生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

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2019年 06月 02日

脱皮、その後 そしてフワフワの日本

少し前ですが、脱皮したいと書きました。あまり日も経ってませんが、なんか脱皮しつつあると自分では感じてます。実際、体の3分の1くらいはもう新しいのに変わった感じでして、脳の方はほぼ完全に新しいものになった様な気分です。感覚的にhホントです。
でも信じる人は周辺にいない様ですが、でも当人はそう感じています。
さて、これが事実としてこれから証明できるのか、どうか。ちょっと怪しいかも。

閑話休題。
世界も日本も不安定です。しっかりした不動のものが見当たらないようです。
日本ではフワフワ感が特に蔓延しているのではないでしょうか。
でもそれは社会で起きている「真相」を単に知らないからではないでしょうか。

時代そのものが激しく動いているのに、従来の方式で特別に何も準備もせず、対応もしないで、時を稼いでいると大きな破綻が未来にぱっくり口を開けて待っているのではないでしょうか。
80−50問題として随分長いこと論じられ予想されていた問題が局部的に爆発しているようです。
家庭の中にこれまでしまわれていた、引きこもりの子供達の一部が50歳代になっています。その数はこれからどんどん増えると。
最近、その一人が、ある日の朝突然凶暴な殺人者として子供達が待つバス停に出現して、わずか10数秒の間に二十人近い人たちが殺傷される事件を引き起こしました。世界的なニュースとして扱われるのも当然かもしれません。本人は自らを同じ刃物で自殺したというのですから、言葉が出てこないくらいに暗い事件です。救いはどこかにあるのでしょうか。
わたくしはかつて同級生であった一人が、メディアインタビューにこういうことが起きても全く驚かないという返事をしているのを聞いて、心底から驚愕しました。本当なら真に恐怖です。

官僚のトップである、次官を務めた方が子息を殺したという報道も真相はわかりませんが、根っこで繋がる事件のようにも思えます。体面を一番気にする、元官僚トップが行う犯罪としては感覚的に最も遠いものです。
でも一度起こればこれから類似のことが続々と起きるのかも。



# by yanagidamitsuhiro | 2019-06-02 17:33
2019年 02月 05日

脱皮したい、を行動に移す

前回、脱皮したいと自分の気持ちを書きましたが、その気持ちがだんだん形になって心の中で成長してきています。
よくよく考えてみると、若い時のようになりたいという漠然とした気持ちが強くなると当然のことながら、若い時のことを色々思い出しています。
その時のように今生活するのは不可能に見えますが、でも気持ちだけでもそうすることは可能ではないか、と思い出します。気持ちだけそうなって、脱皮したいという気持ちを行動に移すとなると何ができるのか?
そこのあたりに具体的な行動のプランを考えています。
考えるだけでも楽しいので、計画倒れになるかもしれませんが、それでもいい、今年の終わる頃にはニンマリ笑えるようになりたい、そういう気持ちです。


# by yanagidamitsuhiro | 2019-02-05 10:17
2019年 01月 21日

世界、日本とわたくしの変調

私の近傍では色々なことが起きているのですが、長いことブログを書いてないことに気がつきました。
ツイッターはまだぼちぼち書いているのですが。こちらの方は140字で一区切りなので書きやすい。
しかしブログのほうは少しまとまらないと書けない。
私の場合はのんびりヒマという時間があまりというかほとんど無かったのでしょうか。
ともあれ、何か書かないと思って書き出しています。多分尻切れ蜻蛉で終わると思う。

さて2019年は誰もが大変な年になるだろうと言ってます。
どうしてそういうのか、やはり米国の変調が第一の原因か。
米国が中国を攻め立てた状況が続いて、世界の景気が変調し、米中関係の変調によってあちこちおかしなことが起きてます。
特にカナダなんかは随分とばっちりを受けているようですが。でも一方でカナダは国家として大麻を公認したのでカナダ詣での人たちが増えているとも聞き、これからカナダ発のニュースが増えるのかもしれません。
日本ですが、韓国とはどうも剣呑な関係にどんどんなりつつあるようです。
やめてほしいのですが、やめる気配が見えてきません。
それから、ロシアとの関係、なんか暗いですね。
でも内閣は前のめりのようですが、多くのわが国民は白けているのではないでしょうか。
ただ日露関係に玄人筋の間では安倍首相の打つ手は大変よろしいという、意見を見たり読んだりするので、これについては私はとりあえず玄人筋の意見が本当なのかどうか期待感を少し持って見ています。
問題のブレグジットBrexitですが、どうなるのか関心は深いです。日本などより外交などははるかに巧妙と思っていたあの国がこんな風に混沌化するとは。
なんかティーンエイジャーみたいに。
この辺りの様子が世界の変調という予測の説得度の高さになります。
一方で、九十七歳だかの英国殿下が車を自ら運転して、車が横転する事故を起こしたとか、しかもその数日後にはまたまた運転していたとか。
なるほど変調には、破茶滅茶の重層音が混ざっているのが今の世界の基調なのだなと感じました。

それでこの間、お正月の時に、私の愛するセカンドハウスに行った時も、変調と破茶滅茶の兆候がないかゆっくり丁寧に見回ってきました。
一応兆候はないと思いました。
ただ、長年、隣地の持ち主と思っていた、Xさんが実はそうではない、と新たに聞きそれじゃこの隣地は誰が持っているのか、この15年間一度も地主さんの気配がなかったのに。と訝しく思っています。
わたくしにとっての2019年がどうなるのか。皆目わかりません。予想はありますが、わかりせん。
ただなんとなく、脱皮したいという気持ちが強くなっています。
この年齢で脱皮できるのかどうか、葛飾北斎を師と思って微かにでも見習いたいものです。



# by yanagidamitsuhiro | 2019-01-21 17:07
2018年 10月 07日

台風24号、25号、疲れました

きょうは台風25号も二日ほど前に去って、最後の後遺症も約30分前に解消して身も心も軽くなりました。
最後の後遺症とはなにかといいますと、家庭で入れている光ネットのWIFIが使用できなくなり、また電話(使わないのでダメージはないが)も全然だめ。
24号が我が家の至近距離を通過した29日以降まったく使用不能でしたが、これが復活しました。
こころから、やれやれ、といいたいです。
指折り数えますと、あしかけ9日間もネットについてはダメでした。
住んでいるところがもともとネット環境が悪いので、NTTの光ファイバーにしたのですが、あのキーンと鳴った夜間の風ひどい時に沖縄の広い範囲でファイバーが破損したらしいです。
らしいというのは、沖縄メディアも報道しないし、NTTもつながるのには相当かかるとしか言いませんし。他の業者さんから聞こえてきました。後は想像です。
それでしかたなく、休日もラボにいって、ネットが必要なものをまとめておろしたりして。
困るのはドロップボックスがセイブ出来ないので、パソコンをラボに持って行かないと。携帯のほうはAUですが微弱な電波を拾ってましたので、なんとか家でもメールは読めました。
そんなこんなで、困った9日間、やっと終わりました。
ただ、ラボでは、電気こない、水来ない、店にいってもほとんどものが無い、ので風呂も炊事もろくろく入れないし、出来なかった人達が何人もいました。

どうしてそうなる運の悪い人達とならない人達がいるのか、沖縄七不思議と聞いてます。
わたくしのところはまったく不思議に電気も水もずっと出ました。
非常に珍しい一角のようでした。

ともあれ、沖縄生活というかどうも最近では日本全体が生活自体いろいろ難しい問題が日常的におこることが多いようです。

そういうのは、不思議なのか、当たり前なのか、正直ちゃんと判断出来ません。また、メディアもfakeとかなんとか言ってますが、肝腎な情報を拾って伝えてくれることが極めて稀となりました。
中身の薄いジャパン生活ですね。



# by yanagidamitsuhiro | 2018-10-07 17:59
2018年 09月 02日

さくらももこさんを哀悼します。

さくらももこさんがお亡くなりになりました。
漫画ちびまる子ちゃんの作者です。わたくしも沢山の読者のひとりとして、心から哀悼したいとおもいます。
わたくしは格段に熱心な読者ではなかったのですが、でもちびまる子ちゃんのお顔とアニメで聞こえるまるこちゃんの声は日本の社会に欠かせないもので、まだまだ何十年も作者と共に活躍し生き続けるものと思い込んでいました。
ですから、さくらさんが乳がんでお亡くなりになったという記事を見たときには目を疑ったものでした。
そんな話は聞いてなかった、気配も何もまったくなかった。なにもいわずにあの世に行ってしまうとは。じわじわと一人の読者としての悲しみが、かなり深いものが湧いてきました。ほんとうに残念です。
もうすこし色々なまる子ちゃんのエピソードを通じて作者のことを知りたかったでした。

その後いろんなひとがさくらももこさんやちびまる子ちゃんについて書いたものを読みました。印象的なのはだれかが、あの簡単そうな顔は、さっと描けるのではまったくなくて下書きを丁寧にして描いて、時間をかけてかき最後は下書きを消しゴムで消すというものでした。
そうなのかとつくづくまる子ちゃんの顔を見たものです。

中森さんと言う批評家の言葉に頷きました。
手塚治虫が昭和を代表する漫画家であるなら、さくらさんは平成の時代の精神の最良のものを示し続けたというものす。この方もファンなのでしょうが、おなじファンの一人として同感です。
平成は30年続いてよく失われたという冠がついたり、嬉しくない犯罪などもいろいろありましたが、でも平成の時代は日本人が芸術や学術やスポーツに一心不乱に励んだ時代なのだとわたくしは思っています。
時が経つとこの時代に日本の文化と社会は一斉に花ひらいたと後世認識されるでしょう。アニメ文化や漫画文化ばかりでなく、社会のさまざまのところで花ひらいたのです。
この時代が終わったら哀惜の念をもって思い出されるのが「平成の時代」であるにちがいありません。
元号はやたらに捨てたりしてはいけません。日本人の共通感覚、深さ浅さはあれ、大切な感覚です。

天皇皇后は来年平成の時代の終わりの言葉をわたくしたちに告げるのでしょうが、平成の時代の平和を両陛下と共に日本人は堪能したと思えるのです。
そういうかなりのつらさも伴った平成の時代に、ほんとうに生き生きとしていたちびまる子ちゃん、100年くらいは生きそうだったのに残念ながら次の時代にもはや新作を見ることができません。
とても残念です。
でも、平成の時代のちびまる子ちゃんと形容する必要はなくなりました。これから未来ずっとちびまる子ちゃんを見ると平成の時代を懐かしく思い起こせる存在になるのかもしれません。
サザエさんで戦後日本の時代を思い起こせるように。

ちびまる子ちゃんはアジアで人気の漫画だと聞きます。
彼女の精神風景はアジアの社会でのすぐれたものとして共有されていけるのかとおもうと嬉しいですね。
ちびまる子ちゃんはコスモポリタンのようですが、やはりアジアでは容易に理解される子のようですね。




# by yanagidamitsuhiro | 2018-09-02 15:45