2011年 11月 10日
きょうは忙しい日なのでさみだれ的に書くことにします。 沖縄大学院をささえるのは現場の人間でしょう。わたくしは現場の人間です。そういうひとりとして、批判しています。 さてわたくしがなぜこのようなブログを使って自分の属する組織の問題を論じ批判するのはどうなのだ、と思われるかたも大勢いるでしょう。この大学はまだできたてのほやほやで。創立につきものの問題点が山積しています。現場の人間にはひしひしと感じます。 わたくしは京都大学においても学長に対する厳しい批判をオープンに述べたことがあります。しかし事態はそんな生やさしいことではないのです。まだ書くべきことの一部しかかけていません。 そもそも研究の状況についてひとことも書いていません。研究者の水準ややる気など何も書いていません。ただいえることは、わたくしのようなこれまでのみならずあちこちで空気をすった人間には非常にいずらい場所です。 しかし、わたくしはこのできたての大学でまったくの無役で、なんの影響力も執行部に対しても理事会にたいしても、行使できません。ただの教授です。大学院大学設置前について情報は皆無でした。最初の頃、わたくしに書類を見せようかという霞ヶ関から来たかたはいましたが、実際にはなんの接触もありませんでした。 賢い執行部ですから、わたくしのような人物に見せるような愚かなことはしないでしょう。 またこれまでこの独立法人の組織時代で、教授会に相当するような会もありましたが、それは、単なる情報交換の場として定義されていました。種々の理由から、研究者もイエスマンが増えると推測できます。こう言うことです。言い訳に感ずる人もいるでしょうが、それでかまいません。 わたくしにとって最後の手段である、このブログを使わざるをえないのです。毎日相当数の人が訪問するこのブログの影響は少なくありません。わたくしの真意を伝えるにはベストの方法です。 現在の沖縄大学院大学の組織には厳格な綱紀粛正をただちに断行する必要があります。100%日本国民の税金による大学として当たり前の最低限の倫理をまずまもらなくてはいけません。 それがいかに破られているか、噂は沢山ありますが、確たる事実を証拠として見せられるのは日本人アドミでしょう。しかしわたくしでも挙げることができます。ここに出てくるのはすべて表面です。内部ではずぶずぶの腐敗が進行していると感ずるのはわたくしだけではないでしょう。 なおわたくしがおりおりに顔を見て話をする、理事のバックマン氏はわたくしを不平、不満が多い輩とわたくしの友人の面前で断定しました。どんな批判も不平不満と頭にいれられる便利さです。最近Nature誌にすばらしい沖縄大学院大学と最上級に賞められて、トップは有頂天です。これで、いかなる現場からの批判も、研究の天国にいて何の不満があるの?おかしいのではないか、という状態です。 さて具体例です。この大学院大学の経理はよほどの無能かなにかそういう風にせざるをえない隠れた理由があるのでしょう。 わたくしは毎月月給をもらいますが、これはどこにでもあるコンピュータで打ち出された袋になったもので何の変哲もありません。ただトップいわゆる上位管理職ともなればまったくの秘密のベールです。研究代表者(いまは教授、準教授)はトップとさしでのはなしあいで決まり、その額は真の秘密なのだそうです。ですから他の人がどれだけの給与をもらっているのかまったく不明です。 コンプライアンスの副学長さんに最初にお願いしたいのは、沖縄大学院100%税金大学の高額収入者全員の実名つき手当額も含めた年収額のリストを公表することです。常識的に1千万以上でしょうか。わたくしの名前も出るでしょうが、かまいません。これで綱紀粛正の第一歩は達成できるでしょう。 ところが国内海外の旅行など、いわゆる経費についてはなにも旅行者に一切連絡がありません。ある日自分の銀行の口座に入金があるだけです。どこの旅行にいくらのお金がでたのかまったく分かりません。この状態はもう何年も続いています。訪問者にも経費の支払いは同じようです。 わたくしはおりあるごとに会う人に、国費を使った旅費の経費明細がわからないというのはゆゆしい問題である、といっています。いまでも依然かわりません。 なぜこのように秘密的なのか、分かりません。無能だけですませる話なのでしょうか。経理担当トップのビンセント部長(副学長になるとのこと)の能力については、ここではかきたくないような未確認の話が多いので、やめますがたぶん無能プラス隠したいことが多々あるからに違いない、と思っています。 さらに問題はここの研究室の年間予算額の情報は自分のラボのことしか分かりません。 研究室の一覧表になった予算額などは、まったく見たことがありません。隣のラボがどれだけの経費で年間運営されているのかまったく分かりません。いまや学長(どーファン氏)や理事(現場ではバックマン氏ひとり)がすべてきめていることです。大学院大学が発足すれば、かれらの独裁性はますます高まるでしょう。意見があれば学長、理事に個人的に折衝する、こう言うことです。透明性はこのようなラボ経費についてほとんどゼロです。わたくしのようにそういうのがきらいな人間は重い腰をあげてたまにするだです。これだけの研究成果をあげているのだから、無視はされないだろう、甘い考えですが、それでいいです。 経理の延長上の話でいえば、トップに立つ人間はよほど身を律する必要があります。わずかでも私するようなことがあれば、だれもそのトップを信用しなくなるでしょう。 理事のバックマン氏、ビンセント部長(副学長に予定)のふたりはみずからの子弟をこの沖縄大学院大学で勉学か留学かをしているのか、しようとしているのかの、未確認の話があります。なんどもなんどもはなしだけはかなりの数の人たちから聞いています。これが本当なら驚くべき事です。予算や人事の強大な権限を持つ人間が研究者にみずからの子弟の処遇をたのむなど金輪際やってはいけないことです。 これらがほんとうなら、学長の兄弟、プロボーストと副学長の子弟、と沖縄大学院大学のトップ3人が大学をそのレベルで私していることになります。ぜひとも、コンプライアンス担当副学長には調査権限を使って明らかにして事実を公表して欲しい。 つまり兄弟の客員教授については、だれが推薦し、だれが審査し、誰が決めたのか、そのうえで学長がなぜそのような人事をしたのか、その理由を聞きたい。プロボーストと副学長の子弟については、なにが真実であるのか、いかなるプロセスを経てどのようになったのか、ぜひ公表してほしい。 新大学院、まもなく大学院生の公募、入学試験が始まります。全員給費性になるのですが、沖縄出身の学生がいるのか、そもそも日本人学生はいるのか、その選抜の公平、公明、透明性も含めて、多くの日本国民が注意深くみるのに、トップ三人がこのような問題を抱えているのです。
by yanagidamitsuhiro
| 2011-11-10 06:37
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