生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2009年 05月 31日

わたくしの考える科学技術政策 1

堅い話なので、興味を持つ人以外読まれなくて結構です。

このブログの読者ならわたくしが研究者がひとりしっかり育つには20年くらいかかると、思ってることはご承知でしょう。
わたくしもいまはこんなにえらそうに色々言っていますが、20代の最後の年の頃には、研究者としてやっていけるのかどうか真剣に悩んだような記憶があります。その頃のわたくしといまのわたくしは、体重はほとんど変わりませんが、かなり違うのは食べているものがまずいものばかりでした。Johns Hopkinsのキャンパスの傍のCharles 40th街だかにあった食堂で毎日ハンバーグとかサンドイッチとかそんなもので晩飯をすませたり、アパートに戻って簡単な食事をしたりで、いまでもわたくしが決して米国製ケチャップやマヨネーズに手を出さない、というのもそういう体験からですが、こんな世界最高の科学の国でもこんなまずい食い物ばかりでは、研究者稼業を続けるのは困難という、類の低次元のしかし深刻な悩みに浸っていたものでした。
ただ、もう自負心ばかりが強くて、自分が故国に帰ればきっと素晴らしい業績をあげるにちがいない、とまあホラか信念か分からない、気持でいました。しかし、そんなことを言いながら、その頃にやったセミナーでは、終わった後で、高名な初老の研究所長さんにあなたのやっているのは大変立派だがそんなことやっても米国では研究費はとりにくいし、もっと社会的に認知される医学的なテーマをやれば素晴らしい職を米国で得られるよ、といわれたのに、その賢い忠告に一顧もしませんでした。
そんなわたくしを京大は拾ってくれて、そのあとさらに6年近くその時代遅れのというか役たたずの研究テーマですこしの予算を使いながら、面白おかしくやらせてくれた文部科学省(わたくしは京大の助教授、つまり国家公務員でした)心から、感謝したいわけです。

わたくしの科学技術政策というのは、結局日本の大学で禄をはむようになったこの原体験が元にあるのです。
ひとことで言えば、当時のわたくしのような若手(30才でした)研究者を「適当に」サポートするような制度であってほしい、こういうことです。結局、自己肯定からくる意見なのです。

サポートというと、基本的には給料を払ってくれると言うことです。それも来年クビになるかもしれないでなくて、まあ5、6年程度は保証して欲しい、まずこれでしょう。次がわずかでもいいから研究費を与えてほしい、年間100万円程度でもいい、これに国内外の学会に年間一回ずつ参加出来るために20万円とか30万円あればいい、こんなところでしょうか。
若手の研究者の特徴はまだどう化けるかどうか分からない時期でもあるのです、若手の研究者も時代の子です。自分の将来を真剣に考えればおのずと、みずから勉強もし予備調査もし、実地に試しても見てから、人生を決める研究テーマに向かっていくでしょう。
生命科学のように研究者として最高の仕事を40代や50代、場合によってはDNAが遺伝子であることを証明したエブリー博士のように60代を越してからやるかもしれないのです。
広く、浅くお金をばらまく、つまり若手研究者を出来るだけ広くサポートすることが大切、こういいたいのです。つまり「自助」にまかせることです。時期がきて箸にも棒にもかからないという評価ならクビがつながらないのですから、まあこれでいいじゃないですか。

金と身分を与える胴元は彼等が何をするのか「ほったらかし」がいいのです。
ただ、時がたったら、丹念にひとりずつ調査して、評価をすることそして当人には評価をされることに深い意義があるでしょう。

第一回目はこういうところです。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-31 00:19
2009年 05月 29日

暑い、インタビューの要望、書き始めが一年前、ポックリ

ひさしぶりに日中あついくらいでした。
京都ラボのAさんの結婚祝いにちょっとしたものを贈りたいと準備しました。すべて計測するものでした。

沖縄の技術員Kさんのインタビューをしたいとの要望が事務サイドからありました。
たいへんありがたいことです。
研究者が本当にそだつためには20年くらいかかりますが、技術員というか研究補助者は2ー3年で育つと、最近はいっています。わたくしみたいな人間はもう研究者をそだて見届けることは不可能なので、技術員を育てるのを使命にするのがいいのでしょう。

きのう、長いことかかっていた書き物がやっと終わりました。ファイルを見ると、書き出したのが去年の6月9日となっていました。やれやれ、一年かかっています。3月始めには終わっていたはずなのですが、それからなんだかんだ3人くらいの編集というかよく分からない、段階を経ます。やはり英国は階級社会だな、と思う次第。もうすぐオンラインにでるとか。
いま書いているのも、締め切りを大幅に越えていますが、去年の8月に一枚梗概をを書いていました。
しかし、真面目に書き出したのは、つい10日前からです。

来週、月曜から沖縄へまた行きます。用事があるからですが。
近親者のひとりが、わたくしのブログを読むとだいぶ疲れているようなので、要注意と妻にいったそうです。
こういうときに、あんがいポックリいくのかもしれません。
いったら、みんな困るだろうな。そうでもないかな。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-29 16:03
2009年 05月 28日

勇気ある木村盛世医師、血液型ジャパン、126日間100万歩、

木村盛世医師のような現役の厚生技官が新型インフルエンザについて的確な発言をしておられるようなので、これでわたくしも専門家でもないのにいろいろ言っていましたが、もう何も言わないでいいだろうと思っています。きょうは参議院の予算会議でも氏は発言しているようです。このかたに比べるといままでの発言していた専門家がかなり言い訳に近い内容であることがよく分かります。また迷惑をこうむるひとびとのこともあまり考えていないこともはっきりしてきました。試算では1000億円近いくらいの経済収縮がこのわずか一ヶ月か二ヶ月で起きているようです。それに、世界の笑いものにちかくなっていることに、日本人はどこまで感じているか。これはこれでしかたないのかもしれません。もう、これまでに何度もあったことですから。いつも行政と大マスコミ主導なのがほんとにイヤなのですが。繰り返したくありませんが、厚労省も特捜検察も消毒国是に向かって必死ですが、もっと楽しくすこし濁ってもあんまり気にしなくててそれで元気がいい国にホンとなりたいですね。

わたくしの考えた今回のたとえ話は、日本人の多くが血液型で人の性格判断をしている習慣がありますが、国内的にはまあお笑いぐさでいいのですが、これを真面目に世界標準だと考えて、世界の人々の見ている前で、日本人も外国人も血液型をひとりずつしらべて、性格を分類作業などしたらどうでしょうか。とんでもない国だとおもわれるでしょう。今回の出来事は全体として、それに近いような出来事だとわたくしは思っています。日本標準の多くにはこんな血液型判定みたいものがかなり混ざっています。東大法学部の卒業生が多くの「お上のお達しの内容」を作ることも含めて。

さて、きのうで126日間で100万歩を歩いたことが、最近愛用しているオムロンの万歩計(Walkingstyle HJ302)でわかりました。このすぐれものはいちど洗濯機の水の中に短時間つかりましたが、平気でした。色んな記憶機能や測定機能がありますが、なかでも特にこの100万歩までを日にちで測ってくれるのがとてもいいとおもいました。糖尿病の値であるHbA1Cとなんとなく一脈相通ずるものを感じます。
この126日かかったのをすこしでも100日に近づけるように、次の三ヶ月強も目標としようおもっています。一週間単位での目標歩数があるのももちろんいのですが、他の万歩計もそういう機能はたいてい持っています。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-28 15:04
2009年 05月 27日

幸福の科学、勉強の出来る子、古本のなかのマイルドセブン、木村もりよ医師の告発

けさ新聞の一面広告にあの幸福の科学が本を二冊宣伝してました。大川隆法氏の著書のようです。
昼飯を食べた食堂の別の新聞にもおなじ一面広告がありましたから、どうもこんどの総選挙で多数の候補者をだすとかいう話も聞いた記憶があるので、それは本当であり、その前哨なのでしょうか。
広告を見ると、これからの日本をどうするという類のものですが、政治的には中道右派的な意見のようで、もしかしたら、自民党に愛想をつかして、自前の政党をもとうとしているのかもしれません。なんとか幸福実現とかいうちょっと臆面もない名前ですが、さあどう言うことになるのでしょう。
どれくらいの票を獲得するのか。科学という言葉があるので、わたくしもつい反応してしまいましたが、でも大川総裁というのですか、この教祖のかたの本を読んだことがありません。でもたしか事故死した小説家も信者(というのかな)の一人でわりあいまともな人だったという記憶があります。
二三回、沖縄だったかどこか辺鄙な場所で幸福の科学と書いた看板を見たことがありますので、信者(というのでしょうか)は全国にいるのかもしれません。自民党には打撃でしょう。たぶん。

勉強の出来る子の親は、本を読むとか。勉強の出来ない子の親たちはテレビのワイドショーをみて頻繁にカラオケにいくとかの調査とか。おもわず笑ってしまったのは、あんまり本当みたいな話ですから。調査しなくても分かっていたような気がしますが。
でも勉強ができてもつまらん人間は沢山いるので、これを見てどう親が反応するかは分かりません。でもわたくしの嫌いなビート某とか、あさずばおじさんとか、こういう人たちはワイドショーのヒトなんでしょうね。タモリは嫌いではありません、紳助氏は最近はあまり好きではない。油濃い人たちは、見てるだけでお腹にもたれる感じです。

わたくしの好きな古本屋にちょっと寄りました。二冊買いました。開高健と渋沢龍彦の本、30年前と20年前に出たもの、2200円也。おもわず、番台(とはいわないが)の女性に、ここにある本はみんな趣味がいいね、と言ってしまいました。女性笑っています。いい本を持っているお客さん、つかんでるのね、ああでも死んでしまっているのかな、といいますと、皆さん色々事情がおありになって、とこういう返事がありました。趣味のいい本を持っている人たちの本がどういう経過で、売りにでているのか。渋澤龍彦氏の本の表紙にはタバコを吸っている写真がありました。この方は、喉頭がんでなくなったのです。なんと驚いたことに、この古本をパラパラめくるときれいに折りたたんだ、マイルドセブンの特製包装がおし紙のように入っていました。舞妓さんの絵、京都市政100年記念とか。4つもありました。20年前のものです。なんなのでしょう。

「追記」
とうとう出てきました。わたくしに理解できる新型インフルエンザについての専門家の発言です。
木村もりよ医師です。この方のいっておられることこそが真実であるに違いありません。
DIAMOND ONLINEにこの方の主張が詳しく出ています。
真実であるのなら、真実であるにちがいないでしょうが、わたくしのうすうす感じていた日本の感染症の対策、研究、教育すべてあまりにも酷く、非常に深刻であるといわざるをえません。

http://diamond.jp/series/tsujihiro/10071/

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-27 14:59
2009年 05月 26日

変則時差ボケの続き、締め切り違反のとが、北朝鮮についての仮説、

スイス帰国以来寝付きが悪い、というかたちで時差ボケらしきものが続いていました。沖縄にいっても平素より寝付きが悪い日が一日おきくらいにあります。変則的な時差ボケだと思っています。どうしても欧州からの帰国時にでがちな傾向です。その原因の一つは、晩ご飯後にくたびれていると、1時間以上寝てしまう日があるからです。妻がなんべんも声をかけても起きない、といってますから、バタンキュー的な寝方です。これで一度また起きて、それから本格的に寝ようとするのですから、これで寝付きが悪くなるのは当たり前です。
今朝は昨晩は食事後寝なかったので、ふとんに入ってひと眠り、4時間くらいで眼がさめてまい、朝4時から書類書きをしたので、朝飯の頃にはもうすこし疲れ気味でした。
ラボにきてから、懸案の締め切り大幅違反のをやっています。なんとか今日中に終わりそうです。それですこし気分が良くなりました。やはり根が真面目なのか、締め切り違反はいつも気にしています。
まだ外国ものの大物の締め切り違反が一つ。催促メールが来ても、それを開けたくなくて、かなりの心の葛藤があります。数日間開けられないこともあります。

北朝鮮に制裁を、の世界的合唱です。
中国も今回は強烈に反対といっています。
さて北朝鮮はどうするのでしょう。やはり金正日氏は健在で、得意の瀬戸際作戦なのでしょうか。しかし今回は中国もかなり怒っています。
どんな制裁案がでてくるのか。それがいちばんの問題で、中国が本気になって制裁をしようとしたら、北朝鮮はこたえるでしょうが、中国は踏み切れるかどうか。
金正日氏の後継者問題。北朝鮮の国民に対する宣伝。軍部に満足感を与える。
これが欧米の新聞を見たときの、北朝鮮内部での核実験の意義らしいです。
いっぽうで、米国が思い切って、北朝鮮との直接対話に踏み切る機会を作るためにどこまで危険なエスカレート作戦をするのか、このあたりも消息通が見極めようとしている、ようです。
わたくしも仮説好きなので、こういう沢山の仮説を知ること自体は面白いのですが、日本がなんの影響も与えられないようなのが面白くないです。
びっくりした仮説の一つは、米と北朝鮮が電撃的な直接交渉をする可能性は、北朝鮮の軍隊をアフガニスタンに送って駐留してもらって、テロ対策をしてもらうというのはありうる交渉なのだそうです。まさか、ですが。米国もアフガニスタンでは非常に困っているでしょうが。

官房長官がもう新インフルエンザは終息に向かっている、といったようです。
専門家がそう判断したのでしょうか。たしかに大阪あたりは新規患者数激減しているようです。
まさか、官房長官の個人的観測を新聞が書いたとも思えないのですが。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-26 13:46
2009年 05月 25日

予告 わたくしの科学技術政策

今日二度目の投稿ですが、ことしは政権交代があるかもしれない状況となりました。

このあいだ、民主党に科学技術政策があるのだろうか、と書きましたが、わたくしもこの件について、自分の意見を出してみたいと思うようになりました。

わたくしは政策官僚でもないし、政治家でもないし、また学会や大学の責任ある地位にもいない、一介の老ポスドクみたいなものです。でも、影響力が無いので、だからこそ自由に意見を言える立場です。

それで、これからおりおり本来のブログとは別建てで書くことにします。
堅い話になりがちなので、関係者以外は読まれる必要はありません。ただ、このブログ、、マスコミ関係者や、要職の政治、行政関係者も少数ながら読まれているのを知っていますので、わりあい真面目に書いてみたいと思います。

このタイトルでナンバーをつけて書くつもりです。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-25 16:22
2009年 05月 25日

朝鮮半島での出来事、叔母の一周忌

この数日で、朝鮮半島からいろいろな出来事が発信されました。
まず韓国前大統領盧武鉉氏の自殺です。いたましい出来事です。それにともない、氏にまつわる疑惑の解明が困難となりました。韓国国内ではまた大統領経験者が名誉をうしなうかたちで死去したことで、政治的に不安定な時期が続くでしょう。盧武鉉大統領は、北朝鮮に太陽政策をもって対応し、金正日総書記と平壌で抱き合った歴史的な会見が記憶されます。
そして、盧武鉉氏の死と呼応するかのように、北朝鮮の地下核実験の成功とのニュースです。三年前にやってその時も衝撃的でしたが、またやりました。韓国での出来事をあざ笑うかのようです。
これがヒルズ元次官補が主宰していた六カ国協議の結果ということになりました。
米国のオバマ氏とクリントン氏はどうするのでしょうか。夫が国務長官を北朝鮮におくりこんだこともあり、クリントン氏は強硬策をとるとはおもえません。
実際、強硬策は採りたくてもとれないのでしょう。北朝鮮に手をつっこんだら、イラクなどの比ではありません。石油も無い国です。メリットゼロです。しかし、放置も出来ない。米国の威信はどうするのだ、ということです。
米国は、近隣の中、韓、日、露の様子をみるでしょう。とくに中国と秘密裏にも公にも協議をこらすでしょう。中国は舌打ちをしたい気持、しかし、一大事が勃発したら、ツケはすべて中国に来るのではないかと怖れているはずです。
金正日氏の三男が次の北朝鮮トップを継承するのではないかという、ニュースが数日前にあったばかりです。米国発だったように記憶します。
米国は核実験を前もって知っていた可能性が大です。
これで軍事的に、北朝鮮は米国と二カ国間交渉したいというメッセージを強くだせます。
日本はこの件で、何もできないでしょう。というか、対抗策が何もないというのが、ますますはっきりしてきました。
北朝鮮への対応は自民党と民主党とで違いがあるのでしょうか。
違いがあるのなら、次期選挙の争点にして欲しいものです。外交問題なので、争点化すべきでないという意見もありますが、外務省まかせでいいはずがありません。いまの日本国民のこの問題についての希望はどのあたりにあるのか、浮き彫りに出来るような、争点化が望ましいと思うのです。

きのうは、栃木県の那須黒羽町まで日帰りで、叔母の一周忌の法事にいってきました。
叔母のあたたかく才気煥発な人柄、いろいろなつかしく思いだしました。わたくしの父親側の叔母、叔父のなかで唯一生きておられていたのですが。
晩年は毎夜、短歌をつくっていたことを知りました。そしてそれを短冊に書くのが叔父の仕事とききました。ひとつ頂いてきました。人柄をとてもよくしめしたものでした。
親族ともひさしぶりに、短時間ですが、楽しいおしゃべりをしました。

スイス、沖縄旅行の疲れがたまって、行き帰りの新幹線のなかではまったく仕事をしませんでした。ぼんやりしているうちに時が経ちました。珍しいことです。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-25 16:12
2009年 05月 23日

異空間神戸、甚大な損害の京都

朝からコマネズミのようにせっせせっせと畑で働いているのですが、まったく苦になりません。
不思議なものです。苦になるどころか楽しいばかりです。
成長期の人々を育てる楽しみのようなものです
センダンの花が咲きました。紫の小さな可憐な花でした。いまはツルツルの樹皮ですが年をとるとぜんぜん違う樹皮になります。不思議な木です。

四歳の頃でしたか、まだ素直ないい子だったので、あの家の前を通るときは息をしないように、といわれて、息をとめて必死で走って前を通ったものでした。その家の前を通らないと、小さな森の遊び場に行けないのでした。結核をしたことがある人がいるというだけの、迷信と偏見にもとずく行為であることを知らずにやっていたのでした。
きのう神戸市内を通過するときにふとこんな昔のことを思いだしました。

昨日午後、那覇空港についたら、あと30分以内に神戸空港行きが出るというのでそれも乗れるので、ちょっと興味がおこって関空便をやめて、乗りました。
機内がらがら一割以下ですか。驚きました。
半分くらいの乗客がマスクをしていました。沖縄でマスクをしている人はいませんから、驚きでした。
到着して、この驚きは次の驚き、これは異次元空間?、という感覚になりました。
空港での半分以上のひとびと、ちょっと見た目に大多数の人がマスクをしていました。
これは感覚的にかなりきつかったでした。
異空間神戸という感を持ちました。
ここは、危険、マスクをしないと、という感覚を多数の人が持っているのなら、ちょっとそういう町にはいきにくいでしょう。
わたくし自身は、ほとんど危険を感じないのですが、でもこれでは神戸には外部の人は理由がないと来れないな、というか、神戸の人は来てほしくない、そう思っているとしか思えないのでした。
三宮からのJRでも驚くほどのひとたちがマスクをしていました。

京都ではとんでもない多数の人々、とくに修学旅行生が旅行をキャンセルしているようです。
一日何億円とかホテルだけでもそういう金額がでてくるのでしょう。患者はわずかに一人とかなのに。
でもいっぽうで、京都市内をはしる京阪電車は絶え間なく、マスクをしてくださいと連呼しているようです。そんな公共交通機関があるのでは、とてもじゃないですが、修学旅行生を引き留めるのは無理でしょう。
神戸、大阪、京都、ほとんどの人がマスクをやめない限り、どうしても必要な用事がある人以外、訪問者はなくなってしまうでしょう。
こんなこと当たり前です。
わたくしはこれまでに数え切れない位神戸に行ってますが、今回くらいrepulsiveな神戸を経験したことありません。震災時とは、まったくちがう神戸という町を感じてしまいました。
でも170人もインフルエンザ患者がでれば日本中どこもおなじかもしれません。科学的なことについて、日本人は異常な感覚をもっているのだな、と最近は思うようになりました。わずかでもリスクがあれば、もう何もしない、これがいまの日本の国民性なのだな、ということです。経済の収縮などおきたって、別にかまわない、というわずかな危険を最大限に考慮する、これが日本人像なのだな、ということです。

韓国では盧武鉉前大統領が自宅近くのやまから飛び降り自殺をしたとのことです。
いたましいことです。
他国にきびしいことをいう国家指導者一般的に身辺はきれいでない、という経験的に確率のたかい事実があるのです。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-23 20:08
2009年 05月 22日

いつまで続くこのインフルエンザ騒ぎと社会活性の収縮

沖縄ではまだインフルエンザ騒ぎ、伝播してません。でも那覇の国際通りではマスクはもうすべて売り切れとか。
大津市でもひとり、京都市でも出てきたので、きょうあたり京大事務局から至急というメールが来ていますが、最初の3行読んでもうその後は読むのをやめました。何が書いてあるか想像出来ます。

このインフルエンザ狂騒はこれから1年続くとは誰も思ってないのは、そのうち当たり前の生活の一部になると思ってるからでしょう。マスクはどっちみち最近は花粉症の人が沢山つけてましたから、日本の社会では違和感は無いのでしょう。
しかし、マスコミと行政が先頭にたって、過敏、過剰、過大に騒いだので、すべての事業所での激しいしめつけ、人々のきびしい自粛がおこってしまい、さらに日本人のいちばん好きな便乗が出てしまったので、経済活動をはじめとする社会の活性の収縮はきわめて激しいものがあるのでしょう。

でもこれが今の日本なのでしょう。今回は痛感しました。
何を言っても駄目、ということです。
マスコミは外国人の言葉を使って、マスクばかりする日本人はヘン、とか言わせています。
自分で判断ができない、右習え人間ばかり作ったあげくこうなっているのです。
事態が対応不可能になって始めて、それまでの対応を変える、こういう具合です。その時に反省の弁などどこからも聞こえてきません。

いろいろあるのですが、わたくしの立場的には、感染症の研究者がもっともっと毅然として発言できなかったのか、そもそも先を見通せる感染症の専門家はたぶん沢山いても、社会的発言など馬鹿らしくてやってられないのかそれとも彼等も右ならえ、なのかほんと失望しています。

きょうは金曜なので、これから空港に向かいます。夜には自宅にたどりつくでしょう。

日曜には、法事で栃木県の那須まで行きますし、畑の現状のほうもなんとかしないといけないところもあるので、あしたは畑、明後日は法事、で日が過ぎます。
いっぽうで、いろんな締め切りがあるのですが、一つだけなんとか、この間、締め切りに対応できました。
最近では、ブログを書くたんびに、締め切り破りのいくつかを思いだして、索然としています。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-22 13:23
2009年 05月 21日

しっかり梅雨入り、県議員に陳情

沖縄はしっかり梅雨入りです。温度も湿度も、すっかり梅雨でした。
旅行者が減るシーズンです。

おかげでホテルは朝食時ものすごく閑散としていました。
このホテルはもう定宿にしているひとはほとんどいないでしょう。
修学旅行、国内、台湾、香港団体旅行だけの一過性客だけでしょう。
わたくしもやめたいのですが、他に行くところがまだみつかっていません。
定宿客を粗末にすればそうなるのは当たり前です。
これが沖縄の誇るEM会社のホテルかと思うと、悲しいですが。
平素みかけない人たちが何人かいましたが、どうも教職員のかたたちで修学旅行の下見をしている感じでした。

夕方に沖縄の県議会議員さんがおいでになりました。
自民党のかたがたです。
説明をしましたが、最後に学者さんがよろこんで、何週間も滞在したくなるようなホテルを一つでもいいからつくってほしい、とお願いしました。それに高速電車もなんとかなりませんかと、陳情しました。
どういうホテルがいいのか説明したのですがわかっていただけましたでしょうか。
事務の方に聞くとここのところ視察が非常に多いそうです。
国会での大学院の法案の議事もかなり進行しているようです。

by yanagidamitsuhiro | 2009-05-21 17:48