生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2014年 06月 26日

今回のスイス旅行で感じたこと

色々と成果のあったスイス旅行でした。
物価は正直高いし町の治安も段々悪くなりましたが、田舎にいけばのんびり感清潔感安心感は高くて昔とあまりかわりませんでした。
研究面ではどこもグローバル化に強く影響されて、我が道を行くという強い個性の研究者は駆逐されている感はあります。でも進みそうな分野は進んでいるし、研究が沈滞するような気配はありません。また常識が働いているようで、突拍子もないような重点化とか研究費のアンバランスが起きているとも思えません。
ただ全体的に常識的な研究方向が増えているな、という実感をもちました。
しかしながら個人的には非常に稔りのある旅行でした。
会うべき人たちにあって知りたいことが知ることができて、時間をかけつつ協力は共同研究ができそうになりました。
ですから見かけはかわっても従来型のアプローチで人脈を辿ればいいというある意味安心できる結果となりました。

またスイスの喫煙事情についてちょっと面白い記事を見つけました。
下にコピペしておきます。
道理で歩きながらの喫煙者がジュネーブで非常に多かったでした。
女性が非常に多いのでこれはなぜだろうといぶかしく思っていました。

スイス 2012年9月25日(火)
スイス、国民投票で屋内全面禁煙を否決[社会]

スイスで23日に行われた国民投票(レファレンダム)で、レストランなど屋内の公共の場における喫煙を全面的に禁止する案が否決された。BBC電子版などが伝えた。
スイスではレストランにおける喫煙を禁止しているが、各州に「例外措置」を認める権限を与えている。実際、屋内における禁煙を推進しているのはフランス語を公用語とする地域を中心とする8州に限られており、残り18州は事実上、喫煙を容認している。今回の投票は、国民の健康推進を目指すスイス・ラング・リーグが提出した禁煙措置を厳格化すべきとの発議(イニシアチブ)を受けたもので、中道左派政党なども支持を表明していたが、賛成票が反対票を上回ったのはジュネーブ州のみにとどまり、同案は否決された。
現地紙によると一部の州では7割近くが反対に回ったほか、ジュネーブ州でも賛成52%に対して反対48%と僅差だった。喫煙コーナーの設置など全面禁煙の実施に伴う飲食・ホテル業界の負担拡大への懸念が、受動喫煙を憂慮する声を上回る格好となった。

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-26 15:21
2014年 06月 17日

痛風予備軍の主因は

朝日新聞にこのような見出しの大岩記者の記事をよんでなるほどね、と思ったので印象等書いてみます。
痛風は腫れて痛いので有名ですが、尿酸の結晶が血管にできると教科書には書いてあります。
痛風になる予備軍は血液中の尿酸値がたかい、高尿酸血症というのだそうです。防衛医大の松尾医師達の研究によると、高尿酸血症だった約千人のうち29%は遺伝子の変異が主な原因で、肥満(19%)や大量飲酒(15%)よりも影響が大きかったという結果なのだそうです。
遺伝子変異があったのは「ABCG2」という遺伝子で、変異があると尿酸を体の外へ出す量が通常より25~75%減るのだそうです。
わたくしはこの部分が興味深く思えました。

つまり尿酸が体内に溜まりやすくなる遺伝的素質になるのですが。そもそも尿酸のことを我々の体は無駄なものとは扱ってないようなのです。
むしろ、もったいない、ということで何度も何度も尿にでないように再吸収しているらしい。
じつは再吸収は我々のからだがかなり熱心にやることです。
いっときはやった、もったいないです。
なんで尿酸みたいなものがもったいないのか。
論文などによると、尿酸は体内で抗酸化作用があるというのです。
有毒な酸化ストレス物を減少させる作用があると。
見方をかえると、もったいない作用の体質を持ちすぎると、痛風になりやすいとも言えます。
この遺伝的素因の人達はその尿酸を外へ排出する作用が弱くなってしまったと言うことららしいです。この場合は、排出作用が弱まると、痛風になりやすい。
酸化ストレスによって早く老化するか、それとも少しでも老化を遅らせるのだけれども痛風になりやすい。
まあ、人生はこんなものかもしれないという教訓を得ることも可能かもしれません。

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-17 13:48
2014年 06月 13日

神戸CDB、どこへ行く?

今朝はワールドカップ初戦、ブラジルークロアチア戦を見ながら、iPadで朝日新聞の紙面版をみました。
ブラジルは3−1でクロアチアに快勝、個々にはかなりの接戦でしたが終わってみれば完勝でした。ネイマールガ2得点ですから開催地のブラジル国民には気持ちが最高に良い一勝でしょう。

いっぽう神戸のCDBですが、極めて厳しい外部委員会の意見がでました。小保方氏にはもっとも厳しい処分をするように、そしてCDB本体には解体しなさい、なるべく今年中に、との勧告。そして内部運営に対して秘密性が高く、きわめてずさんと言う批判が突きつけられました。

CDBの即時解体ともとれますから、腰が抜けるくらいおどろくくらいの反応だとCDBにはまだまだ見込みがあるとおもうのですが。
冷静に受けとめられるのなら、外部改革委員会の批判が当たっているのか、と思ってしまいます。
わたくしも小保方氏の研究への箝口令とか聞きますと、それは非常にまずいとおもいました。
でもいまや最近の研究機関、国の大型経費を受け入れているところはどこも秘密、秘密、ではないですか。基本が秘密になればろくなことはない、常識です。たぶん、小保方論文は常軌を逸した秘密性があったのかもしれません。それに論文発表時の報道との会見でいまからみれば笹井氏の「暴走」ともとれるいくつかの発言があった。これが氏にとっても最大の失策であり、CDBにとっても一事が万事、その後厳しい批判の眼で見られる端緒となったのでした。
これで一般でも研究発表の馬鹿騒ぎがなくなって静かで良くなるとは思います。
ただ今回、内部への厳しい眼がそそがれ外部から、解体をつきつけられた、CDBの今後はどうなるかです。

ともあれ、外部の委員はCDBとはこれまで関係が無かった人達ですから、そういう人達が内部の状況を理解したうえでの批判ですから、わたくしとしては素直にその批判は内部をしれば同様な感想を持つものだろうと想像したいです。
そうでないのなら、CDB関係者は部分的にでも全面的にでもただちに反論をすればいいでしょう。

委員の構成をみると、委員長のかたは工学部の生産系のひとらしい。研究管理職を長年やっておられるベテランのようです。委員の中では、塩見東大教授は名前は知っています。このかたがCDBの研究内容を一番よく理解出来る立場なのでしょうか。理研本体には漠然とした批判は書いてあるようですが、具体的な個々の人々への批判は書かれていないとかなです。CDBには自立性が高く、和光本体は口を出せなかったという感じです。本当でしょうか。
これから先、CDBはどう対応するのか、注視したいです。CDBよ、どこへ行くです。
応援したいですが、どこへ行こうとするのか分からなければ応援のしようもない。

CDBはたしかCenter for Developmental Biologyとか思っていましたが、最近の報道では、理研再生センターというのが多くなってきました。これも世の流れなのか。でも日本がこの世界の潮流でガラパゴス化する可能性は相当あると聞きます。要注意です。

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-13 08:06
2014年 06月 10日

NHK報道 世界最高齢 男性は埼玉の111歳・百井さん

タイミング良く、以下のようなニュース6月10日 5時00分を見ました。
男女とも日本人が世界最高年齢だそうです。以下にそのままだします。

男性の世界最高齢とされていた111歳のアメリカ在住の男性が8日、亡くなり、長寿について研究しているアメリカの団体によりますと、この男性より1日遅く生まれた、埼玉県さいたま市の百井盛さんが、男性の世界最高齢になります。

ギネス世界記録などによりますと、男性の世界最高齢に認定されていたアレクサンダー・イミックさん、111歳が8日朝、ニューヨークの高齢者施設で亡くなったということです。
長寿について研究している、アメリカの「老年学研究グループ」によりますと、イミックさんが亡くなったことで、男性の世界最高齢はイミックさんより1日遅い、明治36年2月5日に生まれた、さいたま市の111歳、百井盛さんになります。
百井さんは福島県出身の元教員で、埼玉県に移り住んだあとも高校の校長を務めるなどし、その功績が認められて、瑞宝小綬章を受章しています。
去年9月に、さいたま市の清水市長が国内の男性最高齢を祝うため、療養先である都内の病院を訪問した際、百井さんは「大変、名誉なことです。体に格別悪いところもありません」と話していました。
ギネス世界記録は、百井さんが男性の世界最高齢になるかどうか確認作業を進めています。
男女を合わせた世界最高齢は、大阪市の116歳、大川ミサヲさんで、百井さんが男性の世界最高齢に認定されれば、男女それぞれの世界最高齢が日本人となります。

ということでした。
日本国の最高の誇りというふうに政治家や医師がおもうかどうか、そのあたりじっと見てみたいです。
ニュースの素が海外からということからも、日本の報道もこういうことにはほとんど関心がなく、ああそうか、という事なのでしょう。
世界最高齢ですよ。女性も男性も。本当にすごい国にわたくしたちは住んでいるとおもいます。

世界2位から10位くらいまでみんな日本人になるような国づくりをしてはいけないのかな?

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-10 05:29
2014年 06月 09日

あれっ? 高齢者医療ユニットってなんですか

きょうは京大病院で定期の診断を受けました。なにも変化なしだったのですが、変化があったのが診察をうける診療科で、新しい紙がついてきて、そこには高齢者医療ユニットとあります。老年科は無くなったようです。
受付のひとに京大病院であとユニットという名前のついた診療科って他にありますか?と聞くと、首をかしげてないですねえ、との返事。
なんかこれ変な名前です。
医師サイドの意見の診療科で、患者側からの診療科の名前ではあきらかにない。
老年科も高齢者医療も同じだろうと言われるかもしれませんが、患者側からみたら下に聞いたことのないユニットというのがついてこれが京大病院で唯一と聞くとますます不審の念がもちあがります。
医療ユニット、なんか研究組織みたいですね。医師がチームでも作るんですか?と受けつけにしつこく聞いても、さあ、という返事。
たぶん病院の上の方のひとが患者目線をすっかりわすれて医師の自己満足につけたのでしょう。
老年医療はこれから非常に大事なのに、実質性のない、身の入らないユニットをつくっても患者は嫌がって来なくなるかも。案外それがねらいかも。どうも老年医療は京大はやりたくないらしい。
患者の半分が老年層だから、京大病院そのものが老年病院だとうそぶく偉いさんもいるのかもしれません。
そんなんで、人間の老化なんて絶対わかりませんよ、いわんや老年医療は駄目になるでしょう。

これは後でばちが当たります。
なおわたくしの主治医はなにもかわりません、いつもと同じように始まって終わりました。ですから診療科の内部、部屋の中は老年科の雰囲気でした。この点は安心しました。
どんな風に高齢者医療ユニットになるのか、折々に報告しましょう。

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-09 20:56
2014年 06月 07日

研究への意慾

このブログでときおりわたくしがぼやいているのは研究が忙しすぎるというか、働きすぎというか、そちらのほうの生活がかなりきついのです。
それでどうも研究そのものを最近書かなくなりました。
ブログのほうは生活のなかで息抜き時間になってしまいました。
この理研スタップ事件などもそういう面があるのです。正直。
だから、いいかげんとか無責任とかじゃないのですが。
研究そのもののほうは義務的な仕事も多くて、なかなか息抜きの時間がとりにくいのです。
というかほとんどとれません。
これはちょっとわたくしの人生では大誤算というべきかもしれません。こういうはずではなかったと感じる事が最近多いです。
とはいえ、研究意慾は自分でおどろくばかりに高いので、まあいいか、しょうがないか、こんな風に感じています。
新知見も次々に得られて応接していくだけでも大変です。

もうこの年なので、研究のことで、自分に嘘をつくことはまったくできません。自分を誤魔化すこともできない、このあたり本当はちょっとつらいのですが、しかたありません。

6月は後半にスイスにいきます。旧友達にあえるので楽しみです。
7月には英国に行きます。
8月末から9月にかけてパリに行きます。
晩秋には台北に行きます。
これだけいろんな話を聞き、そして講演旅行をすれば自分のいまの研究の立ち位置について自分なりの結論がおろせるでしょう。
なんか自分が40代になった頃と似ているとおもっているのですが、これは自分だけの感覚かもしれません。

by yanagidamitsuhiro | 2014-06-07 21:56