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2016年 12月 30日

わたくしなりの元年へ

来年の世界、そして日本はどうなるのか、多くのひとびとが話題にしてます。
わたくしもちょっとこれに参加してなにか書いておきたい気持ちです。ここのところブログはさぼってました。忙しいこともありますが、書き出すとついバナナのことも書きたくなるので自制してました。今年は自家製バナナのおいしさに目覚めたバナナ開眼の年でありました。

基盤の安定した安倍政権もあり、日本社会はおちついた雰囲気ではないでしょうか。極東情勢的には韓国の大統領の置かれた状況や、中国の南沙諸島などへの進出の様子を見ると安心しきれないし、トランプ次期大統領の対中国政策も強硬にもみえる一方で融和的な可能性も残るので、はっきりしません。それで、国際情勢的には不安の年越しになるのではないでしょうか。しかし、安倍首相の真珠湾訪問は日米の政治的懸案条項の大きいのをすませました。これから、安倍政権は対中国、対韓国との関係改善にむけていかなる策をだしていくのか。民主党や野党側がいい策を持っている気配はないので、また自民党に安倍政権以外に期待される首相候補がいない以上、まだまだ5年くらいやってもらってかまわないというのが日本国民の50%程度の平均的感覚ではないでしょうか。安倍政権のおかげで政治にはらはらドキドキ、危なくてみておれないといういっときの感じがなくなりました。
しかし、安倍政権の基盤はなんといっても経済政策でしょう。社会の一部で不満はもちろんあるでしょうが、社会不安が明確になるような経済情勢はもうかなり長い間ありません。貧富の格差は広がるという言葉は本当かもしれないのですが、一方で収入的には全国最低クラスと言われる、沖縄での経済状況は悪くはまったく見えません。旅行訪問者の数も増え、地方空港のはずの那覇の空港の混雑には折々に驚きます。まあまあの経済状態がもうずいぶん続いているというのが沖縄とおりおりに関西を往復する人間の実感です。

経済のひずみが教育に及んでいるという意見にはうなずけます。今の日本では、子供が貧しい環境で教育を受けると親と同じように成人しても貧しくなる、という意見が本当ならこれは最も深刻な問題であるに違いありません。本当なら、手遅れにならないうちに政治のレベルでの救済が、かなり強力な救済が必要だと信じます。教育が大学や大学院レベルまで貧しくなっているのなら、長期にわたるマイナス効果、人材の枯渇現象が出ないうちに早く手をつけないといけないでしょう。

わたくしは、日本の最大の問題、一方で日本を最高に救済し発展する可能性を持っているのが、人口問題への正しい対応と最大限の健康老化への努力の2つだと信じてます。この2つの問題で成功すれば、次の50年から70年くらいは日本は国家として安泰だと思います。
一方でこの2つで失敗すると、長期間で低迷し他の多くの国々に追い越されて行くに違いありません。わたくしは今の日本人、とくに熟年以降の人々はこれらの問題の大きさと深さを予感し不安を感じているとおもうのです。この世代がまだまだ元気なうちに日本人の英知を総動員して、日本社会を作って維持していくことが最大の課題だろうとおもいます。この世代の多くはもはや年金世代にもはいってますが、でもまだまだ10年20年生きるのですから社会参加を出来るだけしてもらうべきです。

1941年に無謀だがしかし明治以降の国の趨勢からみて必然的な戦争になり、1945年に未曾有の大敗戦を喫して70年が経過した今の日本をみれば、日本の民は本当に偉かった、わたくしたちの父母、祖父母は本当に立派だった、そしてわたくしたちもそしていまの60才になろうとする人々たちよくここまで努力し働いて来たといえるに違いありません。

しかし、人口減少問題と健康老化の2つの問題は日本人日本社会にとって新規の問題ですから、しかもひたすら一生懸命はたらくという国民的な得意技でなく、ありと余るように一見見える「時間」を浪費したら、取り返しのつかない状況がやってくるとおもいます。社会不安に満ちた貧しい日本の時代の到来がくるのかもしれません。これは何がなんでも阻止しないといけません。

そういう時代はかつての日本にあったのか、昔そういうことを青二才のわたくしが当時の有識者に聞くと、「応仁の乱だ」と聞きました。ちょっと勉強しないと、応仁のの乱がどういう時代かどうしてそうなったのか分かりません。そういう貧しく社会不安に満ちた時代になるのでなく、発展的かつ融和的な日本をまだまだ70年くらい続けるためにどうしたらいいのか。
そうならないためにわたくしも微力ながらお役に立ちたいと願っています。
そのためのわたくしなりの決意の元年を2017年としたいです。

末尾に正月にも咲き誇る沖縄原産紫色のブーゲンビリアの花と、家庭の安寧のシンボル柑橘(比良の家で)の2つの写真を掲げておきます。

良いお年を!

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by yanagidamitsuhiro | 2016-12-30 12:17
2016年 12月 14日

カジノ論議のまえに

参議院でいわゆるカジノ法案が可決されたとのことです。統合型リゾートIRという休暇的な場所にカジノがあるというイメージでリゾートのほうで賛成している議員もかなりいるのかもしれません。
カジノと聞くと、これまではわたくしはパチンコをどこか類似したものとして思い浮かべました。これからは、かつて見たことがある外国の正統カジノ、メルボルンだったかそして香港の隣町マカオのカジノを思い浮かべることになるのでしょうか。しかし、行ったもののどちらでも何もしなかったので、ということでカジノ経験ゼロですので何も言えません。ただ場内の雰囲気はすこし憶えてます。健全そうな高齢者ばかりで面白そうには見えませんでした。高額を賭ける人達はたぶん別室でするのでしょう。
若ければいっぺんくらいやって見たくなったかもしれませんが、ルールも分からないのでたぶんやる気はおこらなかったとおもいます。マカオでは巨大なカジノビルが沢山建っていて、その一つの中を見学したのですが、ほとんど中国人でした。
日本ではどうなるか、それなりにお客が集まって、それなりに賭博中毒者を生み出すにちがいありません。だからといって、まだ一つもできてないカジノを責めても仕方ないでしょう。
それよりもパチンコ店にもっともっと社会は関心を持った方がいいでしょう。
わたくしが沖縄で住むところは村ですから、というかパチンコ店はありません。隣町の石川というかつて独立の市でいまはうるま市の一部に愛好家はいきます。伝聞なのでいくそうですと言っておきます。
小さな町ですが、パチンコ店はなんと三つもあります。中に入ったことはありませんが、駐車場の車の台数をみたら週末は朝から相当数の車がいます。
タクシーの運転手さんの情報しかありませんが、恩納村からもバスとタクシーを乗り継いでいくひとがかなりいるそうです。沖縄の自動車運転率は極めて高いので、人気が高いことが理解出来ます。
石川にはもうひとつギャンブルでは闘牛があります。一度みたいと思っていますが機会がありません。
ギャンブルの部分は隠れた部分ですが、でも相当に大きな金額が全国(?)からのマニアファンによって動くのだそうです。
それで石川のパチンコですが、これもタクシーの運転手さんの情報ですが、相当数の人が大金を失って、「おうちが無くなる」かたもかなりいるとか。真相は報道では出ませんから分かりませんが、競馬も競輪もない土地柄なので賭博にのめり込みやすく、パチンコにものめり込むとそこまでいってしまう人が多いのかもしれません。なおパチンコを賭博といってはいけないことはわたくしも承知してます。でも短時間で相当額のお金を射倖性のたかい機械で失うゲームで中毒になるひとがいることはまちがいないです。法的には健全娯楽の範疇なのでしょうが。

全国パチンコ店で消費される金額は、年間どれくらいなのか、いまネットで調べるとかつては30兆円で、いまは18兆円だそうです。今でもすごい額ですが、かつてからは激減したのだそうです。今やスマホでもゲームで遊べるので、たぶん今後もますます減るでしょう。日本のカジノ推進者はどのあたりを目指しているのか。
そしてパチンコを楽しむ人はたくさんいるに違いありませんが、楽しみと損失や苦しむをきちんと精査する作業が社会の中で行われているのでしょうか。
カジノ論議や法案を通す前に、パチンコ産業の行く末とパチンコの娯楽性と賭博性の両方をぜひ論じて欲しかったです。かつては3千万人の日本人がおりおりにパチンコをしたのだそうです。
沖縄で見ると、パチンコはまだまだ大隆盛です。
そういえば隣県の鹿児島もパチンコ店、とてつもなく巨大なパチンコ店が沢山見られました。地方ほど多いのでしょうか。

中国からの旅行者がパチンコに興味を示したとはまだ聞いていません。
いまの日本をシャープな目で見ている彼らの意見もぜひ聞いて見たいものです。

by yanagidamitsuhiro | 2016-12-14 23:13