生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2014年 10月 26日

最近感じている研究生活感の変化

沖縄でフルに研究を開始してもう3年以上たちますが、この2年くらいはやたらに忙しくてちょっと参り気味でした。
ほとんど研究にのみとられる時間なので不満をいってるのでなくただただ忙しいそういうことで研究以外のことに使える時間は睡眠、食事それにちょっとした息抜きの時間でした。
研究に忙しいという意味のひとつは新しい研究テーマが複数ありますので「学ぶ時間」、得た知識を「身につける時間」が半端でなく膨大なのです。
新しい知識を学んでも学んでも次々に次の問題を解くために必要な知識摂取の必要性が出てくるので寝る時間が文字通り惜しい日々が続いてきました。
恐ろしいのは学んでも知識を吸収してもすぐ忘れてしまうことが多いのです。なかなかつらいものです。しかし加齢により賢明になっている面もあるので最低限の自己流の対応はしています。

それともう一つの時間がまったなしで忙しくなったのはラボメンバーの博士の学位の取得の問題でして、研究室の中のことなので詳しくは書きませんが、そういうことにとられる時間はデッドラインつまり締め切りがありますので長年この稼業をやっていますが、ひとりひとりにかける時間は今も昔もかわりません。
本人が骨身を削ってやっているのですから、こちらもある意味それに合わせてやってと、そういうことになります。

気持ち的には、この「勉学の忙しさ」は大学院生時代に戻ったような気がします。
教授になった頃、新しい研究を始めて研究グループの運営とアウトプット(成果)を世に問うことで躍起となり、研究発展のためには絶え間なく新知識の吸収と体得に躍起となっていた40才くらいの頃も忙しかったのですが、それとちょっと似ています。こんな年齢になってそんな体験をまたもう一度日々味わうとは夢にも思いませんでした。

こんなことをきょうは書いてきたのも、ここのところ本当にたいへんでしたが、なんかやっと先の目途がたってきたような気がします。そんな気がこの1週間くらい感じだしてきました。
研究のほうはホントに区切りなどつくことがあり得ないし、成果をあげる大変さはまったく軽減してないのですが、なんかほのかに東の空に明るい光のようなきざしが見えだしてきたような気がします。
これが本当に夜明けのきざしなら嬉しいのですが、どうでしょう。
たぶんやっと研究プロジェクトに慣れてきたのでしょう。また、この沖縄の研究環境でなんとか新しいものを生み出すことができそうな気がしてきたのでしょう。
こういうのはあくまでも感覚なので証拠を出せといわれた雲散霧消するようになります。
しかしかつてはそういう感覚をもちだすと2,3年でかつては真の成果がうまれたものですが。
しかし実績的には、60才を超してからは予想の1.5倍か2倍くらい時間がかかっているので、5年くらいかかるのかも。
そもそもそんな時間が自分にあるのかどうかそのあたりも自問しながらやっていかねばなりません。
とはいえ、まだしばらくはこのあまり人間的でない忙しさは続くのでしょうが、大変さの峠は越したな、すこし余裕をもって周りを見出せるかな、と思い出しています。
ありがたいことです。
しかし、余裕のまえにわたくしは11月に入ってからの1ヶ月半はかつての阪神タイガースにあった死のロードというのに似たようなスケジュールが続きますので、せいぜい気をつけます。

ところで京大生がプロの投手になるとか。ロッテの、ドラフト2位とか。すごいです。
田中君ですか。工業化学、難しい卒論テーマもやっているようで。
昨夜、インタビューを見ました。しっかり青年、ひとことひとことが感じいいですね。
京大出身初のプロ、頑張れとテレビの画面に向かって思いました。
見てるうちに、なんか熱い気持ちになってきました。
そういう気持ちにさせる青年です。
本当に実績をだすためにも一流プロの体作りに励んで欲しいです。

by yanagidamitsuhiro | 2014-10-26 09:53
2014年 10月 15日

台風の後

台風が去って穏やかな日がもどりました。
きょうあたりまだ海の波は高いですが陸のほうは太陽がもどってさわやかな秋日となりました。

でもどこの家の庭も被害がありありと残ります。
わたくしの家の玄関のブーゲンビリアの花はほぼ全滅。
楽しんでいた、アセロラの綺麗な花も実もほとんど落ちてしまいました。実は50個近くも。残念。
実のうちいくつかは真っ赤になったので口に入れましたが、甘酸っぱくおいしかったです。
こんなに落ちてしまうと来年は駄目のようです。
デイゴの木のてっぺんに沢山花芽がありましたが見ると黒っぽくなってもう花にならないような気がします。大半の葉も落ちてしまいました。
それに、多くの木の葉は飛び去ってでしまったかで裸の枝ばかりになっています。
バナナの葉もほとんど枯れたみたいになって。

こういう経験をすると沖縄の人々の忍耐心の強さと未来にたいするポジティブな気持ちが理解出来るような気になります。

by yanagidamitsuhiro | 2014-10-15 14:13
2014年 10月 07日

赤崎先生とおふたりノーベル物理学賞

赤崎先生、きょう発表のあったノーベル物理学賞受賞されました。
お会いしたことあります。
一目で好きになりました。まさに理想の学者そのもの。
京大の理学部出身と聞いてさもありなんと。
さらにへび年と聞いて、ますます親近感が。
80才すぎても学生さん沢山いて昨年は論文を沢山発表したとおっしゃられていました。
ことしは物理学賞三人とも日本人。
益川先生のときも日本人三人、さすがは物理分野われわれの世界とは段違いと思わざるをえません。
そのうちのお一人は赤崎先生のお弟子さんとのことです。
もう一人がLED実用化に成功した中村さんと、日本人としてはほんとうに誇らしいかた達でだれもが嬉しくなるような結果でした。
実のお兄さんが毎年の取材で本当に大変だったと述懐していました。
候補者になると、しかたないのでしょうかね。

by yanagidamitsuhiro | 2014-10-07 22:25
2014年 10月 07日

憲法九条がノーベル平和賞になったなら困るし欺瞞になります

今朝の新聞をみたら日本国憲法9条がノーベル平和賞の候補になってリストのトップであると民間機関がいっていることを大々的に報道しています。
ひとことでうんざりですが、文句を言っておきたい。もちろんこういう記事を大々的に仕組んでなおかつ批判意見も最後にちょろっと載せる狡猾な報道態度に。

まず日本では平和賞をもらったのは、故佐藤栄作首相です。沖縄返還への努力に対するものと理解しています。当時のマスコミは完全な無視を決め込んだのではないでしょうか。いまからおもえば祝賀すべきであったマスコミいまはどうおもっているのでしょう。
そういえばオバマ大統領ももらいましたね。これ以上いいたくありませんが、どんな意味があったのでしょう。
ともあれ、そんなことは絶対にないと信じていますが、もしも憲法9条がノーベル平和賞になったら、ある意味日本に対する重大な内政干渉でしょう。とんでもないことです。

現状は、自衛隊の軍事力もあり、左翼はながらく違憲状態といっていたのですから、それをひっくり返そうというのでしょうか
それにどういう意味で賞をだすのか不可解きわまりないことになりませんか。
ありえないし、日本国民の過半数が現在の安倍政権を支持しているのですから、平和賞委員会がいったい日本国家に対して、何を仕掛け、目指すのかまったく???です。自衛隊もつぶせといういのか?

日本はそれでも世界に冠たる平和国家だし、おとなりの居丈高の国家にくらべればなんとも平和国家ですが、それは9条のおかげと考えるのはなにかの大間違い、勘違いでしょう。

ともあれこういう事大主義的なノーベル賞に寄りかかってその権威(あるとして)を使っていいたいことをいう。何百万の発行部数を誇る大マスコミがこんなことをしてていいのか。本当に節度があって欲しい。

ついでにいえば、今年のノーベル賞、予想屋が沢山出てきて、わいわいやっていますが、恥をしれ、といいたいです。もういい加減にこういうレベルの低い報道はやめて欲しい。ほとんどの読者はなんやら知らんが偉い人達らしい。何をやったのか、国家の誇りになるような偉いことをしたのでしょうね、こんな感じ。節度がなければ日本は日本でなくなってしまいます。
ひと言でいって、事大主義は一番恥ずかしい。どっかの国にすごく似ていますよ。

by yanagidamitsuhiro | 2014-10-07 10:55