2010年 11月 21日
日曜、あさ6時過ぎ、朝食前に投稿しておきます。実はきょう午後に黄山にエクスカーションに行けると思い込んでいましたが、一泊が必要でバスが戻るのがずいぶん遅く明日帰れないことが分かりました。それで一日早く帰れるか検討したかったのですが、あいにく週末にはいりメールにもレスポンス無し。しかたありません。予定通り、明日帰ります。直行便なら近いのに。遠いですね。ただ、上海の飛行場から直行で列車があるとか。中国は最新の情報でなければ意味なし、と食事時の会食で言われました。万博で交通事情は激変しているらしい。それで激変のない日本ですが、長期低落と自虐的に言う人が多いのですが、でも中国の実体を直視するひとは少ないような気がします。特に大マスコミが。民生・福祉の分野では日本は中国と30年の差があるような気がしますが、その差はもっと早く縮まるかもしれません。学問分野は民衆基盤ではもっと差があるかもしれません。でもそれは中国では文化大革命で「篤学」といわれた人達がほとんど大学から追い出されたのです。長老がほとんどいない中国の科学技術はまだまだつらいものがある。しかし日本だって、山中さんの成果をとことん強調する昨今の官民マスコミ合唱のもとでは「篤学」者は日本の学術機関ではどんどん消えていく気配です。このあいだまでまだ篤学だったひとがいまや3年後くらいをみた応用をセカセカとやっているのでは日本の前途もまったく暗いです。京大ではiPS関係の研究所には高価な機械があっても関連研究でなければいっさい使用は駄目。わたくしの今いる建物のiCEMSとかいうところは厳重に他人は入れませんから、わたくしなんか1階違うだけなのに、足を踏み入れたのたった1回、ひどいものです。このことを考えると京大の学術は死んだな、と良く思います。それはさておき、この中国のすごい勢いでの進展、交通をとっても新幹線そっくりのものがどんどん走っています。海外に売り出すのなら中国の方がずっと安いし、日本は負ける可能性大でしょう。環境への配慮はたしかにこのあいだまでは無かったかもしれませんが、いまは日本よりはずっと先鋭に取り組んでいます。レアアースだって、環境配慮になれば今回のような事態になるので、そのあたり日本はどこまで報道しているか。なにしろ反対党のないお国柄です。決めたことはすぐ実行出来てしまいます。大きな過ちを犯す可能性も大でありますが中国のどこの組織も外国のアドバイザーをいまや入れています。この外国からのアドバイザーたちが忌憚のない批判をし、かつ中国の現状を詳しく理解しているのです。その中国のアドバイザーたちに日本人はどこまで食い込んでいるか。批判的、でもトコトンのところは友人的、この感覚をもっている日本の学者、経営者、商工業人たちはどれくらいいるのか。日本人はどれくらいいいるのか。こんな風に思います。日本の未来は本当は明るい。良く言われるように、日本人の半分の女性をほとんど使っていません。日本の女性がもう男はだめ、わたくしたちがといって出てこれるような時代が早く来て欲しいですね
by yanagidamitsuhiro
| 2010-11-21 07:44
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2021年 10月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 07月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 06月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 お気に入りブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||