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2010年 08月 31日

急転直下、小沢氏不出馬なの? 第一権力のえじきになるのかどうか [追記」あり

いまお昼時のまえ、沖縄の方では台風がやってきて全員家にかえりなさいという通告がでたようです。
沖縄のN君がきてくれて報告書の完成を助けてくれます。秘書のSさんも居ないので二人で文章をつきあわせてやっています。やはり相対的にわかい頭脳がないと、文章の穴が見つけにくいときがあります。

さてなんとなんと昨夜鳩山、菅首相の話し合いでトロイカ体制にもどることに合意したとか。それで今日の大マスコミ紙テレビはもう小沢氏の代表選立候補はとりやめだろうと、いう論調でした。
どちらになってもそれは小沢氏が決めることですが、これで彼が引っ込んだらわたくしの中にある彼へのある種の期待感の最後のものが消えるような気がします。ここは次の機会を待つなどという状況ではないでしょう。
佐藤優氏が示唆するとおり、大マスコミ(と検察の共同チーム)が日本の第一権力なのですから、小沢氏はここで引っ込んだら、第一権力の餌食になるだけでしょう。かれも第二権力つまり政治の頂点に行こうとしているのでしょうから、ここはやはりイチかバチかの勝負をする以外に道はないものと素人目には思います。
しかしまあこういうのを政治ソープオペラというのでしょうか。
夜にはこれが最初の幕でジエンドになるのかどうかが分かるのでしょう。
まだ分からないうちなので、わたくしは劇がおもしろくなるという期待感を持って小沢氏は代表選に立つと予想したいです。

「追記」
仕事しながらちらちらネットのニュースをみると第一権力のマスコミは小沢氏が何をかんがえているのかほとんどフォロー出来ていないな、というのが感想です。社内にすぐれた指導者がほとんどいないのでしょうね。激突とか決裂とか二人の会談について言っていますがそんな雰囲気とはおよそかけ離れたものだったと想像します。たぶんそのうち腑に落ちるお話しをだれかがするのでしょうか。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-31 12:00
2010年 08月 30日

フライパンの中の野菜、日本の代表的異端者たち

またまたきょうも暑い日です。
なにか天変地異、たとえば関東大震災クラスの大地震とかが起きる前兆ではないかなどと考えてしまいます。
自衛のこともありいつもより30分早く家を出ています。もちろん駅まで歩きですが。
これだと東山三条でのバス停で5分で熱したフライパンの中の野菜状態の暑さがすこししのげます。また意外に連絡がいい。

昨日夜11時坂本の家に戻って面白そうな番組を見つけました。予想どおり大変おもしろかった。
8月21日放映とかいう番組で、佐藤優、元検事の郷原氏、ジャーナリストの魚住昭氏、それに突破者の宮崎学氏です。みかたによればいまどき小沢問題を論じるのに最高キャストの座談会で,司会が田原氏でした。田原氏はマイナーなチャンネル(朝日ニューススター)ではまだまだ精彩がありました。座談の内容は、検察、小沢、鈴木氏などの話でしたが、最初に佐藤優氏が鳩山派の軽井沢での会合に招かれて講演をしたということ、でもおいしいバーベキューは食べなかったという笑えるエピソードを聞かせてもらいました。わたくし始めて佐藤優氏のこういう場所での言説を聞かせてもらいました。見させてもらったというのが正確なのかもしれませんが、面白い人、ほんとに滅多にいない人と思いました。この魚住氏もわたくしはほとんど知らないのですが、いかにも気骨のジャーナリスト,ひと言ひと言に味がある。とくに小沢氏の秘書の石川議員が佐藤優氏の教育もよく獄中でものすごく成長したと賞めているのが印象的でした。佐藤氏もなにかと検察を賞める(賞め殺しにちかい)のはやはり彼も獄中で人間が二回りも大きくなったと感じて居るのかもしれません。そういえば、前の福田首相も戦後の昭和電工疑獄で臭い飯を食べてから筋金入りの政治家になったとかかつて聞きました。佐藤優氏の言説を聞いているといまや検察というか特捜の世の中への紹介者としてこれほどの人物はいないだろうな、と思いました。最後に田原氏がこの強者たちの言動をずっと黙って聞いていた、わかい女性に感想を求めたら、ほとんどヒステリックに、あんたらの言動はひどすぎる、小沢氏はなにも説明せずあまりにも悪い奴だと堰を切ったように言いだしたのもたいへん面白かったでした。それに対して宮崎学氏が人には都合の悪いことはいっさい言わないでいいという権利がある、どんな公人にもあると、言い切ったのも面白かった。このひとは被差別部落についての発言もたくさんあり、言動一つ一つに裏付けがあるのを感じます。
いや、久しぶりに、日本のいまや代表的異端者たちの雰囲気に満ちたじつにおもしろい番組でした。田原氏もなんか古巣に戻ったという雰囲気でした。そういえば小沢氏も異端者でしたね。自分に対する世論の支持が10%程度しかなくても首相になろうと代表選に立候補するなんて、とうとう戦後の政治家の異端者ナンバーワンの地位をつかみつつある感があります。
しかしどうなるんでしょうね。この政治ドラマの終わりは。選挙の土壇場で検察がしゃしゃりでて欲しくないのですが。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-30 15:38
2010年 08月 29日

ある読者からのメール

柳田充弘先生
先生のブログを愛読している一市民であり、同時に柳田研究室を大きな目標として研究を続けて来た者です。
この度、京都大学の研究室の幕を降ろし、ブログの閉鎖をご検討されているとのこと。どうしても一言、御礼とお願いがあり、恐縮ながらメールを差し上げる次第です。
ご一読頂ければ幸いです。尚、返信は無用です。
御礼は先生が運営されてきた研究室での活動に対してであり、特に大学院生の教育に深く、敬意を抱いています。
私は、ユビキチンに関する研究を独力で続けてきた経緯から、約10数年前、集中的に細胞周期とタンパク分解の関係について、学ばせて頂きました。特に生化学会や分子生物学会において、同分野のポスター発表では、直接、発表者に課題や展望を聞くことを常としていました。その際、私のような無名な第三者に対する応対が、若い発表者によって大きく異なり、人間性を疑う非礼なものから、知的好奇心が満たされるものまで様々でした。
その中で、柳田研の発表はほぼ全て後者に属し、数年間に渡り、柳田研の院生とのささやかな交流を楽しみにしていました。これは疑いもなく質の高い大学院教育の賜物であり、不変のスタンダードとして心に刻みこまれています。
私立医大の研究室には、なかなか院生が来てくれませんが、これまでに縁があった数名には、柳田研の学生の印象を繰り返し話しきかせています。
もう一点、先生が書き続けてきたブログを通じて、私自身、研究を含む様々なことをあらためて考え直すようになりました。それは時に、生きるすべとして深く記憶に刻まれています。個人的な面識もなく、はなはだ勝手ですが、昭和○○年生まれの一研究者にとって、このブログは羅針盤とも言える存在であります。
可能でありましたら、例え短文でも末永く先生のコメントを望むことを申し添えます。
末筆となりましたが、先生のご健勝とご活躍を祈念いたします。

こういうメールを頂きました。承諾をえておりませんが、掲げさせていただきます。
心の琴線に触れるような嬉しさを覚えました。
わたくしの研究室のメンバーや出身者も多く読んでいるので彼等も読んだら嬉しくおもうでしょう。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-29 11:43
2010年 08月 28日

民主党の代表選についての雑念

きょうもまた暑いので、しばらく家で仕事をして、昼頃から比良のほうに向かいました。
ひさしぶりにそば屋で昼食、ことし初めの頃には閑古鳥が鳴いて心配していたのですが、きょうは沢山お客がありました。味は同じです。

民主党の代表選、なにかおもしろい展開でもあるかと思ったのですが、なにもなし。
でも気になります。今外は非常に暑いので、ひまつぶしにちょっと書いてみます。
テレビや新聞は、鳩山氏は二度も電話にでないとか、
小沢氏に対する恩返しですとか、のゴシップばかり。
小沢氏の政治とカネ問題、けしからん。これがほとんど。耳にタコ。
なんでこうもころころ首相が変わるのか、検察の努力と協力もありますが、やはり米国への態度を民主党が作れないというのが一番の問題でしょうか。特に一番の左翼(かつては)と思われていた仙石、菅氏たちがここまで米国にひと言も言えない連中とは。信じられません。
それでトロイカの最後に残った、小沢氏が首相になれば何か米国に言ってくれるのではないか。出来たら啖呵に近いものを。米国の方よ、もう普天間はお宅の国に持って帰ってくださいとか。そういう儚いかもしれない夢を持ってる人達が多いのです。小沢氏は何かを言ってくれないだろうか。そうでなければ,沖縄問題は国内的にはより深刻になるだけでしょう。もちろん安保堅持という当然の基本政策がありますから、大変ですが。ここは残るは度胸しかない,庶民的な願望はそのあたりでしょう。
経済問題もお金がどこかに隠れているなんて誰も信じてないでしょう、でも経済をよくしてその結果借金を増やさない方向に向かう道があるのではないか、そのためには日本が国外に強いメッセージを出さないと。外国にいいようにやられているのではないか、こういうのがよく分からない、庶民の気持ちでしょうか。ひとことで言って、外に強い日本政治を期待しているのでしょうか。
仏の顔も三度。鳩山氏は9か月、菅氏はまだ3か月、小沢氏がもしもなれば何ヶ月持つのか知りませんが、三度目の機会を与えるべきか。
これもまた簡単につぶれれば、国民はもう茫然自失ということになるのでしょうか。民主党は未来永劫駄目と,烙印を押す人が多くなるでしょう。
だからまだ菅氏に期待を寄せている人は民主党はもう駄目とは言いたくない人達なのでしょうか。
もう駄目になると見切りをつけつつある人達はどんどん増えている気もします。わたくしなんか後者に近い。ひとりくらい胆力のある政治家が民主党から出てくれないと。
この際、二分して決着をつければ、とりあえずは時代が進むという感はあります。
わたくしは個人的には沖縄の懸案には小沢氏はなにか策があるのではないか、とはかない期待を持っています。それが駄目なら,後は何があっても小沢氏はだめだと思っています。いまの菅現政権にはレセプターを持てない、という感覚です。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-28 14:06
2010年 08月 27日

海外で日本人学生やポスドクの存在感が希薄になる傾向について

とりあげてほしいという要望があったのはきょうのタイトルにあるようなことでした。
海外にある程度ながくいる日本人は共通に感じることなのかもしれません。
これは案外複雑な様相があって単純に論じきることはできません。
外国のことばの習得のもんだいと、外国にて生活することのふたつをかんがえてみましょう。

外国語の習得を必要と感じるかどうかは必ずしも外国に旅行したり、生活するからという理由だけではありません。
鎖国時代の日本人、外国に行く機会がゼロでも一生懸命外国の言葉や文物を理解しようとしました。戦前の日本人、すこし教養があれば外国留学の夢はかなわなくとも外国の書物を読むために外国語の習得を一生懸命やりました。この熱意はすごかったはずです。それが明治をつくり、ずっと続いた日本の外国文化の取り込みの基礎になっているのです。
そういう観点でみると、外国語一つではとても駄目、最低外国語二つくらいはなんとか読めないと、外国の文物は自分のものにならない、こういう感想が素直なところでしょうか。
つまり昔の日本人は海外の文物に興味をもつと外国語をすくなくとも二つはやるべし、となったのは当然でしょうか。漢文も入れれば三つくらいは当然かもしれません。
しかしわたくしたちの下の世代つまり、団塊の世代のあたりからい、個人の内面での地道な知的な蓄積を軽侮する傾向の強まりもあり、大学で第二外国語を軽んじる傾向が全国に風靡したのでした。わたくしは、いまでも日本人なら外国語は二つ学ぶのが基本だと思っています。

外国で生活することに関心を持つというのはかならずしも外国語習得とは直接関係がないような気がします。パリの生活に憧れる若者たち、さいしょはフランス語などまったくしゃべれないで生活を始めてしまうものです。言葉に対する関心は、フランス語をしゃべればより刺激的な生活が出来るからでした。ピロー外国語という子供には教えるわけにはいかない外国語の習得法があるようですが、外国生活に関する興味の一つは異性に対するものであることは言うまでもありません。外国に生活するうえで言葉がかならずしも障害にならないことはよく知られていることです。しかし巧みにして魅力的な交際術は持ってなければなりません。

前置きが長くなりましたが、いまの日本、総じてどちらも、つまり複数の外国語平気で学ぼうとする強い知性と貪欲な態度と、言葉は知らなくても外国で交際術は持ち続けられる、このどちらも弱い若者が日本にはたくさんいるように思うのですね。というかそのようなものに関心を持つ若者がそうじて減ってきているのでしょうか。
もちろんある程度はいるのでしょうが、このグローバル時代、海外にいると他の国の若者の増加と比較すると、日本人は静かにやってきて静かに去るくらいなので、存在感が希薄に感じるのでしょうか。
何のためにそんな強い貪欲な知識欲があって、何でそんなにしつこく他人と付き合おうとするのか、それがわからない、そういう風にかんじる日本の若者が増えているのでしょうね。
やはり日本では衣食住は大丈夫という感覚をもっている若者が大半だからでしょうか。自分は稼げなくとも,親の蓄えたものをつかわせてもらえば自分の世代くらいは食べて、着て、寝られるというくらいに思っているのでしょうか。
しかし、日本の経済力の低落傾向が続けば,30年くらい後には新たな強くて貪欲な若者が多数でるはずでしょう。しょせん人間のエネルギーは、食わねばならぬという、そのあたりの強い気持ちとそのために自己顕示がひつようという、そういう感覚から生まれてくるのでしょうか。
やはりいまの日本の若者を作ってきた、いまの大人つまりわたくしたちが悪いのでしょうか。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-27 16:33
2010年 08月 26日

納得いくまで議論、小沢一郎氏の立候補と鳩山氏の大義なるもの

沖縄のP君の仕事の大詰めの議論、えんえんとやっています。研究費の報告の方も気になっているし、ほかにも二つ三つかなり気になる仕事があるのですが、ひとつずつ片づけないと先に進めないですから、しかたありません。まずこれをかたずけるべく、納得いくまで議論です。他のはこれが済んでから。永年の経験での仕事の順序、変えるわけにはいきません。
そのために不義理となることも起きています。

小沢一郎氏、とうとう出馬ですか。鳩山氏が、支持するのが大義である、との支持表明あり。何のことでしょう、わかりません。
どうなるんでしょうか。
これまでの経験則である、検察が首相を決めてきた、いうことから考えると、これから投票までになにか検察リークとかいろいろあるのではないでしょうか。
官房長官の出身は法曹だし、いまの法務大臣、死刑は反対と言っていたのにあっさり二人も処刑サインをする女性ですから、何を陰ではじめるかわかりません。
この際は小沢氏、負けるのが正道だと思うのですが、鳩山氏が支持表明したというので分からなくなりました。世論調査で小沢氏に具合の悪い結果がたくさんでるし、揺さぶりもあるでしょうから、やはり菅首相がまだ有利かなとおもいます。
これから投票まで大きなゴミ箱をひっくり返したように日本中で色んなことがおきるのではないか、と思います。
年寄りには面白いみものですが、見えないところで法曹人や、官僚や大マスコミを使っていろいろなしかけが起きるのだったら、ごめんこうむりたいです。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-26 12:08
2010年 08月 25日

小沢氏、立候補して負けるべし、わたくしだって死ぬまで

きょうは沖縄のP君もくるし、書類ワークは狂いそうになるくらい沢山あるし、忙しい日なので朝のうちに書いておきます。

小沢一郎氏は代表選立候補するかどうか一両日に決めるとのことです。決めてしまう前にこれを書いておきたいとおもいます。

小沢氏、ぜひ立候補して欲しい。そして菅首相の政治と政策とどこが違うのだと、るると主張して欲しいのです。わずか一週間程度でも世論は十分に関心をもって聞く耳を持つでしょう。
これほどの大舞台はないはずです。
国が非常に困難な状況にあることは心ある国民なら誰でもしっているでしょう。
でも選挙では負けるのを覚悟すべしです。というか、負けるべきです。
つまり世論の大半は小沢氏が何をいようとも秘書が三人も逮捕されたのだから、という理由や建設会社の裏金をもらったに違いないという検察の言い分をおおよそ信じているのでしょう。
ですから世論に抗して立候補するのですから、世論の80%が小沢氏は駄目といっているのですから、勝てるはずがありません。論より証拠すでに鳩山氏を筆頭に鳩山派は小沢氏から降りています。

だからこそなのです。ぜひ立候補して政治家としての信念を主張すべきです。
これほどの小沢氏の美学(なにか知りませんが)を発揮出来る機会が人生に二度とあるでしょうか。
代表選で大差だろうが僅差だろうが、負けるのが正道でしょう。

そして、負けたら参議院議長も言ったようにいさぎよく、離党すべしです。たったひとりで離党が望ましい。まあ3人くらい一緒でもいいのではないのでしょうか。敗軍の将にはそれくらい誰でも許すでしょう。山岡氏も離党覚悟でしょう。
小沢氏のみそぎがもしもあるとしたら、このような敗北のプロセスを経ない限り無理でしょう。
これで国民は小沢氏という才能ある政治家で政権交代の立役者に罰をくわせ敗北させ表舞台から放りだすのですから、ある意味国民もリスクをとることになるのです。

つまり小沢氏は、世論に抗してもやむにやまれず立つ、そういう立場をとる理由は政治のためであって、勝利や敗北は関係ない、そういう態度を取るべきです。そして誰もが予想するとおり敗北する。
しかし、一年も経たずして小沢氏の政治、政策が正しかったか間違っていたかは結果が分かるはずです。

小沢氏が正しくなければ、完全引退すべしでしょう。もしも正しければ世論は変わるかもしれない。
小沢氏が鳩山氏や菅氏と比較してどの程度の政治家として後世評価されるか。
今回は立候補しなくてよりベターな機会をまつなどという姑息な考えになれば、なんのみそぎをすませることもできず、永遠にいまつけられた世論のレッテルを取り去ることは出来ないでしょう。

男、小沢一郎氏の真価がまさに問われる時が近づいてきました。
わたくしとしては年も近いので、敗北の美学をみせてとりあえずは表舞台から去るのがいちばんいいと思っています。政治が世論というわけもわからないものに支配されている以上、それに従わざるをえないでしょう。
わたくしなんかも恐ろしくスケールの小さな話で恐縮ですが、研究費申請を続けて三回もとれず最後の機会などは犯罪者とまでT工大のX教授に決めつけられても、これがいまの学界世論なのだからしかたないということで、それでも死ぬまでは研究者として生き続ける道を探すつもりでいますし。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-25 07:54
2010年 08月 24日

暑いとかんじる、終了報告書、知られたかたの死について

暑い、言いたくないがつい言ってしまいます。
家からJRの駅まで平素は気分良く歩くのにこう暑いと駅に近づく頃には日照りの強さにうちひしがれて難民的な気分になってきます。でもまあ歩いているうちは体も大丈夫と思っています。
子供が、体温は36度もあるのになんで36度はこんなに暑く感じるの?と聞いたら君はあたまいいねえとかすごく良い質問だねとか返事してやってください。とっさに答えられるひとは専門家以外あんまり多くないかもしれません。皮膚にある温度感覚と脳のしくみとの統合は意外によく分かっていないとか。
最低限そのお子さんには皮膚には暑いとか冷たいとかいうことを感じるところがあるので、体内の温度とは別に、脳で感じる暑さ寒さの決まりがあるんだよとかいうのでしょうかね。たぶんもっとよい説明があるに違いありませんが。

京大での5年間の研究費の終了報告書なるものを書いています。5年間おもったよりずっと長いなあ、と感じます。書いた論文は30くらいありますが、でもこれからが面白い論文をかけるのでしょう、研究費と論文はいつもそういう感じでした。でもとうとう京大での最後の研究費、ジエンドの研究費で個人的感慨は深いものがあります。
書いているうちにだんだん頭が整理されてきますので、未来の展望も開けてきます。もちろんわたくしも常に未来のことをいろいろ考えてやっていますので。50年後の未来という宿題エッセーは終わりました。

きのう帰りがけに小マスコミの新聞をかったらちゃんと書いてありました。梨元氏はタバコをまったく吸ったことがないそうです。それなので本人も肺がんと診断されたときにほんとうに驚いたということでした。それ以上の記事はなかったのですが、家に帰ってネットを開けたらこのブログの読者のかたがネットでは梨元氏がスモーカーでないというのは既知の事実として知られているとのご忠告もありました。ありがたいことです。
なるほど。でももうすこし、知りたい。それで?という疑問です。やはりまだ65才、元気いっぱいの世間によく知られたかたが亡くなるのはもうすこし知りたいという気がします。主治医は無理かもしれませんが、専門医でもいいのですが。もしくはご本人の驚きの次のご意見を聞けたらな、とおもいます。無理かもしれませんが。同様なことはこのあいだのNHKの解説委員長の自殺についても思います。世間にある程度知られたかたの亡くなりかたは誰にとって大変教育的だとわたくしは思っています。
山田風太郎氏のこの関係の著作は沢山読みました。
わたくしには実の両親と妻の両親と4人の親がいるのですが、ひとりずつに死に方というか、あの世へのいきかた、わたくしにとって生きるうえでの道しるべ的なものになっています。

ブログ止めないで続けて、という意見をたくさんいただいています。
また、短いのならtwitterをやったらいかがですか、という意見もいただきました。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-24 12:50
2010年 08月 23日

梨元勝さんの肺がんによる死去、マスコミが問題に正面から向き合わない傾向が強まる

梨元勝さんが肺がんで死去されたとのニュースに接しました。
いろいろ細かい事情がたくさん報道されているのですが、わたくしにとっては一番肝心な氏がスモーカーであったのかどうかがどこにも報道がありません。スモーカーでなくとも肺がんにはなります。特に酒席のような場所で長時間喫煙者の傍に毎日いればその危険性は増します。
最近の大マスコミが問題を正面から触れようとしない傾向がここにも顕著に現れています。
喫煙者どうかに触れて関係者の気分を害したくない、という気分が濃厚にでています。
氏があとに続く後輩に色んなことをおしえたく色々書いていたりすることも知りました。わたくしこの人、つまり元祖突撃芸能リポーターというのですか、好感を持っていました。どこかわれわれとも一脈相通ずる職業上の信念みたいなものを感じたことがあります。
でももしもヘビーなスモーカーなのであったら、もしもの話ですが、そのことに触れずにいたのはほんとに残念です。筑紫さんの時と同じような気持ちをもちます。
大マスコミはどうしてこのようなニュースのポイントを回避するのでしょうか。関係者なら誰でも知っているのでしょうし。

いまの民主党代表選についてもおなじような感をもちます。
現に首相である菅氏はほんとに首相としての職責をちゃんと全うしているのだろうか。これについての大マスコミ取材者諸氏の意見を聞きたいのが一般読者の気持ちでしょう。
それについてはぜんぜん触れずに一議員である小沢氏との争いをおもしろおかしく書く。これほど無責任な大マスコミの態度はないと思うのです。現に首相である菅氏の資質をきちんと検証すべきなのです。まだ立候補もしていない人と比較しても意味が無いでしょう。菅氏も小沢氏も駄目なら第三の候補を提唱するのがマスコミが公器としての役割を果たすためにもやるべきことではなないでしょうか。
代表選で菅氏が勝利したとしてそのすぐ後で菅氏はこんな点が駄目なんだといいだしたら本当にそれはけしからんことになります。今の首相を至近距離で毎日みているマスコミ取材諸氏が貴重な情報を国民に流してくれなければ国民が困ることは歴然としています。なんのためにそんな至近距離にいることが許されているのか、胸に手をあてて考えてほしいです。

今日の大マスコミはここのところ色んな面で責任を完全に放棄しているようにみえるのです。
司法や検察との関係でも知らぬふりを決めています。こういう問題に正面から向き合わない日本の癖が社会情報ネットワークの最表層でいまやいちばんの問題になりつつあるとの認識はみなさんないのでしょうか。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-23 14:05
2010年 08月 22日

アオムシの駆除、山本リンダどうにもとまらない、なにもわかりません

やはりアオムシ、たぶん尺取り虫様のがどっさりこの大木になりつつあるセンダンにとりついたようです。雨あられと降る葉っぱを食べた丸いフンと同時にきょうは死んだムシもぽたんぽたんと落ちて来ました。やれやれです。駆除法をみると割り箸でとれとか書いてあります。この駆除法は応用不能なのでクスリを根本に置きました。ムシが大木の散髪をしているとも考えられます。あんまり短く刈り込んで欲しくないのですが。妻がいうには直下のブドウにも同じムシがいてやはり葉を食べているとか。それにデッキの端のほうにあるケヤキの葉からもぽたんぽたんとおちる違ったタイプのフンが。疲れるので詳しく見ないようにすることにしました。なるようになれ。むかしけせらけせらという歌がありました。

孫たちとうとう東京に帰りました。至近距離で成長しつつある来年小学生になるこどもふたりと生後5か月の赤ちゃんとともに2週間近く暮らしてなるほど赤ちゃんの笑顔を社会の中心に、というスローガンはすばらしいものの、面倒をみるひとたちはほんと大変なのだと、当たり前のことを確認。この大変さで,よけいなことを考えないから,社会が健全になるのか、とあまり論理的でないこともおもいました。

山本リンダさんが歌う姿を久しぶりにみてびっくり。本人と言うよりは、若いそっくりさんが若い時代の彼女を真似していると見てもいい感じですが、たしかに詳しく見ると本人でした。でもたった59才とか。元気なのも当然か。この踊る歌が流行った頃、日本人は未来について本当に無邪気だったなと思いました。このどうにもとまらないの歌が流行ったのは1972年とか。わたくし31才でした。わたくしもその頃無邪気に未来を肯定的に考えていました。
でも今の日本の31才は未来を無邪気に肯定的に見ている人は少ないでしょう。
わたくしも民主党政権ができて鳩山氏から菅氏に首相が替わる経緯をみているうちにすっかりガッカリしてしまって、日本人の判断能力に信をおいていたのに、いまやそれも怪しいとまで悲観的な日本政治観となってしまいました。床屋政談をする気力も残っていません。
沖縄問題が政治の中心となりその本格的な解決が試みられるまで日本は駄目なのか、それとも経済が見かけだけでもよくなっていっときの不安からの脱出が可能になるのか、なにもわかりません。
たぶん多くのひともおなじように感じているに違いありません。

by yanagidamitsuhiro | 2010-08-22 21:20