生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2011年 10月 27日

帰宅日、20代のわかもの、

昨夜ワークショップがおわり、みなさんきょうは帰宅、帰国の日です。沖縄は遠いので帰宅には丸一日とか、便がないとかで足止めもあるようです。また、これを機会にした、日本旅行の開始の人もおります。
できるだけ沢山のものをみて欲しいです。

今回はいろいろお祝いの言葉をもらいましたが、若い人たち、20代の人たちがたくさんやって来ていろいろはなしをできたのがわたくしにはうれしかったでした。
長いこと、20代の若者たちとくに学生さんとは講義もなければつきあいも無かったので、昔の現役教授時代を思いだしました。今の若者という表現はしたくありませんが、グローバル化のいま、話す相手が日本語を使っているからといって日本人とは限りません。アジアにかぎらず世界の若者はたくましくて進取の気性に富んでいます。日本を舞台に羽ばたく若者がいたら素晴らしいでしょう。

でもなかには西アジアからの若い研究者が話したいというので、話したのですが、よほど日本の科学は西洋に較べると劣るという先入観を刷り込まれているのでしょうか、目の前の素晴らしい発表が素直に受けとめられないようでした。刷り込み概念の弊害を強く感じました。
アジア諸国のみる日本の基礎科学への評価は、ある意味数十年遅れのものなのかもしれません。しかし、米国や欧州の研究者にもまだそういう観念に近いのの少数ながらありますのでしかたないかもしれません。

色んなことを話した中で、右肩あがりの科学の進展が日本でこれからもあるかについては、研究費の伸び悩みもあり、無理という点では一致しました。
それでどうするか、やはり国内での適切な競争があるといいのですが、日本語が大きな障壁となって日本の研究環境はぬるま湯になりがちです。つまり日本人だけの競争で安心だからです。
それじゃこの沖縄大学院はいいじゃないかと言えると良いのですが、そう簡単ではないのが情けない点です。やはりトップにたつ指導者というかリーダーが適切な表現ですが、それが人格、力量、将来の見通し、グローバル化への適合能力でよほどすぐれてないととんでもない結果になりがちなのです。

by yanagidamitsuhiro | 2011-10-27 10:37


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