生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2008年 06月 30日

枝豆を食べる猿飛、楽しい研究、藤原信也氏のコメント、秋葉原通り魔犯

土日は雨がちでしたが、外に出ている時間が長いことでした。
日曜帰る2時間くらいまえに、妻があわてたようすで、猿飛佐助の襲来をわたくしにつげました。
なんとネットのしたの竹の棒を持ち上げてそこから入ったらしく、その侵入の形跡がわずかですが、残っています。枝豆まだ小さいのに食い散らした後がありました。被害はそれほどではありませんが、やはりショックです。老人の楽しみを奪う猿飛はけしからんやつです。
これはいけない、というのであわてて、竹棒を動かないように重い石をおいたりと、くふうし、なおかつかなりの面積の枝豆をまた別のネットで囲うという二段構えの専守防衛策をこうじました。
これですっかり疲れました。

このあいだのの大阪大学構内での沖縄での研究の講演のあとで、二、三の人たち(ベテラン研究者でしたが)から楽しい話を聞かせてもらいました、と言われました。このような言われ方はこれまで滅多になかったことです。もちろん嬉しいことです。
わたくしがたのしそうにしゃべっていると感じたのかもしれませんが、研究内容もだんだん楽しくなってきたはずです。
もっともっと楽しいはなしにならないか、とは思っているのですが。

秋葉原通り魔事件、すこし時間が経過してぼつぼつコメントなどがでてきています。
わたくしもおりおりに、会った人たちにどう思うかと、意見や感想を聞いています。
もちろんこの事件がわたくしには理解できないからです。この25才の凶悪犯の人間像と犯行にいたる心理的経過が飲み込めないのです。
それで今朝の新聞にあった藤原信也氏のエッセーを期待して読んだのですが、がっかり。自慢話的な話のつくりにもさらにがっかり。この人ももうもうろくしたのか、とおもいました。それともわたくしがもうろくしたのか。まあ、そんなことはどうでもいいのですが、やはりピンと来るものが全然ありません。したり顔がみえるだけです。

だいたい米国資本主義が入ってきて、若者を労働資源とみなすようになって、云々とあるのを読んでいったいなにをいってるのか、あきれました。
だいたいマルクスもチャップリンも大昔から、資本家は労働者をそんなふうに扱ってきてるじゃありませんか。なにも差はないでしょう。日本の資本家なんて同じか、場合によってはもっとひどいでしょう。

わたくしに言わせれば、左翼と労働組合の退廃が日本では一番問題だと思うのです。
わたくしも昔は、左翼や労働組合を元気よく非難していましたが、もうその非難する対象がいてもその姿を隠すようにしています。
日教組とか大学職員組合とかもっともインテリ的なはずの組合ですら、職場の中でほぼ同一の仕事をしながら、給与は3分の1の非正規勤労者をながらく無視してきたわけです。職場が退廃するのはあたりまえです。

わたくしたちは公務員試験にうかっているのだから、といって職場内の給与差別と身分保障差別に目をつぶってきたのですから、組合が今さら何をいっても信用をかちえるのは難しいでしょう。
正規社員や正規労働者からなる官公労や大企業正規社員の民間労組にいたはずの左翼や労働組合がこの非正規労働者問題にだまっていたから、経営者はだんだん非正規労働者の割合を増やして来たのだと思います。
とうとうここまで来て、国民の相当の割合が非正規勤労者となってしまって、政治家も不安になってきたのでしょう。不安の度合いは自民党も共産党も同じくらいというのが国情をあらわしています。つまり非正規労働者を味方につけられる政党はまったくないのです。
今回の犯人とこのような話がなんか関係があるのかどうか分かりません。でもなにかもやもやと関係があるのではないか、多くのひとはそう感じだしているのですね。
そういう意味では、最近死刑となった宮崎死刑囚ともちがうし、子供を多数殺傷した宅間ともちがい、なんらかの社会的メッセージがあることはまちがいありません。
つまり立ち止まって、日本の国情、日本の勤労事情を、日本の家庭事情を考える必要を多くの人たちが感じているのでしょう。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-30 16:56
2008年 06月 27日

ふがいない日本、わたくしの研究科内での境遇の真相、自主構造研への長い道のり

米国は北朝鮮にたいするテロ国家指定を辞めるとのこと、日本はなにもできず。米大統領の、拉致被害者を決して忘れないという言葉がむなしく響きます。
首相よりも、横田夫妻のほうがはるかに日本国民に語りかける力があることを、首相自身知らないのでしょう。
米国に強い態度を示せる政党がどうしても必要です。分かり切ったことですが、そのような政党を政権にもたないことが、このような弱腰日本になっているのです。若い日本人にそのあたりを分かってもらえればいいのですが。いまのテレビタレント知事などには望むべくもない外交についての手腕ですので、人材を育てる時間も必要かもしれません。しかし、わたくしなど戦後日本のふがいない大人を見て口惜しい、とおもって、自己形成した面もあるので、このふがいない日本の状況こそが世界に発言できるあたらしい人物を日本から生むに違いないと期待したいものです。

きょうは研究科のシンポジウムで、午後最後にしゃべる順番です。
わたくしはもう退職して3年以上たち研究科もわたくしを特任教授として遇していただいているのですが、実態は教授でもなんでもなく、研究科でおきていることはなにも知りません。というか他のラボは教授会にでるラボヘッドがいるのでなんとなく情報が漏れ聞こえるはずですが、わたくしのラボは建物からしてはるかに離れているし、正規教員もいませんから、研究科の情報からは完全に途絶しているのです。噂のたぐいも、わたくしもラボメンバーもの情報はゼロです。なんだか変でしょうが、これが真相です。いまだにわたくしの後任が決まっていないのは、どうも確からしいです。不思議です。
そういうわけで研究科シンポジウムといってもなんとなくばつが悪いので、時間に間に合うようにいって、終わったらそこそこ帰ってくるのがいつもの習慣です。はっきりいって、呼ばれたくないのですが、間借りしている以上、呼ばれれば、いかねばなりません。
しかしこのような状況は京都大学の昔からの伝統で不思議はありません。辞めた先生は極力姿をキャンパスや現役先生のまえにはさらさないというのが、これまでの不文律です。わたくしも現役のときに不思議におもいませんでしたからしかたありません。しかし、その立場になれば、これは変えたほうがいいし、年寄りの忠告は役にたつことが最近自分でもよくわかりますね。

きょうからラボが正式に引っ越ししました。
このラボに来るのには相当の道順を歩む必要があります。
入った建物の正規玄関がまだ工事中で使えないので、11月(たぶん)までの変則的な状況ですが。
まず隣の建物に入るために、工事建物が邪魔しているので、崖にかかった粗末な六段のはしご階段を昇ります。ついで隣接した玄関から建物に入り、3階までいってから、建物のあいだにかかっている連絡用のブリッジを通ります。この時に2つの鉄扉の暗証番号が必要です。それを越えると暗い廊下があってそこを数十メートル歩けばわたくしのいるオフィスおよびラボ周辺で、訪問者に知らせるのは相当に難しい。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-27 14:00
2008年 06月 26日

理工系の研究グループ

戻ってみればやはり疲れました。

茨木から時間があったので近鉄バスに乗りました。阪大病院前までです。
阪大キャンパスに来るといつもおもうことは、阪大の人たちはみなさんチャーミングなのに、なんでキャンパスはかくも魅力がないのだろうと、思ってしまいます。大学人の手に負えない次元の問題のなのでしょう。でも、なんとかならないのか、この駐車場とのっぺらぼうの建物群以外になにか作れないものかと思ってしまいます。

分かってみると、このシンポジウムはK先生が主宰していますが、研究費でいうといわゆる理工系です。生物系のわたくしには、理工系の特定研究班に招待されて講演するのはこれが最初かもしれません。すくなくとも長いことありませんでした。しかし、わたくし実をいうと物理や化学がかなりわかるのです。かなり専門的なものでもわかっちゃうのです。若い頃の修業のたまものだし、そもそもわたくしは生体高分子構造学というお堅い名前の講座の教授だったのですから、物理化学の講義はいちおうできるはず、なのです。そういうこともあって、かなり面白く聞けたというか、平素まったく使わない脳みその部分を使った感じで気分のよいことでした。

シンポジウムの会場は阪大病院の裏にあって、午後から夕方まで、おもに生命現象に対する技術系アプローチの研究成果を聞きました。研究内容だけでなく、会場の聴衆の雰囲気が礼儀正しく、行儀がいいなあ、と感じたのもあたりまえ、理工系ですから。企業で充分やっていける人たちのあつまりです。

染色体や細胞周期の研究発表の後なら決してないであろう質問というか、話題が講演のあとの休憩や交流会の場にまであって、よい刺激になりました。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-26 21:54
2008年 06月 25日

沖縄での28時間、連チャンの講演、公務員をどうする

今回の沖縄は先週も来ていますので、滞在28時間でしたがやはり来なければならなかったと、いま帰路のはるかの車中で思っています。短時間ですが、大事な仕事がありました。
往復14時間かかるのがどうもかなりつらいのです。

あしたは、阪大に出かけて講演、明後日は京大会館で研究科シンポジウムで講演ですから、われながら慌ただしいことです。でもこうやって発表する場があるのはありがたいことで、また講演では毎回相当に異なる話が出来るので、沖縄と京大でのラボメンバーのみなさんに感謝せねばなりません。
阪大でのシンポジウムはよく話題になるシングルセル解析がトピックです。
わたくしとしてはシングルセルよりも研究系としての面白さをアピールするべきでしょうか。
明後日の研究科のシンポジウムは最後の最後の順番になるのですこし工夫しますか。

公務員をなんとかせねばならん、という世論のようです。
公務員バッシングと公務員のなかには怒っている人もいるようですが。
地方、国の財政難の流れからは月給減らしになるのでしょう。そういう意味では、大阪府知事は流れの先頭に立っているようです。

例えば義務教育の教員の給与はいくらが妥当なのか?
警察官は?消防署員は? 
わたくしにはその基準額はわかりません。世間の相場で決めるのがいいに違いありません。本当に良すぎるのなら、減らすのもいいでしょう。しかし、誰がどう決めるのでしょう。
ただ、教員などは20代、30代の給与を現状よりもあげてそのかわり40代50代になっても給与がほとんどあがらないというふうにするのも、一つの考えだと思います。つまり年をとるごとに給与がだんだんあがるというのは年寄りはいらないという流れになるので、むしろあげない方が高齢者の雇用には有利になるような気もします。多くの職業で年を経るにつれて給与があがっていくのはある意味不思議な制度で、長期同じ勤務先にいる人が高額給与となるので、むしろ職種で給与が決まる、ような社会もそれなりに面白いのかもしれません。
わたくしが最初に住んだ外国、スイスはそんな傾向の強い国でした。交通費も、扶養家族費も、年齢での給与上昇もない、それに20代半ばもベテランも給与があまりちがわない、というのでカルチャーショックを受けたのを想いだします。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-25 21:41
2008年 06月 24日

通り魔犯人の弟、痛ましい漁船の転覆、医師を増やす政策

今朝は関空から沖縄です。JR西また20分の遅れ。

長いこと買ったことのない週刊誌を買いました。通り魔殺人の犯人の弟がどのような家族であったかを述べる、独占手記というのがあったからです。でも、よんでなにか腑に落ちるような感はまったくありませんでした。ただ、かなり特異な母親であったことだけは確かなようです。しかし、このような殺人を起こす原因とは思えませんでした。

漁船が転覆して13人の不明と4人の死者という痛ましい出来事。このあいだの大地震で亡くなったり、行方不明になった人たちと数があまりちがいません。
これがもしも、油の高騰で港に戻れず漁場で長期滞在せざるをえないことから起きた荒天下の事故なら、ほとんど人災でも言えるものです。ほんとに痛ましいことです。

医師が足りないという。それで医師を増やすというのが政府の重点施策になったようです。しかし、増やすといったって、だれもが知ってるように来年から増やすというのは無理で早くても6,7年はかかるし、経験豊かな医師を増やすのなら、もっとかかるでしょう。
不思議なことに医師が足りない、だから増やすといっても、大学の教育サイドからはさっぱり意見が出てきません。それでなくとも、いまの医学教育医師養成は問題山積だし、大学医学部付属病院が苦境におちいっていることは周知のはずなのに、ただ増やすというかけ声だけが聞こえるだけで、これからどうするという声が聞こえてきません。
コンピュータやインターネットの発達のおかげで能率が上がって余暇が増えるかと思ったら前より忙しくなっているのが大学や教育の現場です。研究の現場では、医療改革でよくなるはずだったのに、研究に関心をもつ医師が減ってきて、方便としての研究は増大しても、大学医学部での基礎的な研究は最近とみに勢いが失われてきています。
大学の独立法人化によって、個々の教員の忙しさは一段と増して、かれらの余裕のない生活ぶりは、深刻の度を増しています。
なんでこんな事になってしまったのか、それがおおかたには分からないので、強い意見が出て来ないのですね。
わたくしはこうなるのはすこし考えれば、分かっていたと思うのです。生活がデジタル化する前からずっと日本社会にはびこっていた考えが社会の上澄み部分にいる多くの職業人のあいだに蔓延してしまったのです。

余暇がなくても収入が多い方がいい。
余暇がたっぷりあっても収入がかつかつではいやだ。

これが右肩あがりに増えてきた、日本人のとくに最近勝ち組とかいわれる人々のあいだに多い、基本的な「幸福観」なのではないでしょうか。実際には負け組のあいだにも多いから、そういう場合には、苦しいだけの人生になってしまいます。
医師という職業、もうむしろ身分といってもいいようなものは、この考えの典型的なケースになりがちです。本人がどうおもうと、医師のベルトコンベアに乗ってしまえば、逃れようもなく、忙しい、でも外車を買うくらいの収入は保証されます。
わたくしが高校生の頃ですから50年前ですか、同級生の父親が開業医で、わたくしは周辺に医師の親戚がいなかったので、どういう感じなのか、とこの級友に聞くと、家族は経済的にとてもいいけれど、本人は暇なしで働いているだけ、と真顔で言われて妙に感心した記憶があります。

これに最近では、もう一つ加わった条件があります。それは安全志向です。人から訴えられたり、非難されるような職業は嫌だ、というものです。医師でいえば、医療訴訟になりがちな分野は敬遠されるし、医師がただひとりでありとあらゆる病気にたちむかうような状況を避けることになります。

このような考えが蔓延しているかぎり、医師の絶対数をどんなに増やしても、収入の多いところ、危険のすくないところに、医師は集中してしまって、せっかくの施策も成功しないのではないでしょうか。
だいたい年間平均収入が300万くらいの地域に、医師確保のために年収3千万を保証したとして、そこにやってきた医師が、地域の平均から遊離した身分のような人間として、屈託なく楽しい人生をそもそも送れるのでしょうか。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-24 16:20
2008年 06月 23日

おばの死去、最後の最後の一点

きょうのブログを書こうとおもっていた矢先、携帯に妻から電話。勤務時間に電話してくるのはなにかあったときだけですから、なにが?とおもったら、栃木のSおばちゃんが亡くなったとのことでした。
父がたのおじ、おばの中でひとり存命していたのですが、詳しいことはわからないのですが、急死とのことでした。
わたくしは、あしたから、沖縄の会議に出る予定で今週も沖縄行きの予定でしたので、どうしようかと一瞬おもったのですが、妻がわたくしが行きます、といってくれたので、そうしてもらうことにしました。二年ほど前におばの家にいって、親しく話をしたのが最後になりました。とても元気そうでしたが。
享年87才とのことでした。おばについては、色んな事がおもいだされますが、とても人間的な暖かいひとで、わたくしにも子供の頃からいろいろと人生の糧になるようなことを、たくさん言ってくださって生きているだけで、心強い存在でした。
心におばの温顔をおもいうかべると、父の顔も同時におもいうかぶほど、ふたりの容貌はよく似ていました。
葬儀にはいけませんが、おばの心の奥底にあるものをよく分かっているつもりなので、おばのことをおもいおこすことは、わたくしの人生において、これからも何度もあるでしょう。

この時期、畑の維持は重労働です。
雑草がものすごい勢いで大きくなるし、作物はすがたかたちをととのえる必要があるし、相当にくたびれます。
でも土日がんばって、なんとか気分よく坂本のほうに戻れました。
葉物、トウガラシ系、キュウリなどは食べきれませんから子供達に送ったりなどしています。
アーティチョークまた食べましたが、おいしく食べられました。

昨日は晩飯を食べながら、サッカーの試合を見ました。
終わりまで見ると遅くなるので、休憩時間のあいだに坂本に戻りました。30分弱で帰れるので、見逃す時間はちょっとです。
0−0のままで不完全燃焼気味でしたが、最後にたなぼたのような、一点が入りました。
ああいう、押しに押しても一点も入らないで、最後の最後に偶然がかさなるような、一点なかなかよいものでした。
巻選手の泥臭いゴール際の突進と、内田でしたかのヘッディングのボールがよく跳ねてキーパーの頭上をこえてしまうという、ああいう一点は教訓的でした。努力が最後に報いられたともいえるし、こういう一点があるいみ日本にとって望ましい勝ち方としてもいいのかもしれません。
勝負事はやはり忍耐が大切なのでしょう。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-23 17:41
2008年 06月 20日

グリーンピースの鯨肉窃盗、鳩山法相は死に神という朝日新聞

考えさせられる記事2つについての感想。

グリーンピースの活動家ふたりが警察に逮捕、理由は青森で鯨肉を窃盗したとの容疑とのこと。グリーンピースは即時釈放を要求とのこと。逮捕されたのはオーストラリア人かとおもったら日本人でした。意気揚々と船員の鯨肉もちだしの証拠物件をしめして記者会見をしようとしたら、家宅捜索、逮捕ということの展開で、グリーンピースジャパンは怒り心頭のようですが、日本国内では同情する向きはほとんどないでしょう。
でもたぶん海外メディアはとりあげるでしょう。逮捕されたのが日本人なので日本にも良心的な連中が少数ながらいる、という評価になるでしょうから、グリーンピースジャパンももって瞑すべしではないでしょうか。
このグリーンピースの資金源はどこなのでしょうか。よくいわれる石油メジャーというのは怪しいのですが、どういうふうにこの人達、生計を立てているのか、興味があります。クジラでめしを食べられる数少ない人たちです。
いっぽうで、警察ずいぶん力こぶがはいっています。なぜでしょう。
やはりオーストラリア政府やマスコミでの、この問題のあつかいに、国粋的に非常に怒っている日本人は多いでしょうから、検事や警察エリートのなかに正義のために、おもっているひとがいるのでしょうか。

それにくらべ、朝日素粒子の鳩山法相死に神表現は、法相にこのように怒られてしまえば反論のしようもなく、かといって謝罪もしたくないので「ほおかむり」になるのでしょうか。
でも産経ばかりか共同通信まで大々的に報道しているので、朝日にとっては随分なネガティブな効果になるに違いありません。
素粒子はなるべく読まないようにしていますが、それでもたまには見ます。そのあと、いつも読まなければ良かった、と後悔しします。天声人語もだいたいそんな感じです。ただ、天声人語は長いので、途中でやめるので、結論は見ないですみます。
わたくしは、この素粒子の書き手さんは、飲酒をしてから、書いてるのだと勝手に思うようにしています。まあ、酒を飲んでいるのだから、しかたないか、とおもうようにしています。
この死に神発言、死刑囚の気持ちはそんなものだろうと想像したのでしょうが、これは死刑囚にたいする侮辱だという、法相の意見が正論に聞こえてしまいます。
ここはさっさと謝罪するのがいちばんいいのだと思うのですが、そうはできないでしょうね。

沖縄では梅雨明けでしたが、京都はまさに梅雨入りですか。
いよいよ引っ越しです。さみだれ式なので、長いことかかります。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-20 15:36
2008年 06月 19日

日本の研究は大丈夫なのか

午前京都のラボで忙しく用をすませて、午後は東京にでてT先生の主宰する学術会議の分科会に出席しました。最近の日本の国情は若い元気のいい研究者を育てるのが難しくなってきました。研究経費が目先の効果ばかりに向かえば最初の効果はそれじゃ若者はやってこない、ということです。これは経験的真理です。
次の時代をになう若者はそういう点に鋭敏です。
わたくしも、中学生の頃に学者になりたいと、思った理由の一つは、「勝手なことが出来そう」という印象でしたから。
昨今では、研究経費がないとなにも出来ないという国情なので、困ったものです。研究グループが、応用的なものに向かえば向かうほど、白けてしまうのが普通の若者です。
基礎的な研究のおもしろさ、創意工夫によって無から有を生じるような研究体験の楽しさが若者を育てていく最良の土壌なのです。
昨今の日本の研究経費事情は促成栽培のデマンドが強すぎます。生命科学でこれまでに偉大な技術開発といわれるような研究もたいていは純基礎的な役にたつことなどまったく考えたことのないような研究が生みだしたものなのに、なかなか行政はそのあたりを理解してくれません。こんな調子での研究費分配方策が今後も続くと本当に日本の研究は大丈夫なのか、あちこちで聞かれる言葉です。
きょうの会議はそういう危機意識をみなさん共有したうえでのぎろんでした。
しかし、わたくしもいまはそうおもいつつ、もう前期高齢者なので、高齢者的な純趣味的人生を送らしてね、というのが正直な気持です。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-19 23:33
2008年 06月 18日

岩盤浴への挑戦

昨日は、暑いけれどもカラッとした感じの沖縄の夕方、妻とホテルから至近距離の日没を見られるレストランで晩飯を食べました。
その後、妻はホテルに付属する岩盤浴なるものをしたいということでした。
わたくしは、どうも名前負けして岩盤浴なるものを敬遠してましたが、このさいやってみるかという気がたしかにありました。
別建物になっていて、そこには大浴場がありましてこれは経験済み、あまりいい記憶はのこっていません。別な階に岩盤浴があります。
妻がいそいそと出かけたあとで、しばし考慮ののちに話のタネと言うことで行ってみました。
まず大浴場で体を温めてそのあと、パジャマのような服を着て、タオルをしいて特に変哲もないような床の上にタオルを敷いて仰向けになるだけです。しかし、なかなか高温で暖まったようでして、すぐその熱は体に来るようです。食事後、飲食後ということもあり、うつらうつら、あっという間に30分が経ちました。
そこで起き上がって冷水を飲みました。この間、客はひとりもいません。大浴場にも誰もいませんでした。まだ夜の10時前なのに、空いてるもんです。
水を飲んでいるときになんとなく、ふらふら感がありまして、そういえばラボの経験者が終わった後で疲労したとの話をおもいだしました。
そのあと、もう15分寝てもういいな、とおもい外に出ました。
大浴場でのうたせ湯とこの岩盤浴なるものの効果かかなり強いぽかぽか感です。
徒歩1分ほどの部屋まで戻って、大きなため息が出ました。
たしかに、疲れたというか、のぼせたというか、そんな感じです。
テレビを見たら、すぐ眠くなりそうです。例のニュース番組のキャスターが官僚の無駄使いを怒りまくっています。妻はまだ帰っていません。よほど気に入ったのでしょうか。
しばらくして、妻も帰ってきましたが、あきらかに疲労困憊、経験済みなのでたいしたこと無いと言っていたのとは大違いです。あっという間に、ふとんをかぶって寝てしましました。
わたくしも結局11時過ぎにはねてしまいました。朝起きると、平素痛い何カ所かの痛みが軽減しています。なにかたしかに効果はあるようでした。でもしばらくは行きたくありません。
年寄りに岩盤浴でした。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-18 06:59
2008年 06月 17日

沖縄で、尖閣諸島でのできごと

沖縄に日曜から来ています。湿気はありますが、そう暑いわけではありません。でもきょうは太陽の日射しがきつそうです。
きのうは一日あわただしくとうとうブログを書く時間がありませんでした。
今回は妻が同行しています。
いろいろ手伝ってもらっています。そのことについてはまた書く機会があるでしょう。
きのうの夜はラボメンバーと共に高原の兎屋さんへ。あらためてここの食べ物がおいしいことを確認しました。ただ場所が分かりにくい。だからいいのかな。

台湾の尖閣島への激しいまでの関わりがはっきりしてきました。
いったいどこまでやろうとしているのか、台湾新政府は「戦争」という物騒な言葉まで使いだしているようです。
台湾が中国本土と親密な外交を進めるうえで、一種の目くらまし作戦とみたいのですが、台湾の新政府がこれに深く手を染めているとすると、かなり危ない作戦と思います。それを承知の上で「仇日本」というスローガンを前にだしても、しゃにむに親中国本土政府路線を突っ走るのでしょう。台湾新政府としてはこれが一番やりやすいと信じているのでしょう。いまのトップはやはり台湾を中国に戻したいのでしょうか。
日本側の対応は一見もたもたしてるようですが、この際はそのほうがいいのでしょう。
韓国にせよ台湾にせよ、中国はいうまでもなく、「ほら、ぼやぼやしてるとあの日本がまた侵略してくるぞ」、というかけ声がでてきて、これがこれらの国の世論を誘導するのに非常に有効なようです。
日本はいつのまにかエコノミックな国是となってしまっているので、「円高、たいへん」「ドル安、たいへん」が世論誘導にいちばん有効なかけ声となってるようです。悲しいですが、しかしこの台湾尖閣占領作戦の前触れに興奮するマスコミ論調をみるよりはずっとましかもしれません。
沖縄にいると尖閣は非常にちかく、ことを構えたがる、政治家のオモチャにだけはして欲しくない、例のフォークランドなどにだけは絶対なって欲しくないと、願っています。

by yanagidamitsuhiro | 2008-06-17 07:09