2012年 02月 29日
きょうは昼食後に那覇にいく用がありますので、たぶんブログを書く時間がないでしょう。今のうちに書きます。 健康であれば、お金のかからない生活ができます。薬もいらないし、病院にもいかないし、何でも自分の身体を使って生活できる。自転車自分でこいで生活すれば、エネルギーも消費しないし。食べ物も簡素な食べ物でも満足出来ます。健康人はお金がかからない。だから、研究費をもらおうとするひとたちは、どうしても健康を強調する研究費申請がなかなかできません。なるべく、すごい病気、死にそうな病気、こわくて難しい病気に関わる研究をしようとします。それが悪いとはもちろんいいません。でも考えてみれば、健康維持ができれば多くの病気はならないですむのです。病気を治すことによる経済的なポジティブな効果はもちろんありますが、健康維持によって支出がへることは桁違いに大きなポジティブな効果があるでしょう。国としても健康立国をスローガンにすることが、非常に意義があるでしょう。 むずかしい病の相当多くのものは実際には長期の生活習慣による病なのです。喫煙と肺がん、食べ過ぎと糖尿病、肥満など例に挙げる必要もないでしょう。健康維持、お金のかからない生活を自然に死ぬ寸前まで維持できる人生、これを至福の状態とまず認識したいものです。自然に死ぬとは、まあその時代での平均年齢かそれ以上生きて死ぬようなものです。決して死とは具体的には自然におこらない場合が多いのですが、まあ健康がだんだん衰えてきてくればいろんな死に方があるということです。 それで、ひとこと健康科学の価値を最大限にたかめたいのがいまのわたくしの個人的意見です。 腹八分目、これはすばらしい健康のためのスローガンです。300年もまえに貝原益軒先生がいってます。いまのような時代では腹7分目かもしれませんが。 あとは毎日体を動かすこと、こんなところでしょう。それじゃ、健康科学の出る幕ないじゃないか、といわれそうです。 いやあるのです。当たり前を維持していく上での「注意」、「モットー」、「スローガン」をそしておりおりの[危険][危機」を乗り切るにはどうするのか、これがわれわれの課題です。そしてなによりも大切なことは自分の肉体を知ることです。そのために健康科学がお手伝いします。 これで充分に、健康は銭になるはずです。研究者にとって。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-29 12:05
2012年 02月 28日
大阪市長である橋下徹氏の月給を40%も削減することをみずから申したてたとのニュースを見ました。月額は80万台だそうで、おおくないどころか市の幹部の給与はそれより上なのではないかとつい心配してしまいます。それから日も経たないうちに、大阪の市バスの運転手さんがあまりにも給与をもらいすぎだという市長さんの意見でやはり40%近く削減するのが本当は望ましいという、橋下市長の言明がニュースになりました。 なるほど、みずからの月給を下げるのは批判封じの窮極のポリティックスだと納得しました。 そういえば、名古屋市長の河村氏も月給を大きく削減しかつ公用車はたしかミニカーだったと見た記憶があります。 どこの自治体も赤字で苦しんでいるときに、その首長が思い切りみずからの給与を下げるのは、ある意味もっともストレートな政策なのだと思わざるを得ません。橋下市長は退職金も大きく減額しています。批判をかわすためにもまずみずからが減収に耐える姿勢を見せるのでしょう。 素直に立派だなとおもうのが庶民の感覚ではないでしょうか。本当は違うのかもしれませんが。 さて、それで大阪市長さんどれくらいの年俸が本当は適切なのでしょうか。 ひとたび減額されてみると、年収一千万円程度、それでもいいのかな、とも思えます。一方で公的機関のトップが日本国内で普通にもらうであろう、年収2千万以上も適切とも思えます。不思議なものでどちらでもいいのかなと見えてくるのですね。 ところでわたくしが不思議におもいながらもっともありふれた日本の給与制度は、多くのひとびとは毎年毎年額の多少はあれ年俸が上昇することです。年をとれば自動的に給与が上がるわけではありませんが、しかしおおむね勤務年数が増えると年収が増えるというのはおかしいと思うのですが。 若い頃は、若いときの給与は低すぎるのでだんだんまともになる過程とおもっていましたが、いまのように国難的な財政になるとそうは思えなくなってきました。 橋下市長は既存の政治家とはだいぶ違うという印象をあたえているのも、このまずみずからの給与削減の行動でもあきらかです。 国会議員ではそういう人物は思いだすことができません。つまりまねは簡単にできることではないのでしょう。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-28 21:06
2012年 02月 27日
東京マラソン一夜明けて、敗者の公務員市民ランナーの川内は丸刈りで登場とのことです。応援のひとびとに申し訳なく、けじめとしてお母さんに切ってもらったそうです。情けなく、誠意を示すためにそった、とのことです。もうオリンピックに選ばれることはないだろうとの、達観したセリフですが、次の琵琶湖マラソンでいい記録がでなければまだチャンスありとの報道です。 いっぽうで勝者の藤原新さん、一夜明けたら嬉しさもでてきたとのこと、この人は無職ランナーとタイトルにあり、公務員市民マラソンランナーがフリーター的なランナーに負けたという寓話的な状況にあるようです。JR東日本にいながらコーチと衝突してひとりランナーとなり、貯金を取り崩しながらのランナーだったそうです。記録はアップダウンの繰り返し。背水の陣のランナーでした。これもなかなかすごいとおもいます。ここまで追いつめられたランナーも稀でしょう。藤原青年が勝たなかったならこういう事情も世間に知られずだったでしょう。 そういう意味で、今回の東京マラソン、藤原、川内の二人がまともな強化選手でなく、本来日本の陸連の計画には入っていなかったかのような選手達だったことが分かりました。 そういう意味でいえば、日本の陸上はあんがい正常な競争社会だったことが分かりました。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-27 20:41
2012年 02月 26日
タレントのオセロ中島嬢の雲隠れというか、占いをする人物によってマインドコントロールされ、さらには世間から長期断絶隔離する事件が、世の中をにぎわしています。彼女のマンションはいまやマスコミに24時間包囲されているとか。 わたくしもかなりというかけっこう関心をもって推移を見守っています。女性ばかりでなく、わたくしのような老境のおじいさんも興味があるのです。そもそもわたくし、じつはこのオセロ中島嬢の肥満というか、首が急速に太くなったことに気がついて、どうしたんだろうなんかメンタルに問題があるのではないかなどと前に妻にひとりごとをいっていました(返事がないのでひとりごとになった)。 テレビにでてくるかた、井上さんというかたなんという職業なんですか、この方のいうところでは、この現象はいまや氷山の一角であり、日本中どこにでもある話しだそうです。このマインドコントロールは1対1によって起きている点であたらしい社会現象だというのです。なんとなくうなずける話しです。1対1によるマインドコントロールというのが特に関心をひきます。 だいたい鬱の人がすごいいきおいで世の中、増えていますが、こういう人達もマインドコントロールされる予備軍のようなものではないでしょうか。つらさをやわらげるために、薬もあまりきかない場合だれだって、一生懸命助けを求めてしまいます。こんな事をいったら怒られますが、精神科医師がその気になれば、患者はマインドコントロールに容易に入ってしまうのかもしれません。 世の中で起きる結婚後しばらくしての離婚の中には、夫か妻のマインドコントロールが解けてしまって破綻する等と言うケースがたくさんあるのでは。 むかしむかしまだわたくしが大学生になった頃かもっと前にフランス映画でブリジッドバルドー主演の「軽蔑」という男性にとってこわい映画がありました。純真、無垢な新妻が夫の権威と偉さをあるときから疑いはじめて、それがじょじょに進行して最後に大きな軽蔑に発展するというのがありました。 これらはまだコントロールが解けて、呪縛からにげているのですからまだいいのかもしれません。でも何十年も連れ添って、夫が定年で自宅に戻ってきて、すべてのマインドコントロールが解けた妻の立場なんていうのもあるかもしれません。 横道にそれましたが、でも研究の世界だって、毎日がマインドコントロールみたいなものです。絶対正しいと間違いないと思っていた、スタートにある研究結果が誤っていたなんていうのはありふれた話しです。 でも正しいと信ずることがなかったら、誰もこの世界で生きていくことはできません。 これまではカルト集団のリーダーとか政治のリーダーとかで1対多数とかもしくは組織と個人とかのケースが普通でした。 しかし、今回のオセロ中島嬢のケースはマインドコントロールが1対1で、金銭的に相手をとことん利用しつくす、という犯罪のようなマインドコントロールらしいので女性が鋭敏に反応するのもよく分かります。 さて、これからどうなるのでしょう。教育的な事件として、終わってくれるといいのですが。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-26 16:06
2012年 02月 25日
とうとう久しぶりに、畑で働くことができました。 気分がいいことです。土をいじれるので楽しいです。天気はもうひとつですが、寒くはないので、しごとははかどりました。とりあえず耕耘機で土をひっくり返して、米ぬかや腐葉土などを入れました。 安曇川にあるDIYの大きな店で腐葉土を買おうと思ったら、二種類ありまして、一つはタイからの輸入と岡山の混ざりとか袋にかいてあります。もう一つは土職人とありますが、産地はどこにも書いてありません。買いにくいなあ、とはひとりごとです。このご時世、土にいれればずっとそこにあるので産地は記してほしいものです。腐葉土の放射能検査を必ずしているという話しは聞きません。 腐葉土は自分で作れば一番いいのだし、その気になればできますが、でもなかなかその時間がありません。最初の頃は自前で作っていたのですが、いまみたいに広い畑でなく、ちょっとした量でたりました。 タイのが安全という証拠はありませんが、身元不明のでなく岡山、タイと素性が分かっているほうを買いました。値段は倍なのもどうも。 だいたいできましたので、3月に戻ったら、また精を出してやりましょう。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-25 18:56
2012年 02月 24日
サッカー、長井競技場での日本対アイスランド戦を後半みました。若い日本チームとくらべ格段に強いことに安堵感。当たり前なのでしょうが。危なげない3対1での勝利。競技場はよくぞ入ったと思うくらいの満員に見えました。アイスランドの選手が宙返りをしてスローインをする動作に競技場全体が湧いていました。大阪なんだか元気いいな。わたくしのひが目でしょうか。 昨日の京都駅前での会議、実に気分のよいさわやかな午後を過ごしました。 新学術領域「非コードDNA」というのが略称の研究分野です。遺伝研の小林さんが代表者です。 ひと言でいえば日本の科学の真骨頂である誠実さに溢れた研究内容の発表でした。日本人の場合、誠実さ正直さを合わせ持てば、創造性に直結するというのがわたくしの持論です。日本人で誠実で正直だったら、外国の物まねの学問はしないだろう、軽佻浮薄に小山の大将にもなりたがらないだろう、というものです。 全部で10人弱の方の研究の話を聞きました。始めてのかたもいたのですが、だれもが個性的で、独自の世界を切り開いており、プレゼンも上手でした。聞き手はごく少数の人達だけなので、未発表の話しもたくさん聞かせてもらえて、本当に真に贅沢な時間をすごさせてもらいました。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-24 21:37
2012年 02月 23日
きょうはお昼から京都駅のそばで会合があります。遺伝研のK教授が主宰する研究領域のアドバイザーというのか研究報告を聞いて、なにか意見をいう役割です。わたくしにとってはいまの日本の学界の様子がわかる数少ない機会ですから、出かけていってみなさんのお話を聞くのを楽しみにしてます。それでブログは今のうちにすませておきます。 名古屋の河村市長、よせばいいのに、生兵法はけがのもとの典型例です。かれのその時の全発言というのを見ましたが、本人は非常にフレンドリーで親中国感に溢れていると思うのでしょうが、戦争はあったが虐殺はなかったとその中で、中国代表団にいえば、かならずあとで内野席か外野席と喧嘩になるということご存じなかったのか。公職にある人は、よほどこの問題に詳しいか、なにか事を起こそうと思わない限り、発言すれば無駄な時間を過ごすことになるとおもいます。 戦争関係で、有益な質問は中国代表に広島、長崎の原爆投下は中国でどのように教育しているか詳しく聞くと、かなり有益な話しあいになると思います。でも感情的な話しあいにならないことです。 日本は戦争中に人種差別的に中国人や他の外国人を沢山虐殺したというのは世界の通り相場の理解です。 日本とドイツは違う、などと日本人が言ってもなかなか聞く耳を持たない人たちが米国や欧州、中国、韓国を中心にいるわけですから、その件で議論するときはしっかり自分の知識と意見を持ってからにした方がいいのでしょう。でもまあ向こうから議論をふっかけてくるのは減っていますから、こちらからしかける必要もないでしょうに。 敗戦国は次の戦争で勝たないかぎり、100年以上、下手すると2,300年くらいは敗戦国だと高校生の頃に習いました。嘘だと思いましたが、最近はそうかもしれないと思うこともあります。要するに、戦争に負けたのだから忍耐忍耐で何世代も耐えなさい、ということですね。 いまの日本は戦後しばらくより、もっと敗戦国的な国情となり、敗戦国にぴったりしたふさわしい指導者が増えているような感覚を多くの日本国民は持ちだしているのではないでしょうか。 たしかにもうすこし気持ちだけでも独立不羈であってほしいですね。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-23 11:06
2012年 02月 22日
昨日の続き、をもうちょっとしますか。ちょっと難しいかもしれません。 DNAに傷がつくと、生き物というか細胞は、傷を認知して、直そうというか修復しようとします。この細胞の作業をDNAリペアーといいます。きょうはリペアーの作業は細胞の増殖を止めないとできないというしくみのことをちょっと説明しましょう。 たとえでいえば、DNA工場の一カ所で機械が傷を受けたら、工場の作業を全部止めてしまうのです。細胞分裂というか細胞増殖の作業を続けながら、修理はできないのです。 DNA上に傷の生成→細胞が傷の認知→細胞増殖をストップさせる→傷の修理→修理完了→細胞増殖の再開 このうちのストップさせるしくみ、が壊れてしまうと、傷があるのに増殖をしようとするので、細胞はひどい死に方をします。つまり修理能力は正常なのに、増殖を止めて修理させる能力、これをチェックポイントというのですが、が失われると細胞は死滅しやすい。死滅しないと異常増殖を引き起こす場合もあります。 実はこのDNA損傷の認知が、細胞増殖を止めるという発見というかチェックポイントの発見はいまから10年ほど前のノーベル賞の研究なのです。沢山の人々がDNAの修理自体の研究はしていましたが、修理はまったく正常な能力があるのに放射線やDNAの傷に対して強く感受性になるケースの発見で、あたらしい細胞増殖制御の観点が生まれたのでした。チェックポイント機能に特有の遺伝子が沢山みつかりました。酵母のような簡単な微生物でもDNA損傷チェックポイント遺伝子だけでも40もあります。 ですから、ヒトの場合のDNA損傷修復はずっと複雑というのはこの一事をもっても明らかでしょう。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-22 17:53
2012年 02月 21日
きょうは東京の霞ヶ関にでかけました。文部科学省でヒューマンフロンティアの関係の会議がありました。昨年も来ているはずですが、玄関の守衛さんのあかるい雰囲気が印象的でした。親切かつ対応がすばやい。入口の掲示物も一般のひとが文部省にやってきても、建物にのこのこ入ってみて展示物でもみてみようかという気持ちになります。好感がもてました。もっと入りやすい感じになるためにギャラリーなんかを1階に作ったらいいと思いました。開かれた官庁の先頭を切ってもらいたいものです。 直前の国税庁の前にはたくさん守衛の人達がいたのでコントラストです。 帰りの新幹線、昼を過ぎていたいので駅弁を東京駅で買いました。いろいろ眺めて、貝づくしというのにしました。考えてみると、わたくしは幕の内はきらいではないが、たいてい鳥めしとか貝めしとか東京ではそんな駅弁を買う傾向があります。幕の内が1200円とか1300円とか見ると、ケチではなく買う気がおきません。何も駅弁にそんなに、という気分です。貝づくしは千円でお釣りがありました。おいしいですが、野菜はほとんどなし。でもまあ一食です。 東京湾の魚介もこれからずっと安全とおもって食べられるのだろうかと、ふと思いました。東京の人達の多くは、安全というニュースや解説を頼りにする傾向があるのだろうな、とも思いました。わたくしも、東京にちいさな孫が4人もいるのですから、もちろん安全とおもいたいのですが、でも研究者である以上、放射性に対する感受性は人間で個人差が100倍も千倍も違うという事実のほうが頭をかすめます。DNA損傷修復に関わる遺伝子は100以上はあるでしょうし、色んなDNA損傷があって放射能による損傷はその一部です。修復機構は非常に複雑でして、その修復機構に生まれつきの欠損があれば平均より感受性は高まります。 そのような生まれつきのケースの一例は色素乾皮症です。 光線過敏症ともいいますが、放射線にも過敏です。一万人にひとりくらいの頻度で存在します。 毛細血管拡張性運動失調症Ataxia Telangiectasiaという病名で多様な症状をしめす患者さんのかたたちも放射線には極めて過敏です。先天性の貧血であるファンコーニ貧血も重篤な放射能過敏症を示します。一般に貧血は放射能障害の特徴的な症状ですが、どうように先天性の放射能過敏症は貧血を示すのです。 簡単な頭の体操をしてもらうと、DNA損傷修復に約200の遺伝子が関わっているとすると、だれでも一つや二つはすこし欠損があって正常ではなくても驚くにあたりません。 ですから、だれでもある種のDNA損傷に対しては修復機能が十分でなくてもむしろあたりまえです。 一つの遺伝子でも一万人にひとりくらいの頻度で重篤な症状がでうるのです。200個の遺伝子があれば、50人にひとりくらいはDNA損傷回復にハンディキャップがあるかもしれません。 それはそういういろいろなDNA損傷原因にさらされる場になってみなくては分かりません。化学薬品でもDNA損傷を引き起こす子色んなものがDNA損傷を起こすのです。 無用の心配をおこすためにこの文章をかいているのではなく、あまりにも個人をいっぱひとからげに安全安全と連呼する報道を聞くと、どうして世間のある種の無知にそうつけこむのか、と感ずることがあります。 DNA損傷についてしるべきことは、こういうことです。 個人差が著しい。千倍程度の感受性の差はありうる。 アルコール感受性などとことなって、非常に多数の遺伝子機能が多様なDNA損傷修復にひつようで、かかわる。そのうちのどれか一つが欠損すればなんらかの障害が、非常に重いものから軽いものまである。 症状の多くは貧血をともなうかもしれない。しかし、ヒトのDNA損傷修復の研究、とくに病気や寿命と結びついた研究は決して多いと言えない。また理解の度合いも低い。専門家のあいだでも諸説紛々と覚悟した方がいい。 また専門家のレベルも率直にいって高いとはいえない。いい加減なことをいっている専門家が多いことも気をつけた方がいい。しかし、極めて困難な分野なので、しかたがないとも言える。 過敏症として、症状が確立した病気以外は判断も治療も困難なのです。 自分の身体に自信がなければちょっとでもこわい場所にはいないようにする、当たり前のことです。 外国人が東京からいなくなったというのは、やはり住み続けようという[自信]がなかったのです。 しかし東京に住む人たちは自信があるのでなく、すまざるを得ないからです。でもごく少数の過敏症の人達がそのうち出てくる可能性はあります。やはり白血球の数というのがこれまでに知られた中で比較的容易でかつ障害の最初の兆候です。ただ、発がんのほうは異なります。細胞のがん化はごく少数のがん細胞の出現からも起こりうるので、障害と関連はするが異なったものになるだろうといわれています。つまり細胞の損傷とがん化は分けて考える必要があるのです。がん化は極めてすくない放射能でも起こりえます。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-21 17:44
2012年 02月 20日
今回の陛下の心臓手術についての専門家の意見は、手術後の体調はそれいぜんよりはるかによくなるのではないか、というもののようです。だからこれまでよりずっと容易にお仕事をこなせる可能性がたかい、というかぜひ心臓外科医としては、そうあって欲しい、ということのようです。そうであるならば、素晴らしいです。 ここのところ、ずっと生データを延々と見ています。週末から月曜休みなく見ていると疲れてきますが、これがわたくしの流儀なので、しかたありません。もちろん現場の人たちもみていますが、わたくしにはわたくしの流儀があるのです。とことん生データをみて口をだせないような研究はしたくないというのが自分流の学問です。 このomics関係のデータは膨大なわりにたいしたことは言えないというのが一般的な意見なのでなおさらちゃんと見て、見逃しがないようにしておきたい。 そういう個々には弱いけれどもともあれ膨大多量のデータの中になにかヒントとなるものが隠れているのではないか、ということです。 延々10数時間の作業でしたが、2つ3つ現場の人達が見逃していたものを見つけました。たいしたことではありませんが、意味は十分にあるでしょう。 今朝からはちょっと違う生データを見ていましたが、やはりちょっとした発見がありました。 というかなるほど、なるほど、とおもわずひとりごとがでそうな気分です。 今朝は、別なメンバーがおもしろい発見をメールで知らせて来ました。データの意味をしばらく、考えました。関係論文を探して見てみると、広がりが相当にあるようです。 ▲ by yanagidamitsuhiro | 2012-02-20 14:33
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