうので、ついわたくしが、このKさんの奥さんが展覧会の手伝いで来られていたので、ちょっと前にしゃっべってきたのですよ、といいましたら、店主が髪をそめた当世いけめんの若い衆を指さして、Kさんの息子さんですよ、というのでほんとにびっくり。そういわれればお母さんによく似ています。
話を聞くとKさんの息子さんは店の手伝いにきていて、平素はやはり陶器をやってるのだとか。やはり信楽だな、と思いました。パンフレットによると、お父さんはやはり日本工芸会の正会員で重厚な作風です。わたくしのところはもっぱら食器のほうでお世話になっていましたが。
信楽で会う人たちはみなとてもいい感じのかたがおおいのです。
信楽も第二名神ができればずいぶん行きやすくなってまた活気もでてくるでしょう。

前からもうしあげてますように、この「休憩時間」のブログも1010回で終了したいとおもっています。同じサイトで別名で何かをまた始めるつもりですが、これはあと40回でおわりです。なにか終了に向けて、趣向をかんがていたのですが、とりあえず今日はごく短く、このブログのわたくしにとっての意味がなんであったかを申し上げておきます。

京大教授を定年退職してからの、みずからの社会的意味をなんらかのかたちで検証しつつ生きていきたい、という希望はこのブログでかなえられたと思っています。
ここまで毎日頑張らなくてもよかったと正直おもいます。
しかし、実名でブログを張る以上、研究者の心意気を示したいという気持がありました。
つまり研究者というのは、1年365日無休で起きているあいだは研究のことを考えつつ生きているのだ、とわたくしが言っても、この「休憩時間」をよむかたはそれがリアルに分かってもらえるとおもうのです。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-27 15:27
2007年 10月 26日

会議のあとで、亀田兄のインタビュー、ノバの倒産

家に夕刻に戻って晩飯を妻と一緒にしながら留守のあいだの出来事を聞きました。
短いようでもやはり色んな事がおきているようです。

二週間ノルウエーとギリシア、一週間あいだをおいて沖縄と東京の一週間でしたので、旅行が続いて疲れたのは事実ですが、旧知の人達と会うことも多く、いろんなことを聞きました。
その中では、S先生が奥さんと一緒に二週間前に比良の家のそばの滝を見に来ていたのを聞いて、残念、ぜひちょっとよって欲しかったものでした。いろいろ見せたいものがあったのに。

久しぶりなので、猫もしずかにそばに寄ってきて体の一部をわたくしの体につけています。もう15年も同じ家で過ごしてるのですが、最近はときおり情緒が不安になることがあるようです。老猫なのですが、その割に若く見えます。猫はシワもシミもありませんし。体型が変わらないのがいいのでしょう。

昨夜はのぞみにぎりぎり間に合わせて早く京都にかえられたSさんと、Iさん、Yさんと新橋の駅そばで11時すぎまで話をしました。遅くなってから、アルコールのせいか、気を許しているおふたりせいなのか、平素は決して口にださないようなこともついつい言ってしまいました。

亀田兄が記者会見をしたようです。ニュースで見たのですが、若いのに感心するくらい、立派な受け答えをしていました。誰かの助言があったとしても立派なものです。かれらを大マスコミがよってたかって社会的に制裁してもなんの意味もありません。問題はTBSです。TBSこそ制裁しなければいけません。社会的正義の第一歩です。

駅前留学ノバの倒産とか。噂が前からあったようですが、驚きました。受講者の前払いのおかねだけでも250億円とか。それに外国人講師の給与の未払いともども三百何十億とかの負債、大変なものです。オーストラリア人の講師だけでも千人単位が失職とか。未曾有の大規模の倒産なのでしょうか。
よく事情はわかりませんが、一種の社会現象にまでなった企業をむざむざ消してしまうのは惜しいような気がします。しかし、前払いの金額が多すぎるし、講師の質もどうだったのか。急な成長が問題だったことは間違いありません。
日本人の英語会話学習好きとそのわりに上手にならない、このあたりは、国民的な課題なのでしょうし、ノバにも進化してもらいたかったものです。もういちど地道にやりなおしてほしいものです。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-26 20:41
2007年 10月 25日

お台場での研究報告会

昨日も深夜に東京についてホテルによれよれで着きました。疲れました。

きようは研究費をもらっているJSTのCREST代謝の研究報告会でお台場の未来館にいきました。今年度は4件新規採択されたので、それらの方々の発表をまず聞きました。日本のトップクラスの研究者が自らの研究とこれからの計画を15分程度で要約してくれるのですから、実に効率的でかつ勉強になります。こういう機会というのは非常に貴重です。どれも大変おもしろく聞けました。数年前でしたら、ほとんど理解出来なかったようなトピックスがいまではかなり身近になるのですから、この3年間でメタボリズムについて新しいことを沢山学んだ事を実感しました。研究室からも10人くらい来ているようでした。
新橋で新交通機関とかいうゆりかもめに乗りましたら、向かいの座席に京大の生命科学のTさんがおられました。さっそく隣に座らせてもらって、話をしました。いい仕事がいいジャーナルにアクセプトされたとのこと、めでたいことです。若手女性研究者としてわたくしが京大ではもっとも期待している人です。

きょうとあすの午前で15人の研究代表者の話が聞けるので、楽しみです。水準の高い話ばかりなので、たとえていえばおいしい食べ物を次々に食べられるような楽しさです。誰もが力が入っていますから、ハイライトになるデータがどこで出てくるかを待ってるのも楽しみの一つです。わたくしはどちらかといえば、いちばんいいデータを最後にもってくるのはよほどいい仕事の時以外はやったことがありません。普通の時には、いいデータは途中で出して、その意義を検討するようなかたちにします。今回は、練習問題で始めたつもりの研究から面白い結果がでたことを示したつもりなのですが。
研究費というのは、申請した以上は内容的にそれに沿ってやっていくものであり、それでいてしっかり年々発展してなければいけないのですから、研究遂行上頭をいちばん悩ませる点です。研究代表者でありつづけるということは結局そういう事を実行し続ける能力にあるのでしょう。

きょうは話が終わった後は懇親会でたぶんその後も遅くまでありそうなので、ここまでにしておきます。

今日聞いた話しの中で、痛みとか疲労というものを定量するのはとても難しいという、ことをIさんが言ってました。それで疲労感の原因を突き止めるのも難しいということでした。言われてみると、確かにその通りでしょう。
わたくしは疲労感はかなり個人的にも定量できる感がありますが、いい加減な主観によっているのかもしれません。たとえば昨日の夜ホテルに着いた頃の疲労度は7くらいで今は4くらいですか。疲労困憊しているのを10とすると。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-25 18:11
2007年 10月 24日

フランスにおける移民のDNA検査、食べ物の偽装のもつ意味、ミートホープ社、偽装地鶏、赤福再販売の問題

フランスでは移民に対する親族関係を確定するためにDNA検査をすることを許可する法案が通ったようです。これまで沢山の虚偽の親族関係が申請されてきたことにたいする対応のようですが、当然猛烈な反対もあったようです。しかし、申請者が希望すればという条件つきで認められたと報道にありました。
これが投げかける問題はいろいろあります。
DNA鑑定は窮極の物質的親子関係の確定でほぼ100%の確度で決定できるのですが、しかし実は相当に高い頻度で親子と思っていたのにそうでは無かったというケースがあるのです。国によっても異なりますが、たしか20%弱そうではなかったというデータがあると聞いています(たしかいちどこのブログで触れました)。なかには子供には知らせてないが、社会上の親子とちがう親子関係だったのが、DNA鑑定をすれば分かってしまうことがあるのです。その頻度も相当にたかいのです。こういうことが、DNA鑑定をすればいやがおうもなく、分かるかもしれないことがたいへん問題だと考えます。もちろん、移民を申請する人々にかぎらず、親族関係を確定するために、行政なり国の機関がDNA鑑定を多数の人々に適用するのは大問題と考える人もいるでしょう。わたくしもその点は十分に考えたいと思いますが、社会的に隠しておくことがベストなことが、こういうことで明らかになったときに、いったいどう対応すればいいのか、個人的には大変な問題になりうるということが、どれだけ考えられていたか、そのあたりが不安です。しかもその実験的な初めての政策が移民に適用されることに深い懸念を感じます。

食べ物というのは、本当はどこでだれが作ったのか分かると安心します。食べ物の90%以上が同じ村内、町内の人達が作ったものである時代もありました。いまはその逆で、大半の食べ物は誰が何処で作ったのか、分からない時代にわれわれは生きています。そこで産地やブランドを頼りにひとびとは食べて行くことになります。
地鶏といって、高い料金を払って食べていたら、それは業者がタダで購入して加工したものだったと。肉が硬いのでブランドを信じて消費者はそれを本物と思って食べていたとか。
ミートホープ社の問題も牛肉といって実際には豚とかトリとかのにくを沢山混ぜていたとか。この会社の社長さんは、豚の血液を沢山原料にまぜて、赤いミンチ肉を率先して作っていたとか。
赤福の場合もつくりたてと宣伝しつつ実際にはいっぺん売れ残ったものを、できたてほやほや新鮮なものと偽って販売していたとか。
共通していることは、食品のラベルというか、どこでだれがいつどのように作っていたかの情報の中に嘘が混じっていたことです。そして、その嘘が通ると、同じ商品の値段が何倍も異なりうるのです。売ってはいけないものも売れるようになることです。ラベルをちょっと変えるだけでお金がざくざく入ってきます。味をしめたらやめられないでしょう。

もちろん、これらはまちがいなく、不法行為です。消費者をだまして、不法に利潤を得ているとも言えます。しかし、問題は実は消費者はこれらの不法な情報を見抜けてないということです。ミートホープ社のや赤福の不法な食べ物を口に入れてからまずかったり腐敗しているとかで口からはき出すような事はせずに皆食べてしまっています。疑いをもった人達は居ないのでしょう。地鶏のひどい話も、硬い肉でこれは地鶏と本当に思って原料ただの鶏肉を食べていたのです。
つまり、ラベルを信じることでわれわれは食べ物をたべるところを巧みにつかれたら、わけもわからずに何を食べさせられているのか分かりません。
中国製を食べないといくら主張しても、ラベルを偽られたら分からないのかもしれません。不信の気持に駆られたら、最後の道は、自分の知っている人達の作ったものしかたべない、というものです。わたくしはそういう人達が増えるのがこれからのあるべき傾向だと思うのです。
食べ物についての関心が増えるのはいいのですが、誰が作ったのか、作った人に直接お金で払うのが、窮極のベストの方法のように感じます。

話は違いますが、最近いろんな酒類がありますが、テレビの宣伝で有名人がおいしそうに飲んでいるので、そんなものかとのんでいる人もいるでしょうが、そういう先入観がなければ飲んだらすぐ口からはき出したくなるような酒類が多いのではないかとわたくしは最近思ったりしています。
合法的なラベルや宣伝にもわれわれは惑わされてはいけないでしょう。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-24 15:46
2007年 10月 23日

錆び付くからだ、一日の運動、元防衛次官の問題の示すこと

今朝起きて、きのうの歩いた歩数をみたらわずか3900でした。沖縄にくると運動不足になるとなんどかこのブログでもぼやきましたが、ちょっと少なすぎます。わたくしのようなからだになると、ラボにある古い機械みたいなもので、だましだましつかってるうちは使えますが、使わなくなればさびついて動かなくなる、そういうものです。運動してなにかが向上することはあり得なくて、動かなくなるのをなんとかしのいでいるということでしょう。錆がすぐつくからだというところです。
実際、歩き出して15分くらい経つとなんとなく体のきしみがすこしとれてくるのを実感します。京都で普通に通勤すると、それだけでほぼ6000歩になります。内訳は、家から駅まで2000,山科駅での乗り換え300,東山三条乗り換え400,百万遍バス停からラボまで300,これで3000歩ですが、帰りは比叡山坂本からバスに乗りますので、ラボから家まで1200,これに日中昼飯食べたりラボをウロウロすると、最低でも6000歩になる、こういうことです。これに追加があって、たいていすくなくとも8000くらいはいきます。通勤が都会ではいい運動になるのはそういう理由でしょう。東京ではよく歩くので、運動不足を感じません。
ですから、けさは海中道路の取り付けそばにあるコンドミニアムに泊まったので、歩きました。5000っくらい歩いたので、ちょっといい気分でした。海から吹く風が非常に気持ちよかったです。もちろん、眺めも。

奈良先端からきている大学院生のS君も奮闘あってついにいいものつまりいいデータとおはなしをつかんだようです。かれの今日の研究の話には、学位はひとつとればいいので、あれもこれもとやらなくてもいいのですよ、といっておきました。しかし、めでたいことです。かれも、家族ともども沖縄にやってきた甲斐があったというものです。もちろん、これを具体化するためにはまだまだ彼のひたむきな努力がひつようですが、しかしこの時期が大きなひとつの区切りです。

わたくし8月18日のこのブログで日本の軍事組織の危険な徴候ということでいま渦中のひとであり、証人喚問をうける守屋元防衛次官のことについて書きました。
そこでかいたことは何も変える必要性を感じませんが、その時はわからなかった、職務上の接待など汚職的行為があったことも明らかになりつつあります。
これが自衛隊トップのしかも生え抜きの、天皇とまでまわりに言わせた人物だったのです。わたくしは、自衛隊関係者にこんごはやはり相当な色眼鏡で見なければいけないと思いだしました。

自衛隊は実力をもった軍事組織です。クーデターでもなんでもその気になればやれる実力組織です。
わたくしはこの絶対許せない、恥をしれの2つのセリフを報道で見たときに、いよいよクレージーな軍人トップが日本に現れたかとおもいました。そして、自衛隊が戦前の軍隊と一部相似形になってきたことをはっきり感じました。
本当に誰が自衛隊のことをちゃんと報道してくれるのか、非常に心配になります。

その時の抜粋を掲げますが、そのうえに生活倫理面での厳しさが無い人物がトップだと知ると、いったい誰が彼を次官、つまり軍人トップにしたのか、かれを何年間もその職においていたのか、噂が無かったのか、そういうことを強く感じます。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-23 16:27
2007年 10月 22日

トランスオーシャン航空、難聴の運転手、岡島と松坂の違ったあつかい

昨夜のフライトはやはり疲れました。このトランスオーシャン航空は狭くて換気がわるくて、そのうえ満員でした。平素はJシートという千円高いのに乗るのですが、そういう席もないので、2時間はかなり辛い。着陸したときは正直ホッとしました。ホテルまでのタクシーの運選手さんは、あの機体は小さいのでだれもしんどいといってますよ。でもあれは正規にはらってる人はほとんどいない、すごい安いんでしょ、いったものです。正規にはらってるわたくしなどは、間抜けなのでしょうか。

ところで今朝ホテルから恩納にある科学技術機構の会議の場所までのった流しのタクシーの運転手さんはほとんど耳が聞こえませんでした。大声を出すとやっと分かるみたいでした。目的地をつたえるのにかなり苦労しました。
最近ひどく難聴になって、医者は手術しないといけないと言ってるそうです。かなり運転が危ない、とわたくしはおもいまして、難聴とわかった後半はハラハラしました。個人の運転手なので、だれもチェックしないのでしょう。

会議が終わったあとでセンターにいき、いつものように研究の話を聞きました。P君とN君の二人で、進捗を聞きました。それからP君の細かい細部の実験内容を根掘り葉掘りききました。

レッドソックスが勝ってワールドシリーズに出るので、松坂が今回は好投したと大きな見出し。しかし、本当はリリーフになった岡島選手を最低限同様に扱うべきなのに、記事を見たらやっと分かるあつかいです。これは本当に岡島選手に失礼です。なんでこのような扱いの違いを松坂と岡島が受けるのかまったくわたくしにはわかりません。
だれかが説明してくれるといいのですが、たぶん誰も説明できないでしょう。日本からの惰性なのでしょう。わたくしは松坂選手というのは嫌いというはことまったくありませんが、何をかんがえているのかわからないのと、ときおりめった打ちされるのになぜか評価は高い選手なのだという印象がつよいです。岡島選手は米国での実績もすごいし個性的だと思うのですが、その個性が日本にはうまくつたわってないのでしょうか。

by yanagidamitsuhiro | 2007-10-22 18:04